第4話 アイドルは婚活なのよ✨😜✨💕

「CDを千枚以上買ってくれたダーリンには、夢のような合体ジョイント付きラブホ優待券が贈呈されるわ!!」



「ぬうゥ……ヾ(*’O’*)/ ジョイント付きラブホ優待券ッてェ!!

 なんじゃ、そりゃァーー!!

 ただの新手の風俗商法じゃン」



「あァら……、夢のようなジョイントなのよ。ダーリンもCDを百枚、千枚と買って【エッチC隊】とイチャイチャしてたのしみたいでしょ!!」

 微笑んだままボクの下半身へ手を伸ばしてきた。



「百枚、千枚ッて、どんな如何いかがわしいマルチ商法じゃァァーー!!」

 とっさに腰を退き美少女の手を避けた。



「おバカさんねェ……。マルチ商法なんかじゃないわよ!!

 ただのなんだから.( ꈍᴗꈍ)!!」

 ニコニコと微笑んで、全く悪怯ワルびれた様子はない。



「どんな開き直りじゃァ……(>0<)!!!

 自分で詐欺商法ッて言うな!!」



「大丈夫よ。だいたい何千枚も買ってくれるダーリンは漏れなくパパになって専属契約をわしてくれるから何の問題ないわ!!」



「どこが問題ないンだよォ……ヾ(*’O’*)/

 問題、山積さんせきじゃァーー……!!

 なんだッ。専属契約ッて、ただの愛人じゃン!!

 それじゃァ、パパ活だろうがァーー!!」



「違うわ!! パパ活じゃなくッて、ただの新手のA○B商法じゃン。

 たいていのアイドルなら多かれ少なかれやってる事よ。

 なんら問題ないわァ.(. ❛ ᴗ ❛.)!!」



「ぬうゥ……(ʘᗩʘ’)!! 問題ありありだよ!

 A○B商法ッて言うな!!

 そんな危ういマルチ商法的な地下アイドルは今すぐ辞めろォーー!!

 絶対、どっかから訴えられるぞ!!」




「おバカさんねェ……(。•̀ᴗ-)ノ.☆゚.*

 みんな騙されているとわかってやってるンだから、詐欺にはならないのよ!!

 だって、アイドルは体裁ていの良い婚活なのよ!!」




「ぬうゥゥ……(;ŏ﹏ŏ)!! 婚活ゥ?!」

 なんだ。それは。







☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚

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