同性婚が認められていない現状では、パートナーと死別した同性カップルが抱える問題は多いですよね。真摯に同性婚の問題を社会に訴える良作でした。

追記
同性パートナーシップ制度も、結婚を認めた訳じゃないんですよね。やはり、きちんと国の法律で認めて貰わないと。海外で結婚をするというのも、今はコロナで難しいですよね。言語も文化も違う土地での結婚生活を送られている方たちは本当に凄いなぁと尊敬しています。

ああっ最後はそうなるのですね。

二話目で「夢オチかーい！」と思っていたら三話目で現実になってしまいました……。
歳の差があると、どうしても死ぬこととか残されることとか或いは残して逝ってしまうこととか考えてしまいますよね。

急性の病気って言うのは防ぎようがなくて、でもある意味でそれが救いにもなるのかもしれないと、ちょっと不謹慎なことも考えてしまいました。だって、その死に方ならアオイさんが自分を責めるようなことはないわけですから。ツカサさんはもっとアオイさんのそばに居るべきでしたけれど、でも彼を自責に追い込まない死に方だったんだなあと思いました。

まさか何度か見た夢が、現実の予行練習になってしまうなんて。

第２話の、病院が言うところの『家族』に認められていないという部分が印象に残りました。
どんなに想っていても、決まりだからとこういう時に側にいてやれないのは、とてももどかしく思います。
人の目も、法律も、少しでもいいので理解のある方向に変わっていってほしいです。

正夢になってほしくなかった。

同性愛への理解は少しずつ広がってきてはいますけど、偏見もあって法整備もまだまだですよね。
だけど難しくても、ツカサは最後まで自分の生き方を貫いたのだと思います。どうかそんな彼との思い出を胸に、生きていってほしいです。