第37話クロちゃん危機一髪

迷い猫生活・・・16日目

この日は、僕にとって大変な事が有りました。

順調に南に向かい歩き続けていた時です。

ある人と出会ってしまったのです。

その人とは野良犬や野良猫を捕まえては虐待する人に間違いありませんでした。

僕たち犬や猫は鼻が利きます。つまり血生臭い匂いのする人は、わかりました。そこで、僕はその人に、距離を取りました。なるだけ捕まりたく無いためです。でも、その人は、あの手、この手で僕に近づこうとしています。ご飯を出したり、色々として来ました。でも、僕は怪しく思い、近づきませんでした。するとその人は、僕に網を、被せようとして来ました。それを、僕はヒラリ交わして逃げました。すると、その人は、僕を追いかけて来ました。僕は、必死で逃げました。でも、いつまでも僕を、追いかけて来ます。そこで、僕は逃げる為に、知らない人のお家に、逃げ込みました。すると、その人もその人のお家に入ってきました。・・が次の瞬間です。

「なにしょんじゃ(何してるのだ)」

「嫌・・猫が」

「お前が、動物虐待しよんは知っとんぞ(知っているぞ)」

「警察呼ぶけん(から)待っとけ」

それからその人が、どうなったかは、わかりませんが、当時も動物虐待は合った見たいです。でも、僕は、そのおじさんのおかげで、助かりました。本当はおじさんお礼が言いたいけど、言葉が通じないので、夜が来て、そのお家を後にしました。


迷い猫生活・・・17~20日目

どれだけ歩いた事だろう。喉が、渇きお腹は減り、休みながら歩き続けてある坂を上りきったその時です。

・・・・最終回に続く


次回ついに最終回です🐱

にゃんとも言えません。

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