第27話・・クロちゃんの出産
いよいよ、子供が産まれる時が、来ました。時間は、覚えていないが、夜中だった記憶がある。夜ご飯があまり喉を通らずに、いつになくそわそわ、イライラが来て、もう、産まれると思いました。陣痛も、来てました。僕は、ご主人様に隠れて、産む場所に向かいました。僕たち、猫は、あまり見られると、興奮します。猫さんによって、それぞれですが、でも、僕は、恥ずかしいので、隠れて、産む事を決めました。産まれたら、ご主人様に、見せにゆく予定ですが・・・・
ついに、その時が、来ました。破水した後、いつになく、痛い陣痛が、来ました。そして、一匹目が、産まれました。どんな色かは、覚えていません。続いて2匹目、3匹目、4匹目と産まれました。そこで、陣痛は治まりました。僕は、4匹の母になりました。陣痛が治まり、我が子を見ると、1匹目は、黒猫、2~4匹目は黒、麦(茶)、白の三毛でした。僕は、野良猫さんの子供を産む事が出来たと思いました。でも、僕たち猫は、とても臆病です。驚いたりすると、我が子を食べる猫さんもいるのです。猫さんにもよりますが、だから、いつ、ご主人様に教えようか迷っていました。まもなく朝が来ます。僕は、思いきって、朝一番で、ご主人様に教えようと思いました。産まれた子供は、皆女の子でした。ご主人様は喜んでくれるのか、心配でしたが、一匹を、口に加えて、ご主人様の所に行きました。すると、
「クロ、ついに産まれたか。」
と声をかけてくれました。僕は、子供たちのいる所へ案内しました。
「🐱ミャン・・ご主人様、こっちだよ。」
「クロ、教えてくれるのか?」
ご主人様が付いて来てくれます。僕は、ご主人様の家にある納屋に案内しました。
「クロ、4匹産んだんだな。」
ご主人様は、大喜びでした。僕は、子供たちに、お乳を飲ませながら、子供たちの成長を温かく見守って行こうと、思う僕でした。
・・・・・28に続く
ついにクロちゃん🐱の赤ちゃんが産まれました。アイドルが増えたね!
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