第24話・・クロちゃんと野良猫さん
ある日の事です。いつもの様に、ノラ君と水辺で、遊んでいた時に起きました。近くで、懐かしい匂いがしました。その匂いは、とても、懐かしく、そして切ない匂いでした。ふっと振り返ると、とても、懐かしい、顔がありました。野良猫の彼でした。彼の姿は、益々悲しい姿になっていました。
僕は、彼に聞きました
「🐱ミャン・・どうしたの」
「🐱ミャー・・クロちゃんに会いにきた」
「🐱ミャン・・どうして」
「🐱ミャー・・最後に、クロちゃんに、お願いが、あつて」
「🐱ミャン・・どういう事」
「🐱ミャー・・僕が、生まれてきた証を残したい。」
僕は、意味が、すぐにわかりました。野良猫さんの子供を残すと言う事だと。
僕は、嬉しさと、切なさと、が戦っていました。そして野良猫の彼の顔が、涙で、見れませんでした。僕は、その時に決心しました。彼の子供を産もうと・・
「🐱ミャン・・じゃ、10日後、ここにきて」
「🐱ミャー・・わかった。」
彼はそう答えてくれました。近くには、ノラ君も、いました。ノラ君も、泣いていました。僕は、ノラ君に謝りました。
「🐱ミャン・・ノラ君、ゴメンね」
「🐱にゃー・・クロちゃんが謝る事ないよ」
ノラ君も、涙を流すほど、野良猫の彼の事を心配してくれました。辺りを見回すと、もう夕方になっていました。僕は、野良猫の彼とノラ君と別れ、家路につきました。家に着くと、ちょいとさんとジャッキー君とお話をしました。
「🐶ワン・・クロちゃん、よかったね」
「🐶くぅん・・お姉ちゃんおめでとう。」
「🐱ミャン・・ちょいとさん、ジャッキー君、ありがとう。」
そして、その夜は、なかなか、眠れませんでした。
「🐱ミャン・ノラ君ゴメンね。ゴメンね。」
と言いなが夜を過ごしました。
・・・・・25に続く
ついに野良猫の彼と結ばれる事になったクロちゃん🐱果たして・・・・
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