第10話・・クロちゃんの不安


あの野良猫さん達は、それか野良猫さん達は、溜め池の反対側に来ませんでした。

僕は一抹の不安が有りました。

それは、人の仕掛けた罠にかかり捕まったのか?

それとも他の何かがあったのか?

僕にはわかりませんでした。

「🐶ワン・・クロちゃん何かあったの・」

「🐱ミャン・・う~ん」

僕は、ちょいとさんに、相談しました。

何日もそのお友達が溜め池に来ない事。

そのお友達が昔ひとにいじめられている事などちょいとさんに言いました。

そうしたら、ちょいとさんがこう言いました。

「🐶ワン・・私達も野良育ちじゃない、でもこうして私達は良いご主人様に拾われて生活している。きっと大丈夫だよ。

いつか、逢えるよ。生きてるよ。」

「🐱ミャン・・そうだよね、生きてるよね。人は、悪い人ばかりじゃないもん」

僕は、ちょいとさんに相談して、気持ちが、少しだけ楽になりました。


そうだよね僕達ももとは野良育ちだもん。

それをご主人様が拾って育ててくれている。彼もきっと良いご主人様に拾われたんだと思うようにしました。

少しだけ寂しいけどしょうがないと諦めました

🔷🔷🔷

平穏な日々が続きました。

でもこの春に、ちょいとさんにある出来事がおこります。


・・・・11に続く


ちょいとさんに起きる出来事とは🐶

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