第8話・・クロちゃんお風呂との格闘

🔷🔷🔷

ついにその時が来ました。

「クロ、お風呂に入るぞ」

「🐱ミャン・・嫌だ~っ❗・・」

「そうか、嬉しいのか。よしよし」

やはりご主人様は、解ってくれませんでした。

僕は、お風呂場の扉をガリガリしましたが、扉は開いてくれません。

僕はじっとしていられず、走り続けます。

それを見ているご主人様は

「走りまわるほど嬉しいのか。ハハハ」

と言いやはり気付いてない様子です。

「さぁ、クロ、身体を洗おう」

とご主人様が言いました。

僕は最後まで抵抗しようと心に決めました。

ご主人様は僕の身体を持ち上げてお風呂に入れようとします。

僕は叫びます。

「🐱ミャン・・嫌だ~っ❗助けて・・」

僕は、ご主人様の身体に爪をたてたり、

ひっかいたりしましたがご主人様に敵うはずがありません。

「クロ、大丈夫だよ。温ったかいかい」

どんなにもがいても叫び続けても気付いてくれませんでした。

そしてついにシャンプーなるものをご主人様が僕に着けて来ました。

白い泡が僕の身体を包み込みます。

「🐱ミャン・・助けて、お願いです‼️」

「クロ、もう少しで綺麗になるからな」

そう言うとご主人様が僕にぬるま湯を身体中にかけてくれます。

僕はどうする事も出来ませんでした。

諦めかけたその時です。

ご主人様がタオルなるもので、僕の身体を拭いてくれました。

「クロ、お風呂から出よう。」

こうして僕はお風呂から出る事が出来ました。長い、長い、1日の終わりです。

お風呂から出たあとは、とても良い気持ちでした。それから、僕は、ご主人様のお布団の中で、眠りました。とても良い気持ちでした。

また明日はあの猫に会いに行こう。

・・・・・9に続く


クロちゃん🐱の1日はこうして終わりました(^-^ゞ明日は野良猫さんに会えるのか?

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