第8話・・クロちゃんお風呂との格闘
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ついにその時が来ました。
「クロ、お風呂に入るぞ」
「🐱ミャン・・嫌だ~っ❗・・」
「そうか、嬉しいのか。よしよし」
やはりご主人様は、解ってくれませんでした。
僕は、お風呂場の扉をガリガリしましたが、扉は開いてくれません。
僕はじっとしていられず、走り続けます。
それを見ているご主人様は
「走りまわるほど嬉しいのか。ハハハ」
と言いやはり気付いてない様子です。
「さぁ、クロ、身体を洗おう」
とご主人様が言いました。
僕は最後まで抵抗しようと心に決めました。
ご主人様は僕の身体を持ち上げてお風呂に入れようとします。
僕は叫びます。
「🐱ミャン・・嫌だ~っ❗助けて・・」
僕は、ご主人様の身体に爪をたてたり、
ひっかいたりしましたがご主人様に敵うはずがありません。
「クロ、大丈夫だよ。温ったかいかい」
どんなにもがいても叫び続けても気付いてくれませんでした。
そしてついにシャンプーなるものをご主人様が僕に着けて来ました。
白い泡が僕の身体を包み込みます。
「🐱ミャン・・助けて、お願いです‼️」
「クロ、もう少しで綺麗になるからな」
そう言うとご主人様が僕にぬるま湯を身体中にかけてくれます。
僕はどうする事も出来ませんでした。
諦めかけたその時です。
ご主人様がタオルなるもので、僕の身体を拭いてくれました。
「クロ、お風呂から出よう。」
こうして僕はお風呂から出る事が出来ました。長い、長い、1日の終わりです。
お風呂から出たあとは、とても良い気持ちでした。それから、僕は、ご主人様のお布団の中で、眠りました。とても良い気持ちでした。
また明日はあの猫に会いに行こう。
・・・・・9に続く
クロちゃん🐱の1日はこうして終わりました(^-^ゞ明日は野良猫さんに会えるのか?
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