第9巻 鞠の童子

 


 暑さが幾分柔らかいで来て、日が落ちてしばらくすると今この時の様にカーディガンなどを羽織る日もいくらか増えた。

 毎年毎年、卒業の時期とこの季節は遠野の本分とも言える行事がある。

 今年初めてそれに桃子が参加する事になった、詩織は自室で自分の準備を整えながら必要なやり取りを彼女としていた。


(オジサン来ないの?)


 最後にそれだけ来た。だが、明日からこの地方のいくつかの場所でやる事は、千年近く前から変わらない【封印】の確認作業だけで、それほど危険な事はないと返し、続けておやすみ、また明日と返した。

 

 詩織の言う封印とは遠野家が先祖から代々管理を引き継いでいる作業で、危険は無いハズだが大切な季節季節の行事である。

 だからこそ外様の天狛には声をかけないし、かけたとしても彼は来ないだろう。


 予定では最短で3日後、ここに帰ってくるだろう。ほとんど隣県一圏とは言えなにせ人里から離れていたり、今の時季は辺りが薄暗くなる寂れた街にポツンとあったりするので、日中以外は無理に行うべきではない。



「桃、ここで停めて」


 人家がポツリポツリと田畑に囲まれる様に集落があり、二人を乗せた車が細い道をゆっくり進んで、その脇にある何もない空き地で停められた。

 そこには道祖神が祀られていて、降り立ってすぐにそれらに挨拶する様に詩織は用意していた供え物を捧げて水を取り替えたりしていた。


「変わってるわねぇ、村って言うの?昔は皆こんなだったのかな・・」


 桃子は秋の色に変わりつつある田園風景を眺めてそう呟いた。

 遠目に見た時は人家がいくつかあり、目印の様に高い木に囲まれた場所は良く手入れされた神社であった。

 そして手を合わせる詩織に視線をやり、まさか自分達の祖先が代々受け継いだ封印とはこのなんの変哲もないお地蔵様なのだろうかと考えていた。


「・・違うわ、封印は神社の方。その前に管理してくださっている方の家にご挨拶してから行きましょう」


 桃子の考えが読めたのか、白い薄布に包まれた日本酒を自分が抱えて、神社に捧げる物は桃子に任せこの村の入口の様な場所に車を置いたまま歩き出した。



「まあ、遠い所までよくいらして!」


 そう、農家特有の姿の高齢な女性が迎えてくれた。


「ご無沙汰しております、お元気そうで良かった!・・これ、おばあさまからです」


「・・こんにちは」


 詩織は学生の頃から祖母に連れられて、この封印巡りをしているのだろう。

 隣で懐かしむ様な笑顔で持参した品々を手渡しながら、会話を交わす詩織はすでに顔見知りであったのだが、自分はどうした物か思案した桃子は、初対面なせいかぎこちなく挨拶するしか出来なかった。


「あらあら、いつもすいません・・あ、今お茶を!ヤダ、何も用意してませんから」


 そう言って笑いながら、二人に家にあがる様に言って自分はバタバタと台所に歩いていく。




「高畑さんのお宅はね、長い間この場所で神社を掃除したり、今まで色々協力してくださってるお家なの・・」


 居間に通されるなり、ちょっと!と問いかける桃子に、詩織は遠野一族の歴史の片鱗を語り始めた。

 詩織曰く、元は今の天狛の様な立場の人だったりが紆余曲折あって派遣されたり、地元の人と縁が結ばれたり様々な立場の人々のネットワークが形成され、自分の仕事を支えてくれていると説明した。



「へぇ〜、ウチってやっぱり深いわよね・・あ!」


 桃子は理解してくれたのか、良くわからないまま運ばれて来たお茶とあんこが垂れ落ちたぼたもちに歓声をあげていた。


「さあさあ、遠野のお嬢様もおあがりになって!田舎のオヤツですけど・・」


 そう急かされて、詩織は微笑んでナイフの様な竹の菓子切を使って4等分にして、まずお茶で舌を流してから口へ運んだ。


「美味しいです・・」


 不思議だが、これだけ乗ってもあんこは重たく感じない甘さで、見た目とは裏腹に上品である。

 ぼたもちは彼岸も近いこの頃、お供え物として供される品でもありその名前は牡丹に由来すると言う。

 なにも用意が無いとこの農家の老夫人は語っていたが、そんな事は無い。遠野もこの協力してくれる人々にも、そう言った時季だと言う事なのだろう。





「・・でねぇ、それがまたもぅ大変で!」


 二人は食べながら退屈ではないがそこまで意味を持たない世間話を聞いて、お茶で口に残った甘さを流し込んで一服落ち着いた所でそろそろお参りに、と切り出された。


「ちょっと待ってねぇ、今包みますから」


 そう言ったあの農家の老夫人はまた台所へと消えて、二人は先に靴を履いて庭で待った。



「そりゃ3日はかかるわ」


 行程に地元の人々とのコミニュケーションを含めていなかった桃子は、実際に付いて来てみてやっと理解した様に言葉にした。

 3時間ほど前にたどり着き、時刻は午後4時を過ぎていた。


「美味しそうに食べてたね」


 珍しく、桃子を茶化す様に詩織は笑った。端から見てそんなに気に入った様子だったのか、と思うが実際食べるのが早かった。

 桃子は品性でやや詩織には劣ると自覚があるので、コンプレックスを刺激されると気位では負けない彼女は少し素っ気ない返事だけをした。


「さあ二人とも、行きましょうね」


 あの夫人がやっと出てきて、彼女のペースでゆっくりとあの特徴的な高木に囲まれた神社へ向かった。

 其処は飾り気はあまり無いが、良く手入れはされた小綺麗な社で時間が静止した様な、不思議に懐かしさや安心感すら覚える空間であった。

 奥にある御神体であろうか、大きな岩が微かに見えてそれを囲む様に神殿が建てられている。

 一見、日本の何処にでもある神社と変わらない気もするが、何かしらの封印の場所、と言われれば確かにそれを感じられる雰囲気は肌に伝わって来る。


「はい、これでよし」


 あのぼたもちを広げ、酒の一升瓶を捧げて老夫人はそう言った。三人はただ、普通にお参りしお供え物をしているだけとも取れる。

 だが、遠野に取っては異変がないか監視しているに過ぎ無いので、特に問題はないのであればそれで確かに「よし」なのである。


「それでは、また来年の春に・・どうかお元気で」


「ありがとう、おばあちゃんのぼたもち本当に美味しかった!」


 詩織はどこか形式的に、桃子は自分の心のままの挨拶を、車の側まで送ってくれた老夫人に伝えた。


「・・はいはい、運転気を付けてね!」


 そう言うと、桃子に包みを渡してくれた手はいつまでも見えなくなるまで手を振ってくれていた。




「きっと、さっきのぼたもちね。桃ったらあんなに食べるから!」


 そう言って、詩織は可笑しくなってフフッと笑った。


「・・ちょうだいったってあげないから。おばあちゃん、私にくれたんだし!」


 そう言って、少し腰の折れた小柄な女性にしては普段の生活の逞しさを感じさせる、あの力強い手を思い出した桃子は、素敵な時間だったなと反芻して詩織の小さな笑い声に自分も声を出して笑ってしまった。

 そして広い道に出るなりアクセルをぐっと踏み込んで続けた。


「ちょっと急ぐわ、いくら親戚でもあんまり遅くなったら悪いじゃない?」


 夕暮れ時になって、二人はやっと宿泊先を提供してくれる親戚宅に向かって走り出した。




 毎年、正月とお盆はよほどがない限り向こうが来てくれて、彼岸の時季には遠野からこの親戚宅に誰かしら顔を出す。

 もう遠野本来の仕事とは縁のない世俗の人ではあるが、親戚付き合いを兼ねて二人は大叔母の家を訪ねていた。


「そう、大きなったねぇ」


 もうすっかり食事時にお邪魔した二人を一家は歓待してくれ、わいわいとする食卓に案内されるなり、かれこれ四年は同じ言葉を大叔母は掛けた。


「もう!お正月から私、変わってないわよ」


 呆れた桃子に、詩織もこの一家の面々も笑った。

 テーブルには鶏肉の水炊きと言う鍋の一種を中心に、心尽くしの手料理が並んでいた。


「はい、まつりちゃん、とし君・・」


 詩織は皆に感謝を延べた後、そう名前を呼んでまたいとこ達になにかお土産を渡していた。

 桃子は道中で何を買ったか聞いていたが、女の子が喜びそうなちょっとした小物とこれからやってくる冬に良さそうな帽子が包まれていた。


「ありがとう、詩織お姉ちゃん!」


 そう声を揃えて言われると、桃子達姉弟がいつも羨ましかった詩織は嬉しそうに笑った。


「ほら、後で!後で被って!・・ああ、二人ともほら、食べて!たくさん食べてくださいね?」


「遠慮せんでね?」


 来客に興奮するまだ幼い二人と、食事の世話に父親や母親は手を焼きながら詩織達にも温かい気遣いをしてくれる。

 あまりに賑やかで、こう言う場では詩織は昔からいつも憧れと同時に、今は孤独な天狛を想っては、彼にも自分にもこんな風な場所が出来たらどんなに幸せだろうと思いを馳せていた。



その頃、天狛は・・


「美味いよな、イワシ缶は!」


 そう自宅で一人、炊きたてご飯に缶詰めをぶちまけると刻んだしその葉にごま油を垂らしてかき込んでいた。

 幸せの形はそれぞれなのか、知らぬが仏なのだろうか。




 賑やかな食事が終わり、子供達に4人でやろうやろうとせっつかれてゲームをしたりして、まだ二人ともっと遊びたそうな子供達に後ろ髪を引かれながら、詩織達は風呂も馳走されてやっと一日が終わろうとしていた。



「ねぇ、アンタさ・・あのオッサン、本当に好きなの?」


 用意してくれた部屋に布団が敷かれていた。それに包まれて眼を閉じた頃、唐突に桃子は確認するかの様に切出して、どうなの?と付け加えた。


「・・私、私は」


 そのまま黙ってしまった詩織に、桃子は色々言葉を並べた。


「あのオジサンさ、アタシももっと若いと思ったけど、リアルな年齢聞いてビビったわ・・それにまあ愛想も金も学も無い無い無い、粗野で野蛮人で・・まぁ、顔はちょっとはいいけど、髪型もダサいし」


 ありとあらゆる罵詈雑言を集めてみたが、仮に結婚相談所に天狛が登録したら女性からの評価はそれで妥当かもかしれない。

 桃子が一番ネックだと思ったのは年齢で、まさか自分達から干支を軽く一周してまだ少し離れているとは思わなかった。

 昭和が遠い昔、変なファッションで懐古番組に出てくるブリブリのアイドルが歌う時代と言う認識しかない桃子には考えられない事だ。




「天狛さんは・・私を守ってくれるから」


 詩織の言葉をしばらく待っていた桃子に、そう言った後おやすみと彼女は続けて、眠ってしまった。


「ふぅん・・」


 溜め息とも、感想とも取れる吐息を最後に会話は終わった。

 詩織にそんな事を聞いたのは、桃子の本能が天狛を魅力的に捉えているのを無自覚に感じていたからでもあるが、何よりこの隣で寝たふりしている姉妹に等しいいとこの奇妙な恋を今は同じ女として、少しは応援してやろうと言う気持ちになっていたからだった。



「でも、あんなのが親戚になるのは気持ち悪いわね」


 そう言って、桃子も眠ってしまおうと枕を抱いた。

 




 翌朝、二人は迷惑にもなるし、自分達も道中まだ先を急ぐ身。早くから布団を畳んで、起きていた大叔母達に出発の挨拶をして親戚宅を出た。



「桃、ちゃんと眼を開いて・・」


「ハイハイ・・」


 そう言うとすぐに大きなあくびをして、車は走り出した。

 今日だけで出来れば3箇所巡りたい。特に難所でも無いが、場所に寄っては自分達には難儀な所もある。


「今の季節は草がたくさん生えてるから、周りだけでもむしって掃除からしなきゃ」


 なるほど、詩織の説明で何故スコップやら作業用の革手袋が荷物にあったかわかった。


「やっぱりオジサン、連れて来たら良かったじゃない!」


 桃子が彼に何をさせようとするかすぐにわかったが、 昨日の様な所に天狛が来るワケがない。そう詩織が言うと桃子はすぐに言葉を返して来た。


「車で寝てたらいいのよ、ウチの下男なんだから!」


 もちろん、冗談だろうけれど桃子は本当にそう思っていてもおかしくは無いと詩織は苦笑した。

 ただ、少し天狛の話をする機会が多い事に、詩織の心は幾ばくかの不安もあった。




「早く済ませよ・・」


 この時期、正午にもなるとまだまだ暑い。二人は誰からとも無くそう言うと、スコップで草を掘り抜き、どちらともなく草を集めて重ねていく。

 ここは見晴らしの良い峠の脇にある小さな碑の様な、探さ無ければ誰も気付かない様な場所だった。


「やっと、ある程度は片付いたわね!」


 桃子は汗を拭うと、手袋を投げた。


「キャッ!」


 ここはお線香も使うと詩織は言って、それを取り出して火を付けた時、悲鳴があがった。


「なによ〜びっくりするでしょ?ただのカエルじゃない・・!」


 そう言って、詩織を退かせて線香を一本摘まんで小さなカエルの顔を突いた。

 桃子に顔を突かれて、眼を閉じたり開いたりして、やっとカエルはぴょんと跳ねて草むらに消えてくれた。


「・・ごめん、私」


「ああ、いいからいいから早くして次々行こう・・」


 桃子がまだ言い終わらない中、小さな歌声が二人の会話を割いた。




 通りゃんせ・・通りゃんせ・・


 ここは何処の細道じゃ・・


 天神さまの細道じゃ・・



 それは、澄んだ少女の声で少し、少しと大きく、また近づてくる様に感じられた。

 不可思議な事であるが、こんな開けた場所で反響している様にも聞こえている。


「・・なに?」


 二人が警戒して辺りを見渡すと、彼女らから少し離れた草が左右に倒れ始めた。

 その宙空に丸い物体が突如現れ、落ちては跳ねるをしばらくだけゆっくり繰り返した。


 ちょっと通してくだしゃんせ・・


 御用のなき者通しゃせぬ・・


 姿無き歌はまだ続く。これは古いわらべ歌の「とおりゃんせ」で、一説には関所の行来の難しさを歌った物だと、詩織は何かで読んだ記憶があった。


「誰なの!?」


 その桃子の問いに、声の主は遂に姿を晒した。


「そなたら、遠野の末裔か?」


 ひとりでに浮いていた鞠の下、突如現れた少女はそれを手に止めて二人に話かけて来た。

 姿は人間のようではある、だがその深い黒々とした眼差しを見れば、この世界をいくらか経験して来た二人にはとても人には感じられなかった。


「だったらなんだって言うの!」


 桃子はすぐ腰にぶら下げていた二対の扇子を取って開いた。もちろん只の扇子ではなく、特殊な金物を仕込まれた鉄扇である。

 いざという時の為に携帯していたのが幸いした。


「なっ!?」


 鞠がなんの予備動作も無く、目の前に来た。なんとか反応して、扇でそれを払う。

 鞠は地面に跳ね、3つに増えて跳ね周り始めた。


「詩織、アタシが言ったら車へ・・キーはおしりの左!」


 桃子の叫びは、キーの収まるポケットの場所と自分だけ逃げるようにという意味であろう。


「車・・私、弓持ってくる!」


「それより、おばあちゃんに!」


 二人が話している間に、鞠は6つ、9つと増えて行く。どんな能力があるのかそれすらわからないが、一つわかっている事は何人たりとも通さぬと、跳ね回る鞠が今二人を囲んでいる事だ。


 桃子は一つを開いたまま防御に回し、片方打撃に使う為に閉じて突貫する。彼女の戦い方のスタイルは先手必勝のそれで、迷いなく鞠の持ち主である少女に向かって行った。



「避けた!?」


 丁度自分の腹の位置にある頭を振り抜いたつもりが、まるで煙でも打った様に手応え無く消え失せた。


「今!」


 少し狼狽した桃子の後ろから抜けて、車へ走る詩織。そこにまた歌の続きが響いた。


 このこの七つのお祝いに

 

 おふだを納めにまいります


 いきはよいよいかえりは怖い



 あの鞠は一定のリズムを止め、二人に向かって跳ねて来る。桃子は身体を張ってそれを止めようと腕を動かす。


「・・このッ!」


 渾身、叩けば鞠そのものは破裂なり割く事は出来た。だが数故に捌き切る事は難しい。

 だが、何かおかしいと桃子が感じていた事はそれがぶつけられても自分にも詩織にもダメージらしいダメージを与える力が感じられないのだ。


「玉遊び、付き合ってられるか!」


 後の残りを打ち払う桃子、だが歌がまだ聞こえ続けていた。



「こわいながらもとおりゃんせ・・」


 それは頭上から確かに聞こえ、二人は顔を空へ向けた。あの着物の少女は、抱えた鞠を歌の最後の一節が終わるや両手で押す様に投げた。


「なにを・・?アンタ、一体何者なの!あの化け蟹の時だって」


 鞠は桃子の叫びと交差する様に詩織の後ろの地面を叩いて、ただ消えた。そして、少女の妖かしはまるで空から一段飛び降りるかのごとくふわりと地面に降り立った。



「遠野の者、赦しはせぬ・・決して赦しはせぬ!」


 あの背筋を舐められた様な寒気のする視線を二人に向け、少女はまた消えた。




「なんなの・・アイツ!何がしたいのかもわからない!」


 桃子のまだ興奮したままに発した言葉も無理からずで、人外の事は人知に計り知れない事は多い。

 ただ自分達、延いては一族郎党全てに憎悪を向けている事は良くわかった。


「桃、追ってはダメ・・」


 それが難しいのは、やりきれないままに桃子もわかっていた。だから、頭を切り替えるしかない。


「・・わかってる、次は捕まえてやるから!詩織、大丈夫なの?怪我は?」


 詩織はその気遣いに首を振った。理解は難しいが今のところは特に問題が無かった。





「・・一度、戻ろう?おばあさまや天狛さんに相談しないと」


 まだ二つ、目的の半分にも満たないが改めて出直す他ないと詩織は判断した。


 それは、今のこの言いしれぬ不安が彼女自身の身体を鈍く、重たく感じさせていたからかもしれない。




 

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る