運命の分かれ道 Ⅰ



 くたくたになったので、ダンジョンブローカーのお店に戻ってきました。

 ここは椅子と机があるから休憩するのにちょうどいいのよね。

 

「俺の店は休憩所じゃない」

「お得意様でしょう。優遇優遇」

「お前を殺して、その『ムゲンハイール ver5.0』を奪った方が経済的っていう話するか?」

「しません。言っておきますけど俺はそれなりに強いですよ。それに速いです。確実に当てますし、なにより」


 ルビーのブローチを見せつける。


「Aランクです」

「ふん。Aランクのブローチにしちゃ、やたらつるつるだ。なりたてだろうが」

「……」

「侮ってるわけじゃない。財団の眼は確かだ。Aランクにはバケモノのような探索者しか選ばれないのは知っている。下手なことはしないさ」


 そう、それは結構。

 正直、ブローカーS氏さめっちゃ強そうなんだよね。

 顔もいかついし、体でかいし。

 ウシジマくんを前にした債務者の気分ってこんな感じなのかな。


「そうだ。赤い犬に会ったんですけど。なにか知ってますか、赤い犬について」

「怖い話か?」

「いや、赤い部屋じゃなくて」


 俺はさっき起こったことを話した。


「それは元チーバくんだな。Aランク60位だが、その実力は底知れないと言われる奇妙な探索者だ。千葉県だけを活動範囲にしている。千葉にダンジョンが出現した時だけ、ちょろっと探索者するだけの存在だが、その働きは本物だとされる。順位のわりに奇抜過ぎて名前はやたら有名だ」


 元チーバくん?

 財団SNSで公式に拡散されてた人じゃん。


 あんな狂った感じだったのにSNSできたのかよとか、同業者ぼっこぼこにしちゃったよとか、入口戻っていったけど、俺の事めっちゃ悪く言われ告げ口されるんじゃないか、とかすごく色々なことが脳裏をよぎりますねぇ。


「Aランクの同業者をぶっ倒すなんて、お前イカれてるな。気にいったよ」

「いや、あんたに気に入られても、ちょっとって感じですけど」

「ビジネスパートナーだろう? 仲よくしよう」


 ステータスを開く。


────────────────────

 赤木英雄

 レベル146

 HP 14,205/22,523

 MP 1,523/3,740


 スキル

 『フィンガースナップ Lv5』

 『恐怖症候群 Lv8』

 『一撃 Lv6』

 『鋼の精神』

 『確率の時間 コイン Lv2』

 『スーパーメタル特攻 Lv6』

 『蒼い胎動 Lv2』

 『黒沼の断絶者』

 『超捕獲家 Lv3』


 装備品

 『蒼い血 Lv3』G4

 『選ばれし者の証』G3

 『迷宮の攻略家』G4

 『アドルフェンの聖骸布』G3

 『ムゲンハイール ver5.0』G4

 『トラップルーム 湖』G3


────────────────────


 ここでゆっくりしているだけでHPが回復していく。


 ──────────────────

 『蒼い胎動 Lv2』

 人ならざる者の血を受け入れた証。

 新しい命があなたの中でめぐっている。

 5秒ごとにHPを1回復する

 ──────────────────


 これのおかげです。


 5秒でHP1。

 1分でHP12

 1時間でHP720

 10時間でHP7,200

 24時間でHP17,280


 徹夜基本の専業探索者なら、このHPの自動回復は本当にありがたい。

 長く潜れば潜るほど威力を発揮しますからね。


異常物質アノマリーの査定をお願いしてもいいですか」

「元チーバくんから奪った異常物質アノマリーをダンジョンブローカーに流すなんざ、とんでもなく世紀末な商売するんだな、お前さん」

「値段見るだけですよ」


 ぶっ飛ばして、はぎ取って、売りさばくとか、ダンジョンがそんな無法地帯だと思いたくありません。そういうのはシマエナガさんとぎぃさんだけで十分です。人間のモラルは俺が守り抜きます。チーム指男の最後の良心です。どうぞよろしく。


「ちー?」

「ぎぃ?」


 何言ってんだこの雑魚みたいな顔してますね、お二方。

 この人でなし!(※厄災)


 ちなみに、以下が俺の剝ぎ取った元チーバくんの異常物質アノマリーです。。

 まずは、元チーバくんのメインウェポン──血に濡れ錆びついたスコップ。


────────────────────

『血塗れの埋葬』

 多くの命を奪った

 多くの命を育んだ

 殴り殺し、次の命を生みだす

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 長さは1m50cm。分厚い。

 常人が扱うには、デカすぎるし重たい。

 扱いにくそうだが、まあ、探索者のパワーならふりまわせる。

 現にすんごい勢いでぶん殴られたし。


 お次は真っ赤な革ブーツです。


────────────────────

『元チーバくんの健脚』

 それは風のようだった

 自身の移動速度を20%上昇させる

────────────────────


 元チーバくんってアイテム名に入ってるし。

 残留思念強いな、おい。

 足めっちゃ速かったのコレのせいか。


 お次は赤い指輪です。


────────────────────

『元チーバくんの軛』

 だから友よ、私は呪いをかける

 戦闘時、相手の移動速度を20%低下させる

────────────────────


 こちらも残留思念強め。

 てか、俺、移動速度下げられてたのかよ。

 どうりでスコップを避けれないと思ったよ。


 最後は赤指輪につづいて黒指輪です。


────────────────────

 『夜の男』

 狂気の先に、聖職者が孕んだ夜

 消費MP100、夜の眷属を召喚する

────────────────────


 ははん? 召喚系かな?

 俺との戦闘では使ってはこなかったけど。

 もしかして、MPがなかったのかな。

 

「召喚」


 試しに召喚してみると、黒いどろどろの人間が地面から湧いてきた。

 へえ。こういうのもあるのか。


 ステータス見ちゃおっと。

 俺のシマエナガさんには流石に敵わな──

 

────────────────────

 同志

 レベル253

 HP 853/95,523

 MP 523/230,568


 スキル

『グリズリーボール Lv6』

『一撃 Lv3』

『夜の権能 Lv2』

『血みどろの夜明け Lv5』

『瀉血 Lv5』

『輸血 Lv5』

『増幅 Lv5』

『破滅の鼓動 Lv5』

『7回目の懺悔 Lv4』


────────────────────


バケモノ。まる。

なにこのレベル。


「凄まじいな。なるほど、これが噂に聞く元チーバくんの眷属。お前、やるな。こんなバケモノを倒すなんて」


 ダンジョンブローカーは見直してくれた。

 いやいや、俺、倒してないっす。

 夜の男──”同志さん”倒してないですから。


 もしかして、元チーバくん、ダンジョンの奥地でめちゃくちゃ戦ってきて、くたくただったのかな?

 それなのに、俺、ボコボコにしちゃって……。


「ちーちーちー」

「ぎぃ」


 クリスタルも異常物質もぶんどって、着ぐるみから身ぐるみ剥がして……。


「選び抜かれた最高級のダンジョン装備だ。流石はAランク。さらに元チーバくんの元装備という箔もついてる。市場に流せばひとつ5,000万はくだらないだろう」

「……」

「……。だからこそ、足がつくってもんだ。俺はこんなもん買わねえぞ」

「……お邪魔しました。査定ありがとうございます」

「……ああ。さっさと帰るんだな」


 俺は元チーバくんの装備を抱きしめてダンジョン入り口を目指した。


 ダンジョンキャンプに戻ってきた。


「ひえ……Aランクだ……」

「目つけられんなよ……ぶっ殺されるぞ……」


 人混みが左右に割けて、道となっていく。


「誰だあのAランク?」

「さあ……」

「でも、雰囲気カッコいいかも」

 

 ひそひそ話がされるなかを、大物感を損なわずに、堂々たる足取りで歩く。

 たぶん、『鋼の精神』がなかったら、キョロキョロまわり見ちゃっている。


「あ、赤木さん!」

「修羅道さん、ただいまです。元チーバくん、帰ってきましたか?」

「はい、来ましたよ。でも、すごく落ち込んでいて。武器のスコップもなくしちゃったみたいで、哀愁漂う背中でサイゼリヤへ入っていきましたよ」


 修羅道さんはウィンクして「仲直りできることを祈ってます!」と、サムズアップした。かあいい。

 修羅道さんから元気ももらって、いざ、元チーバくんのもとへ。

 

「赤木さん!」

「?」

「ふっふふ、これをどうぞ!」

「っ、こ、これは」


 堂々たる顔つきで、ずいっとマックスコーヒーを渡して来る修羅道さん。


「元チーバくんはマックスコーヒーが大好きです」


 マックスコーヒーを受け取る。

 修羅道さんはにっししと、自信満々に深くうなづいてきた。


 俺はサイゼリヤへと足を踏み入れた。

 隅っこの席で、ハイライトの失われた瞳で落花生をつまみに、白ワインをボトルで飲み空かす元チーバくんを発見した。机の上にはボトルが散乱している。やさぐれ酒クズ元チーバくんだ。


「ここいいですか」

「血ィ……」


 元チーバくんの向かいの席に腰を下ろし、シマエナガさんとぎぃさんを机に置く。

 手始めに修羅道さんからもらったマックスコーヒーをことんっと置いてみる。

 元チーバくんはじーっと、マックスコーヒーを見つめ、手に取り、ごくごく飲み始めた。

 5秒で飲み干すと、俺の話を聞いてくれるような雰囲気になった。


 すごい緊張感だ。

 だが、第一段階は無事に完了。

 ここからが本番だ。


「コレを返しに来ました」

「血ィ?」


 スコップ『血塗れの埋葬』を返してあげる。

 否、より正確に言えば『血塗れの埋葬 Lv4』だ。

 元チーバくんは、俺の顔、スコップ、シマエナガさん、ぎぃさんと、視線を一巡させ最後には受け取ってくれた。


「血、血ィ場……」


 ピカピカになった『血塗れの埋葬 Lv4』を不思議そうな顔(※表情は変わらず)で吟味している。


「うちの子たちが元チーバくん、いえ、元チーバさんのクリスタルと装備を合成しちゃって……それで少し変わってるわけです」


 気が付いた時には手遅れだったので、せめてものということで、進化にとどめた。


「血、血ィ場ァ……ッ」


 まずい。元チーバくんが震えている。

 まさか、怒らせてしまったか?


「血ィ場~♪」


 あ、嬉しそう。

 破顔して、すっごくハッピーな感じになってる。

 喜んでくれたようでなによりだ。

 最初の返還を成功させ、ほかにも『元チーバくんの健脚 Lv3』『元チーバくんの軛 Lv2』『夜の男 Lv2』──と、元チーバくんのダンジョン装備を返還する。


 装備を返すたびに、元チーバくんは大喜びしてくれた。

 着ぐるみの使命を思い出したのか、身振り手振り、体をつかって感情を表現してくれる。血塗れの呪いは解けたのだろうか。


「本当にすみませんでした。元チーバさんの同志さんを見て、頑張って育てたんだなっていうのが伝わってきて……それでなにをしたかわかったんです」

「血ィ場……」

「俺を襲ってきたのもなにかわけがあるんですよね」

「血ィ場……」


 元チーバくんはスマホを取り出し、画像を見せて来る。

 そこには「千葉を守るために勇気が赤く燃え上がる」と、謎のポスターが映っていた。共産党のポスターだろうか。思想強いな。

 

「血ィ場」


 スマホの画面をスライドし「吾輩は敵を悪意を前にすると血が赤く燃え上がる」と書かれた、攻撃的なポスターが映っていた。元チーバさんって一人称吾輩なんだ……。


「ぎぃ」


 どうやらぎぃさんが焦って攻撃してしまった結果、俺を敵だと勘違いしてしまい、敵を全力で叩き潰そうとしたようだ。

 つまり、最初に攻撃を仕掛けたこちらが悪い。


「ぎぃさん、謝ってください」

「ぎぃ」

「血ィ場♪」


 元チーバくんはにっこり微笑む。

 着ぐるみがどうやって表情を変えているのか、多分に興味があるが、この世には知らない方が良い事もあるのだろう。


「あ、そうだ、これもお返ししますね」


 俺はピカピカに輝く黄金のコインを返す。

 これだけ異常物質アノマリーではないのか、アイテム表示がでない。


 元チーバくんは首を横にふり、晴れやかな顔で、コインを差し出す俺の手を押し返して来た。

 俺にくれるという意味らしい。


 価値がある物なのだろうか。

 あとで修羅道さんに訊いてみよう。


「それじゃあ、俺はこれで。本当にすみませんでした、元チーバさん」

「血ィ場!」

「ん? なんですか、元チーバさん」

「血ィ」


 元チーバくんは口のなかに手を突っ込んで、真っ赤なブローチを取りだした。恐。

 アイテム表示は『血塗れの同志』と、物騒な文字列になっている。


────────────────────

『血塗れの同志』

 血の同志は仲間を見捨てない

────────────────────


 効果の不明瞭な異常物質アノマリーだ。

 このままでは血で驕れている古びたブローチというだけだが……。


 また元チーバくんがスマホを見せて来る。

『そなたが困難を前にくじけそうになった時、千葉は共にある』


 やたらカッコいい文言だ。

 でもね、ごめん、結局よくわからないや……。


「血ィ場♪」


 元チーバくんは熱い抱擁をしてくれた。

 触れると意外ともふもふしている。

 仲良くなったと見ていいのだろうか。

 

「ん、なにしてるんですか、元チーバくん」


 いきなり横を向いて……そのまま黄昏だした……。

 

「あっ! 元チーバくん、横から見ると、千葉県に見える!」

「ちーちーちー!」

「ぎぃ!」

「血ィ場っ♪」


 見た目とは裏腹に、とても愉快な性格なようだ。

 

 この日、元チーバくんと友達になった。

 後日、実家に大量の落花生が届いたのはまた別の話である。


 

 ────



 サイゼリヤをあとにした俺たちは、胸に元チーバくんからもらった血に濡れ錆びついた古風なブローチ『血塗れの同志』を乗せ、修羅道さんのもとへ。

 せっかく戻って来たので査定しようと思う。


「どうやら仲直りできたみたいですね!」

「おかげさまで」

 

 ───────────────────

 今日の査定

 ───────────────────

 小さなクリスタル 2,101円

 小さなクリスタル 2,007円

 小さなクリスタル 2,242円

 小さなクリスタル 2,334円

 小さなクリスタル 2,096円

 小さなクリスタル 2,609円

 小さなクリスタル 2,000円

 小さなクリスタル 2,101円

 ちいさな宝箱 20,000円

 ちいさな宝箱 20,000円

 ちいさな宝箱 20,000円

 ちいさな宝箱 20,000円

 ちいさな宝箱 20,000円

 ちいさな宝箱 20,000円

 ちいさな宝箱 20,000円

 ちいさな宝箱 20,000円

 宝箱 100,000円

 ───────────────────

 合計 277,490円


 ───────────────────

 ダンジョン銀行口座残高 13,697,711円

 ───────────────────

 修羅道運用       6,453,983円

 ───────────────────

 総資産         20,151,694円

 ───────────────────


「こんなに宝箱がたくさん……これは凄いですよ!」

「そういえば宝箱ってなにかリサイクルするんですか」

「財団の人工ダンジョン内に設置して、クリスタルを人の手で生成するプロジェクトを行っているんですよ。宝箱はいわばプリンの型なんです! 材料をいれればプリンができるように、宝箱も”何か”を詰めることでクリスタルを生み出させると学者さまたちは考えているようですね」


 なるほど。

 クリスタルの人工生成が成功したらクリスタルの市場価値下がりそうですね。

 専業探索者として悩ましいところです。いや、別に収入下がっても、そもそもお金は使うんじゃなくて増やすのが趣味だからいいんだけどね。


「そろそろ、資産も増えて来ましたね! ですが、キャッシュで銀行に寝かして置いている額が大きいですね。これでは資産配分が最適化できているとはいえません!」


 ころっころ転がされ導かれていく。


 ───────────────────

 ダンジョン銀行口座残高 3,697,711円

 ───────────────────

        ↓ 1,000万円移動

 ───────────────────

 修羅道運用       16,453,983円

 ───────────────────


 ───────────────────

 総資産         20,151,694円

 ───────────────────


「シマエナガさんとぎぃさんの今後のことを考えると、たくさんお金がかかるでしょうから、今のうちに稼いでおかないとですよ、赤木さん」


 シマエナガさんとぎぃさんそんなお金かかる子じゃないけどね。

 いや、修羅道さんには何か具体的な未来が見えているのか?


「そういえば、これ、なにかわかりますか。元チーバくんにもらったんですけど」

「っ! それはダンジョンコインじゃないですか!」


 冷静沈着な修羅道さんはすごい前のめりで顔を近づけてきた。

 あっいい匂いがする。くんくん、くんくん、あぁぁぁあああああ──(被脳殺)(雑魚)(童貞)(年齢イコール)(ドラゴンの裁縫セット)(瞬足)(コーナーで差をつけろ)


「えいっ! コインはいただきです!」

「わーいただかれたー(棒)」

「ふっふふ、油断してはいけませんよ~! ダンジョンコインを手に入れて、ぼーっとするなんて探索者失格ですよ~!」

「えっへへ」

 

 自然と変な笑いがこぼれます。

 同時にまわりからイチャイチャしてんじゃねえカスがみたいな眼差しを感じます。

 しまった。修羅道さんの可愛さに舞い上がってしまった。

 俺はクールな指男。鼻の下を伸ばしたりしないのだ。


「こほん。そのコインにどんな価値が?」

「これはダンジョンコインといって、いわゆる仮想通貨です!」

「仮想……? 実態ありますけど……?」

「ゴールドやプラチナ、あるいはダイヤモンドのようなものだと思ってください! 極めて貴重なもので、材質と形状の関係上、偽造は絶対にできません! 200年の歴史のなかでわずか数十万枚しか発掘されていない稀少性価値を担保された遺物です!」

「なるほど、完全に理解しました(わかってない)」

「簡単に言うと、これ一枚で5,000万円の価値があるということですよ!」


 元チーバくんが肌身離さず持っているわけだ。

 それを俺に……友情の証としてくれたのか……。

 俺、千葉、大好き。I Love Chiba!!

















───────────────────

 こんにちは

 ファンタスティックです


 今回は修羅道さんです。

 指男にマックスコーヒーを自慢げに渡す場面です。

 どうぞ一見ください。


https://kakuyomu.jp/users/ytki0920/news/16816927859972601021

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