第27話 仲直り

母さんも今日帰ってこないし!この時間帯は誰も来れないだろうし…摩耶も怒って帰ったし…どうする俺!?


「と、とりあえず中に入ろっか。」


「うん。」


と中に入ってソファに座ったはいいものの…どうするか…と俯いているとりなは俺の目の前にやってきた


「さっきの続き…する?」


「えっ!?」


と顔を見上げるとりなの顔がすぐ近くにあって…うぉあ!


「何緊張してんのよ。こんなこと結構あったじゃない。」


「子供の頃の話だろ…てかいい加減メイド服を脱げよ…」


「それもそうね」


「ここで着替えるな!!」


何しれっと脱いでんの!?さすがにそれはダメだから!!


「ねぇねぇ!さっき耀司のお母さんがここに置いてある服勝手に使っていいからって言ってくれてさ!」


なるほど…母さん…俺の理性をぶっ壊す気満々じゃねぇか!!よし!やろう!!ということでコスプレショーが始まった。リビングと隣の洋室の間にある扉を壁にして着替えを始めていた見えないとはいえ衣擦れの音が聞こえてきて…見るよりもむしろエロいんじゃないか?と思えてしまった。


「じゃあまずはナース!」


そう言うとはぁい!と返事をしてりなはノリノリで出てきてくれた!


「熱は無いですかぁ?診察しましょうねぇ!」


おぉ!俺的にコスプレナース服ってピンク色のイメージだったけど白か!本格的だな!デザインは上は普通になってるけど下はミニスカでぴちっとなってるせいで彼女のおしりが強調されてていい!それに白のガーターベルトなんて初めて見た!アニメなんかでも黒のガーターベルトが多かったから!一言で言うとエロナースじゃねぇか!


「めちゃくちゃ可愛いです…わざと怪我して入院し続けたいです…」


「そ、そう?じ、じゃあ次ね!!」


顔を少し赤くして次の服を探した。楽しそうでなによりだ。まぁ、見てる俺の方が楽しいんだけどな


「次はチャイナドレス!!」


「アチョー!…ってこれで合ってる?どっちかって言うと中華料理店のイメージしかないんだけど?」


おぉ!正直赤のチャイナドレスなのかなっと思ったら青か!胸のところがひし形に開けられていて服もかなりぴちっとしてるせいかさっきよりも体のラインが見えてめちゃくちゃエロい…しかも足が出る部分下着がギリギリ見えないのが逆にいい!見えるのもいいけど見えないのがなんというかこう…いい!!


「うしろ…向いてくれる?」


「いいけど…こう?」


おぉ…おしりの形ができるほどぴちっとしてるのか…めちゃくちゃ可愛い…すなわちえろ可愛い!


「もういい!?結構恥ずかしいんだけど!?」


「うん、ごめんごめん!次行こっか!」


やっぱり恥ずかしいんだな、でも恥ずかしがってるりなもやっぱ可愛いな。


「じゃあ次はバニーガールだね!」


「ディーラーをつとめますリーナです!」


「おぉぉ!」


思わず声が出てしまった!バニーは体のラインはもちろんのことノーブラで動く度に胸がめちゃくちゃ揺れてるし、太腿のところも網タイツだけでほぼ丸見えだし、うさ耳とうさぎのしっぽなのかなっと見せ掛けて猫耳と猫尻尾なんて!母さん俺のお宝のこと知っててやりやがったな!ありがとう!


「これも後ろ向いて…」


「これは無理っ…」


おしりの方を手で隠して姿勢を低くした…そのせいで胸の谷間が丸見えだ。なるほど…胸はOKだがおしりはダメと…可愛すぎかよ全く!


「次は警官!」


「あんまりすると、逮捕しちゃうんだからね!」


おぉぉ…これはっ、上は夏の警官服だ。下は黒のミニスカと思ったが黒い革パンツだった…いや、ちがう!これは…またさっきのバニーとは違いそのままの足の形が出ていて革パンツだからこそ、テカリ具合がエロい!これは…


「これは後ろ見せてくれ!!」


「ダメっ!」


そこをどうにか!と俺は手を合わせてお願いした!さすがにこれは見せてほしい!こんなにピッチピチのパンツなんだ!後ろは確実にやばい!チャイナドレスの比じゃないだろう!


「…す、少しだけだからね」


「おぉ…きれいだ…」


「どこ見て言ってんのよ!?スケべ!!」


なんで胸じゃなくておしりなのよ…気にしてるのに…と言っているがなんで気にしてるんだろう?おしりって大きい方がいいんじゃないのか?女性はよく分からん?


「なぁ、そのまま前かがみになってくれない?」


「…こ、こう?恥ずかしいよ…こんな格好…」


うぉぉぉ…これは破壊力抜群だ。おしりのラインと割れ目の部分がめちゃくちゃ見えて可愛すぎる!


「はいっ!終わりっ!!」


「えぇ!もう少しだけ!」


「恥ずかしいのよ!…付き合ってくれたら…いくらでも見せてあげるのに…」


と言って俺の顔を見てきた。その可愛さにドキッとしてしまった!昔は色気なんて全くない男勝りな女の子だったのに今ではこんなにも女の子らしくなって…


「ちょっと待ってなさい!!」


「う、うん。」


そしてまた着替え出した…相変わらずこの衣擦れの音がめちゃくちゃ気になるんだよなぁ…なんか音楽とか聴いてた方が良かったかも…と思っていると扉が開いた


「うぉぁぁぁぁ!」


思わず大声を上げてしまった…水着…いや、それはいいんだ…まさかの白の花柄が描かれたV字の水着だった…。それも胸が大きすぎて少しでも前かがみになったら前が下のアレが見えてしまいそうなレベルだ!


「大丈夫よ!前かがみになっても見えないわよ!ほらっ!!」


「み、見せなくていいから!!」


いくら俺のことが好きでもこんなこと…するんだよなぁ…五木りなはそういう子だ。可愛くてまっすぐで…それが可愛いのだ。


「ふふっ…来年はこの水着着ていこっかなぁ?ねぇ、どう思う?」


「それは…ダメですね。」


「冗談よ!これは…こんなの…あんただけにしか…見せらんないわよ…」


「りな…俺はお前のことを選ばないかもしれない…なのになんでお前はそこまでするんだ?」


こんなこと言ってはいけないことは分かってる

…。でも俺なんかのために自分を犠牲にしてまでしてくれるのはなんでなんだ?するとりなは一瞬怖い顔をしたがはぁ…とため息をついた


「私じゃなかったらぶん殴られてるわよ…あんただからよ!誰でもない、あんたのことが好きで好きで大好きで!でも他にもあんたを好きな奴がいて!そんなの…ここまでしないと対等にわたりあえないの!!前にも言ったでしょ!あんたのためならなんだってする!だからこうやって恥ずかしいのだって…」


そう言われて俺は気づいた。そうだ、りなもそうだがほかの人たちだって一緒だったんだ。ライバルが強いからこそ…どんなことだってしたいって思う。本当は恥ずかしくてたまらないがたとえ選ばれなかったとしてもやらずに負けるくらいなら少しでも可能性があるなら俺だってそうするだろう…


「そうだな…最低な質問だった…ごめん…」


「まぁ、あんたは仕方ないかもね鈍感だしおバカだし!」


「鈍感はいいが、バカはお前に言われたくないよ」


「う、うるさいわね!で、どうなのよ!何がいちばん良かった!?」


「全部じゃダメか?」


「ダメっ!まぁ、気持ちは分からなくもないけどね?私可愛いし!」


「まぁ、それは同意見だけどな。」


「そうでも無いだろ…とか言ってツッコミなさいよ!!」


「可愛いじゃん?」


「もう!いいわ!で、どれが1番だったの!?」


うーん…普通に考えたら今の水着がいい…でも、バニーも捨て難い!猫耳だったのがプラスされていて…


「そ、そんなに悩むんだ…ちょっと嬉しいかも…」


「エロ警察…かな?」


「えっ!?…このスケベ!まだ水着って言われてる方がマシだわ!よりによってそれ!?」


「お前が1番どれが良かったって言うから言ったんだろ!?」


「そうだけど…どうせさっきのおしりで選んだんでしょ?」


「よくわかったな?」


「そこは誤魔化しなさいよ!!」


「まぁ、いいわ…でも、これも好きなんでしょ?」


「り、りな…」


嫌な予感がする…と思ったが既に距離をつめられていて逃げられない距離までになっていた


「これがいいんでしょ?」


まさか!V字ビキニに猫耳と尻尾…だと…。


「どうですかにゃあ?」


と猫の手をしてソファに足を置いて俺に迫ってきた。うっ…これはV字ビキニ猫耳しっぽが優勝だわ…


「お願いだ…これ以上されたら…我慢できなくなる…」


「我慢しなくていいにゃ…早くくるにゃ…」


俺の首に手を回して妖艶な笑みで俺を見てくる…さすがにもう我慢できない!俺はソファに押し倒して胸をーー


「あのままじゃ納得いかねぇから仕返ししにきてやったぞ!覚悟しろ…」

「あら?摩耶ちゃんどうかし…あらあらぁ?」

「耀司〜やってるかぁ…おぉぉ!」


「「……いやぁぁあぁぁぁぁぁぁ!」」


ーー

「母さん…今日帰らないんじゃ…」


「あぁ〜そうだったんだけどね…やっぱり気になっちゃってぇ!そしたらちょうど丹比さんところと合流しちゃった〜驚かそうと思ってぇ!」


「いや、脅かそうと思っての間違いだろ?」


「なんのことかしらァ?」


「丹比さんのお母さん…お見苦しいものをお見せしてしまい申し訳ございませんでした…」


「いいのよ!こっちが悪いんだしぃ!めちゃくちゃ可愛かったわ!にゃあって言ってもらえる?」


「勘弁してください…」


顔を真っ赤にして俯くりな。そりゃそうだろ…あんなの公開処刑だ。俺だったら部屋からでないだろうな。


「んで、まさかとは思いますけど丹比さん達は今日泊まるんですか?」


「まさか!私たちは帰るわよ!ただ一緒に夕食いかが?って言われたから!」


そうだったのか…まぁ、よかったよ。とりなの電話が鳴っていたそれを見るとお母さんの文字が出ていた。ちょっとごめん…と、りなは電話をとった。仲直りしてくれたらいいんだけど…。


「もしもし…うん…うん…私もごめん…わかった。」


そう言って電話を切った。


「どうだった?」


「うん、まさか向こうから謝ってくるなんておもわなかった!だからごめんねって謝った。今日は遅いから耀司の家に泊まるって言った。」


「そっか。」


夜ご飯は丹比家の2人と母さんと俺もりなというようわからんメンバーで食べていた


「へぇ!ようちゃんってとてもモテるのね!?」


「そんなことは無いとおもうんですけど…」


前までははっきり否定してたんだけどここまで好き好き言われるとはっきりひていしてしまつのは逆に失礼な気がする。


「まっ、顔は悪くねぇもんな!」


「優しいし…ね。」


「ど、どうも。」


「あらあら、ちなみにようちゃんは今のところ誰が1番なの?」


…丹比お母さん、今とんでもない爆弾入れました?


「そうだよ!誰が1番なんだ!?」


「そうよ!それによっては私も頑張らなきゃ!!」


と摩耶とりなが顔を寄せてきた…くそう…要らんことを言ってくれて!どうしよう…全員なんて言ってしまったら絶対怒るし、誰かを選んでしまえば確実に空気が重くなる…。こうなれば!


「山城先生…かな。」


「「はぁぁ!?」」


「まぁ、禁断の恋ってやつ!?私そういうの大好きなの!」


「ちょっと耀司!それ本気なの!?」


先生、すまん!でもこうするしか方法がなかった…。


「まぁ、先生は俺のことよく知っててくれるし…今は…一番…かな?」


「そ、そう…まぁ、直ぐに私が超えてやるけどね!!」


「へっ、あんな年増になんか負けっかよ!」


良かった…ギリギリセーフ?らしい。

母親たちはすごい目で見ているがあまり目を合わせないでおこう…。


「あっ、もうこんな時間!そろそろ失礼するわね!」


時間を見ると8時半くらいになっていた。時間って過ぎるの早いよなぁ…休みの時は特に!


「まじかっ!母さんの好きなドラマ始まっちまう!」


「送っていこうか?」


「本当?じゃあお願いしようかしら?」


さすがにこんな夜道を歩いてたら危ないからな。送ってもらった方が安心だろう。


「えぇ!耀司、お風呂沸かしてあるから入りなさい。」


「う、うん。」


「りな、耀司!またクリスマスパーティでなぁァ!」


「「うん!!」」


丹比さん達と母さんがいなくなり再び2人になった。さて、風呂がぬるくならないうちに入るか。一応りなに聞かないと…


「お風呂なんだけど先に入る?」


「そうね、私の入った後の残り湯をいっぱい楽しんでもらえ…」


「先に入らせてもらいます。」


もう、冗談なのにぃ〜と言っているが冗談には聞こえない…というかそんなこと言われた後に入ったらなんか変に意識してしまいそうだから…


「ふぅ…」


頭と身体を洗って…と入ろうとするとあることに気づいた!


「泡風呂じゃねぇかぁ!!」


母さんめ…さすがに泡風呂はないだろ…と思って入ってみるとあぁぁぁ…なんか金持ちになった気分…あの時は誤魔化したけど、結局俺は誰が1番なんだろう…みんな魅力的でかわいい女の子だから…選べないよなぁ…


「耀司入るわよ。」


「ん〜…ちょっまて!」


と返事を待つ前にりなが入ってきた!しかしタオルも何一つつけず生まれたままの状態だった!条件反射で振り返ったせいで彼女の裸体が頭に刻まれてしまった…胸が大きいのは知ってたけどまさかあんなに大きかったなんて…それにピンク色で俺が読んでた同人誌よりも少し大きめのやつが見えて下も…これ以上はダメか。とりあえず俺の好きが全部つまった感じになってた。


「だって…耀司が山城先生の方がいいとか言うから…こうでもしないと勝てないもん…」


「それはすまなかった…だから、せめて水着に着替えてくれ…」


「だめよ!こっちみてくれないと許さないんだから!」


見たら理性完全にとぶからダメなんだよ!自分の魅力に気づいてくれ!いや、気づいてるからこそ最大限にいかせることができるのか…。ってそんなこと考えてる場合じゃない!


「とにかく!おれっ、上がるから!」


「だめっ!!」


と俺の手を掴まれた。俺は振り返っては負けと思い振り返らず言葉を続けた。


「本当に我慢できないからっ!」


「すればいいじゃない!」


「したらダメなの!それだけは絶対に!お互いの気持ちが一致して、触れたい…触りたいって思わない限り!」


「私は…覚悟できてるわ…。」


「えっ…。」


「確かにっ学生のうちはそういうことは出来ない。…でもっ!触ることはセーフでしょっ!」


確かに触るだけでは妊娠はしないけど…色々とやばいだろ…もし触ってしまえば理性がどうなるかわかったもんじゃない…触るだけじゃすまないかもしれない…


「い…いいわよ…あんたなら…。」


そこまで言われたら我慢くなるってば…とりあえず俺はバスチェアに座って彼女のことをじっとみた。さっきも言ったがやっぱり綺麗だ。ん?脇…


「えっ…あっ!!」


と何かを察したのか脇を隠してしまった。やっぱり…


「脇、ちゃんとそってなかったんだね?」


「もしかして…コスプレしてた時も!?」


「見てたよ。意外と抜けてると言うか…。」


「も、もう!私は剃らない派なの!悪い!?」


もう…言わせないでよ…バカ…と彼女は脇を隠してしまった。ほかは見られてもいいのね…つてか、ヤバっ…めちゃくちゃ可愛過ぎて…


「耀司っ、手で隠せてないよ?」


「ッツ!?」


なにがとは言わないが俺はタオルを巻いてなかったので手で隠すしかなく、当然あれがあれしてしまったら隠せなくなるわけで…


「子供の頃はどうもなかったのにね…」


「そうだよな…それだけ魅力的になったってことだな!」


「お互いね…ふふっ」


「「アッハッハッハッハッ!」」


はーっと笑い終わったあと俺はある性癖が出てきた…ダメだ…これはさすがにするよりもダメかもしれない…でも…抑えられないっ!


「なぁ…脇…見せてもらえないかな?」


「えっ!?そ、それは…」


さすがにダメか…そりゃそうだ、女の子の脇、まして未処理なんて胸とかアソコとかよりも恥ずかしいだろう。でもここまで誘惑されたら抑えきれない…せめてそういうことは抑えるために脇で何とか凌ぐ…脇もアウトっぽいけど!!


「じゃ、じゃあ…脇を見せたら…今の一番になる…?」


「やっぱり気にしてたんだな…ごめん。」


「してくれるの?してくれないの?」


そういう聞き方をするってことはもししたら見せてくれるってことだろうなぁ。俺は黙って首を縦に振ることしか出来なかった。


「1番にしてやる…てか俺何様だよって話だよな!!あははっ…」


「嬉しい……でも…少しだけだからね…」


と言うと耳まで顔を真っ赤にして腕を上げて手を頭の後ろにあてた。おかげで脇が丸見えになった。俺はバスチェアを近づけ、彼女の脇を近くで見た。ほかの女子のをチラ見しても(偶然見えただけ)みんな剃っていた。でも彼女は未処理だったのだ。毛が少し生えてて…正直胸とかアソコとかがちょっと見えた時よりもっと興奮してた。


「未処理にしてたのって俺のお宝見てから?」


「……。」


もう首まで真っ赤にして目を閉じて首を立てに振った。そんな彼女がどこまでも愛おしく感じた。俺のために俺の好きなものに合わせてくれるのは…本当に嬉しい。俺はどっちかと言うと昔から年上キャラが好きだから脇が生えてないよりも多いくらいがいい…先生を1番と言ったのもそれが理由だ。だから彼女がふろ場に入ってきた瞬間まっさきに脇が目に止まってしまったのだ…。俺は思わずその毛に少し触れてしまっていた。


「んっ!こ…こらっ!さわっちゃ…ダメだからっ…」


「だって前に触っていいって…」


「それは胸とか足とか…の話だし!!」


りなは脇の毛を触られる方が嫌なんだな…なんかどこを触るよりもえろいかもしれない…。


「可愛いよ…りな…」


「もう…ずるいんだから…」


「延長していい?」


「…もういいわよ、いっぱい見て…?」


すると両腕を上げて両脇を見えるようにした…まるでそれは鎖で繋がれた囚われの姫のような妖艶さで…


「もう無理…」


「…いいよ…そのままきて…耀司…」


と、りなは覚悟を決めたように目を閉じた。


「限…界…」


と俺はその場に倒れ込んでしまった…


「へっ!?耀司!?耀司ぃぃいいいい!」


ーー


「はっ!」


俺は目を覚ますとソファの上に寝ていた、そしてりなに膝枕されていた。りなはピンク色の可愛いパジャマを着ていてうちわを俺にあおいでくれていた。


「大丈夫?」


「うん…ゴメンな…心配かけて」


「ううん!私の方こそ…やりすぎた…ごめん…」


「なぁ、また…見せてくれる?」


「えっ!?嫌よ!!」


普通に拒否されて俺はショックを受けた。露骨に拗ねた振りをすると、もう!と言ってパジャマのボタンを撮った。…え?なに!?


「や、やっぱり暑かったから脱いだだけだから!別にあんたのためじゃないから見ないでね!」


シャツを着ていたから胸は見えなかったけど、少しムワッとした脇と毛が見えて俺は目を離せなかった。やばいです…りなさん…またのぼせそうです


「耀司っ…見すぎだってば…」


慌ててパジャマを隠してしまった。でもいいものを見れた。彼女のせいで俺めちゃくちゃ変態になっちまったなぁ。まぁ、元からか。


「あと、興奮しすぎ…」


と下を指さしたから何かなっと思ったら…俺のズボンがテント張ったみたいになってて俺は慌てて隠した!その後すぐ母さんが帰ってくるから慌ててボタンを止めて母さんを迎えた


「あんた何してんのよ?」


「長風呂すぎてのぼせちゃったみたいです…」


母さんの質問に普通に答えてくれた。良かったァァ…と安心していると俺の耳元に口を近づけてきた…


「2人だけの秘密だからね?」


と囁かれ俺は再び顔を真っ赤にして軽く気絶した。その夜、俺はソファで寝ようと思ったが、一緒に寝たいと可愛い顔でせがまれて…断りきれず一緒に寝ることになった…。さすがに見てたらやばいと思って俺は背中合わせで寝ていた…


「んっ…耀司…」


うぉあぁぁ!まさか抱きついてくるとは思ってなかったァァ…。胸の感触がァァァ…。


「んっ…耀司…そこ…ダメだってぇ…」


「んっ!!」


なんて夢見てやがんだ…てか夢の中の俺りなに何してやがるっ!!うらやまけしからんぞ!!


「そこなら…いっぱいしていいよ…」


どこですか!!どこなんですか!?どこならいいんですか夢の中の耀司隊長!!明日おねがいしますんで教えてください!


「んん〜!あっつい!」


と言うとなんかプチップチッという音が聞こえた…えっ、まさか!!


「はぁぁぁ…すずしぃぃ…」


のぉぉぉぉぉぉぉ!俺は思わず振り返ろうとしている自分を必死に抑えていた…ダメだ…ダメだダメだ!!落ち着け…羊がいっぴき…羊が2匹…脇が3匹…脇が…って違ぁぁぁぁう!くそっ!りなが脇を見せてきたせいで頭の中が脇だらけじゃねぇか!


「お、お前が悪いんだぞ…俺をこうさせたんだから…責任取るのは…当たり前だよな!」


といって俺はどうにでもなれ!と思って俺は振り向いた。おぉぉ…いや、さっきも見たばっかりなのに本人が寝てるってだけでなんて破壊力だ…それに石鹸のいい匂いが鼻腔をくすぐってやばい…脇…触りたい…


「ダメだっ!」


俺は聞こえないように自分に言い聞かせた!はぁぁぁ…あっぶねぇぇぇ!さすがに寝込みを襲うのはやばい…いや…だからこそ…興奮する…いやいやいや!悪魔の俺め…ふざけるな!俺はそんなことは…そんなことを言ってるとさらに寝返りをうって今度は完全に脇が見えてる状態になってしまった!


「んんんんんっ!」


やばいやばい…はやく…早く朝になってくれぇぇ…。あれ…やばい…スイッチ入っちゃう…そうだ、りなが悪いんだからな。俺をここまで誘惑させて…脇…触りてぇ…


「…いいよ。」


「えっ!?」


とりなは突然俺の手を引き込んで自分の脇に挟んだ!うぉぉぉぉ!手に感じるジョリっとした感じ…やばすぎるってぇぇぇええ!っていうか…


「りな…起きてる…?」


りなを見ると若干目が開いていた。起きているかと言われると微妙なところがあるが…可愛いいびきが聞こえるからきっと寝ぼけてたのだろう。俺はゆっくり(脇を堪能しながら)手を抜いてそのまま寝た。やばい…こいつ強すぎ…確信した…今んとここいつを超えるやつはいない…。


俺は特に抵抗せず、そのまま眠った。

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