はい、そうですッ僕こそが噂の英雄、ルミウスプロドティスです


「ッ今の音は?、ッ!?アルカの方から、それに爆風まで、何が、、、早く行かないとッ」


そう言いルミウスは全速力で爆発地点に向かった。

そして着いた頃には小さな人だからが出来ており何処で何が有ったのかを察せさせるのは簡単で有った。

が、ルミウスはアルカの事を信じほの現場に向かったのだった。




「アル、カ?…なぁ、アルカ、なの…か?本当にアル、——そこまで言ったところで強引にルミウスの言葉は止められた、そうアルカにだ、その姿は最早満身創痍などと比べるのも烏滸がましいほどの重傷を負っていた、

———「あぁ、アルカ、だ、お前を、ルミ、ウス..を、人に、変えた、ね」


「そっ、そうか、そうだったね、でも見えないんだ、アルカの姿が、何処にも無いんだよ!!何処にいるんだよ!!」


「馬鹿じゃあ、無いんだろ、?見えてるだろ、いやッ見下してる、ッてのがッガフッ!?ただしい、かぁ、、、」


そう、アルカはいるのだ、実際には、ルミウスにも見えていた、だがわかりたくなかったのだ、今のアルカの惨状に、その状況がどうなっているのか、あの男と戦いアルカがどうなったのか、を。

その大きな血溜まりの、岩の下にいる仰向けになっているその血溜まりを作った張本人、つまりアルカだ、そこからは実際にどうなっているのかは分からないが少なくとも今から生き残る事は不可能だと言う事も。


「あ゙ぁ、そん、な、どうして、、、死なないって、でも、」

「まぁ私ゃ生きて帰るとも言ってねぇ、筈だ、なんだ、その嘘つく様なことしてわるかったな、大きく、なったなぁ、人になってからの体の大きさじゃねぇぞ?、強くも、なっちまったなぁ、、、悲しい、でも少し嬉しくもある、」

「なッな゛んだッょ、かなじい゛って、ア゛ルガはッアル゛ガは!!さいぎょうで!!オレ゛に魔法どかッいろ゛い゛ろ教えてくでた師匠なんだ!!

それが、ぞれがぁ——んななくなって、その声量は体に響、ガハッ!?く、もう見ての、通、り長くは、…持たない、今は、魔、、力で、無理、やり…以上してる、だけ、だあと、私は最強、じゃない、勘違い、すんなよ?、ガハッハァハァハァ、ル、ミウス…、お前の、マス、タの、情報、は、、教、国に、な?、、、あと、私は、生き、続、け、る、、どこでも、な?、私は、死なない、確ッ固…たる意志、がっガハ!?、心が、あり、続ける、かぎ、り、ルミウス、——アル、カ?——今まで、ありがとな………………」


「ア゛ルガァ゛ァァァァァァァァァ」


その日アルカウォルンタースという一つの命が潰えた。

だがその強力な意志が有り続ける限りアルカウォルンタースという一人の存在は生き続けるであろう……………





———その恐ろしい厄災から数日後————


—トントン


「なぁお客さん、今がどんな状況なのか分かってんだろ?、金は貰ってるから悪いんだが何もしないんなら他に行ってくれないか?正直、街の復旧作業に出てる奴に貸すためにって思ってたやつなんだ、確かにあんたはあの龍を倒してくれたが、それだけじゃダメなんだよ、察してくれ、、、」


宿主の男はルミウスが借りた部屋の外から申し訳なさそうに言った。

それに対するルミウスはというと素っ気無いもので——「あぁうん、分かってるよ」

と一言言うとそれっきりだ





その日から更に四日後


そこには竜災を止めた一人の英雄と謳われた者がいた。

最も今のルミウスが英雄なのか?、と聞かれると間違いなくいいえと答えるであろう貧相な体つきの青年のことであるのだが。

今のルミウスは最低限水は魔法で摂取していたが食べ物などは殆ど食べておらず気力も一切感じら無いようであった





だがそんな無気力な日々は唐突に終わりを告げる。


「ルミウスッルミウスプロドティスは居るかッ!!王国騎士団長である!!貴様は国王より直々に招集の令が下されている!!七竜討伐の件であるぞ!!」



そう、王国からの招集だ。

それも当然の事であり、あの竜災を鎮めたその張本人であり世界でも数える程の、高位の竜をたった一人で倒したのだ、他所の国が関与して来る前に手中に収めようとするのは当然の事であり、多少強引に事を進ませたせいもありこんなにも早く騎士が来ることとなったのだが、、、





「おいッそこのお前、ルミウスプロドティスを知らないか?、勿論本当の事を言ってくれよ?、情報提供してくれたら後に国から報奨金が支払われるだろう、だがもし、嘘を付いたら、分かるよな?俺は騎士だ、守る為の力を争う為に使うことはしたく無いんだが」


騎士ともあろう者が腰に携えたその剣を鞘から少し抜きあからさまに脅しをかけた



「あっ、えとですね、、ルミウスですか、確かにこの街を救ってくれた英雄ですが、私は見かけた事などは——「あぁそうか、お前は愚者だったか」  バゴンッ


「ア゛ァァァッ!?どう、して?」


「そんな事も分からんか平民、当然、裏は取ってある、金がもらえると言うのに、何処にそんな奇行に出る要因がある?、まぁ良い間引きだ、光栄に思えよ?、偉大な王国の大地の染みになれるんだ、じゃあな」


何故ルミウスの事を庇ったのか?、そんな事は分からない、だが恐らくその理由は勘、だろう。

それに対し騎士は右ストレートの溝打ちという事で答えた。

更には間引きだと称して殺害までしようとその剣を抜き、今まさに斬りかからんとしていた。




「あぁ〜御免、悪かった、僕がルミウスプロドティスなんだ、」


そこに現れたのは余りにも弱々しく今この場に居るのには頼りなさ過ぎるような身なりの英雄の名を口にした青年だった




「ん?、貴様は誰だ?今、その名を確かにルミウス、と?」

騎士は急の来訪と今まさに探していた英雄その張本人だと言う青年に対し考えがまとまらず顔を顰めていた。


「お前が?、馬鹿か貴様は?」

「いや別に、じゃあ何したら、いやもう良いや、じゃあ今の嘘、嘘ですはいさようなら」


その騎士の言葉を聞きルミウスはと言うとめんどくさそうに今の無し、と言わんばかりの態度と言動を見せその場を去ろうとした。

がしかしそれをただで返す騎士であるはずも無く。



「お前、今英雄の名を騙ったな?」

「あっはい、僕の名前は確かにルミウスプロドティスだと言いました、ですけど英雄のじゃないです、実は僕ルミウス様の個人的な大ファンでぇ〜」


のら〜り


「大ファン?、ルミウスはこれまで世に出た事はないが?、個人的なとは?いつ何処であった」


「この国でぇ〜最近ですぅ」 くら〜り

「ふざけてるのか?」


「いえいえまさかそんなぁ〜ルミウス様の名前を使って泥を塗るような事はしませんよ」


「では何故名前を騙った?ルミウス」

「それはルミウス様に助けられて、ルミウス様のようになりたいからと許可、をとったのでぇ〜」


のらりくらり


「ハァ〜、もういい、じゃあお前でいいから俺について来い、本物の英雄になれるぞ」


「えぇ〜でも貴方達が探してるのはッルミウスプロドティスですよねぇ〜貴方おこられちゃいますよぉ〜」


のら〜りくら〜り


「じゃあ死ね、国王様には七竜を倒した際に深傷を負い対処しきれずに死んだと伝えておく、だから死んでくれ」


「えっ?、でも僕は偽者ですけど?」

「関係無い、それがたとえ本物だろうが偽者だろうが死ねばただのゴミだ、それに今本物は居ない、もう十分だろ?」

と、言いながら剣を抜き襲いかかって来た騎士であったが直ぐにこの目の前にいるルミウスプロドティスという人物は本物だと気付かされる。


「はぁーやっぱりダメだったか、風龍帝王、暴風龍魔剣」


その途端物凄い質量の嵐が一つの巨弾と成り目の前の騎士を無理矢理押し飛ばし即座に戦闘不能状態にまで持ち込んだ


あとは放置だが、、、因みにルミウスはもう一度宿に戻っていった。








———後書き——————————————


皆さんこんにちこんばんおはようございますご無沙汰してたナメコ2世です。

不定期投稿者の鏡でありこの小説サイトでの一つの目標が定期投稿者の仲間入りする事を目指したいナメコ2世です。


、、、えっ?なんでまた二ヶ月も失踪したかって?、そりゃまたこりもせず新しい作品の制作に取り掛かってたからだよ?


うん、わかる、分かるよだって俺も思ったもん、、、御免なさい。

次は現代ファンタジーです、どうしてもッどうしてもちゃんとしたローファンタジーをッ現代ファンタジーを書きたかったんだ!!

と言う事で完全無双の物理最強作品をかいてるんですよ。


これは割と真面目にやるつもりなんですよ、だから結構書いてるつもりです、十万文字もいってないけど、でも丁寧に書きたくてやってるんですよね、これは自己満ですね。

他の作品と違って結末はまだ決まって無いですし、でも十話まで書けたら投稿しますよ、ここら辺はすくねぇとかえっ?それだけで二ヶ月?とか思われるかもですけどすみません、これが平常運転なんです。


タイトルはまだ出しませんよ?焦らします。

でも今は春休み中なのでいつもよりたくさんかけますし、なので春休み終わるまでには投稿したい、あとはこれからは投稿を休憩するときは報告したいと思います。


と、言う事ですので宣伝の様で申し訳ないんですがフォローをしてくださると新作を投稿できた時にいち早く分かるので是非是非ブックマークやいいねなども宜しくお願いします、あとは勿論フォローも、まぁ気が向いたらですね、お箸様も。


はい、てな訳でナメコ2世でした、バイッ


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