あれ、また僕なんかやっちゃいました?


「なーなーなーシイナさんこれデーモンちゅーやつじゃないっすかー大丈夫なんですかこれ本当に、原初の悪魔とかじゃない?」


赤とか青とか黒とか、、、


『いえ俗に言うアークデーモンとかロードとかじゃないですよてかなんならそんな違う悪魔すら居ませんし(まぁそのかわり知性無いし一人が好きってわけじゃないので多少量は変わりますが……』


シイナさんよぉそりゃないぜ、ロマンがねぇなぁオイ!


「まぁいっか、」

ヴォンン゛ンンッ——えっ?


頬を掠める嫌な痛みにヤバい!と反射的に体を逸らしすぐさま後ろへ飛んだ。


悪魔達が止まり傷に触れてみるとそこの感覚はなかった。

『あっ言い忘れてましたけど悪魔の瘴気は抹消能力を持ってます。

そしてお察しの通り悪魔は瘴気を纏って攻撃してくるので気を付けてください。』ニコッ


一発でも真面目に受ければ致死級の攻撃が交差するなか春はというと

「へぇそれなら確かにな、耐久型なんてのよりアタッカーが良かったし、超近距離でのインファイトで倒すしか無いな、武甕槌神」




前に使った時より静かで身体が軽く感じる。

やっぱりあれは万全な状態での発動じゃなかったのだろうか?

魔力の高まりを肌に感じるし妙な万能感が心を満たしていく。


「成程な、これが本当の神気の力か………」

『余韻に浸るのは良いんですけど、きますよ?マスター』


後から三体上から一体、前から二体来る、まぁ今ならその程度——「問題ないけど」


二本の刀を無造作に一振りするだけ


たったそれだけで首を切り飛ばした。





『あっあれ?こんな強かったけ、、、』


時空の裂け目から数十を超える悪魔がぞろぞろと這い出て来た。


「この量をいちいち倒して回るのは流石にめんどいな『雷月』いや、『穿て雷撃』


その瞬間、轟音が鳴り無数の落雷が落ち悪魔を貫き春の周りを回っている。


「次元の裂け目、、、打て?」


すると雷は裂け目に向かっていき少しの間を置いて雷は消えていった。


「ふぅー素材は十分か?シイナ」

『、、、えっえぇ大丈夫ですよそれよりも、雷を自在に操るなんて何をしたんですか?武甕槌神は雷を自分の力に変えるものですしまぁ型や技としてのは別ですが』


へぇーえ?今までテキトーにやってたんだけど、、、










「そんで武器はこれで作れんのか?」

『はい、素材は悪魔の皮、角、牙、血だけでいいので、あとはそれをテキトウな鉄と魔力を合わせた魔鉄と一緒にテキトウな魔法陣に乗せて合成させれば完成です』


丸描いてチョン星描いて丸描いてちょんちょんしてと


「うっ眩しい………出来た、のか?」


その剣はまるで——『まるで魔剣、、、魔、剣?じゃないですかそれ』


創ってしまったのだ、新しい魔剣その名もラディーレン


『私の身体の素材なんですけど?(ボソッ


「消滅を宿した悪魔の力まぁ実際は瘴気による反応のせいなんだろうけどまぁいいや」


『全くこのマスターは——「あれ?また僕なんかやっちゃいました?」


『やかましいッ!』


初めてのテンプレだぁー













帰ってき、、、「なんだ、これ——『邪神、です………


迷宮から出たその先は火の海に染まっていた







————————————————————


はい、というわけでここで今回は終わりです。


毎度の如くランダムな投稿頻度ですねまぁ遅さなら割とランダムじゃないのですが



えぇ〜とですねまず、この作品まだまだ続けるつもりでしたが早急に完結に持っていくことにしました。

(此処でいう事じゃねぇwww


というのもこのままだと未完結の予定無し作品が多すぎて重石にしかならないと思ったのとそれを考えてストーリー的にもこれだけが大体考えていたものがあるし、

何より一番最初に長編作品を完結させるのはこの作品がいいと思ったからです。


身勝手な我儘ですけどどうかお許し下さい。


頑張ればあと十数話から二十話近くで完結ですので是非それまで楽しみにしていてくださると幸いです。

あっあと好評だったらいつか必ずちゃんと書きます。


では、また次の話でお会いしましょう!





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