4章 ファーストコンテニュー

終戦

「ハァ、おい、金沢お前、今回は流石に逃すつもりは無いぞ」


「チッ気配が察知出来なかったのは魔力とは違うなんかでやったのか」


「、ッそこまで、いや魔力を極端に出さなかったら気付くかまぁ関係ないけど」


「チッまぁいいどうせ今回は失敗だ、だがお前は今此処で殺すッ」


「それじゃぁ俺も助けないといけない奴がいるからな手加減はしないぞ『暗黒波』」


「おっとコイツらには手出しさせないつもりだからそこん所分かってんのか『火桜』


その途端サクラを模った火花が舞い洞窟一帯に広がり

それらに触れた暗黒波を無力化した


「これでわかっただろお前の攻撃は俺の結界で無力化される「成程なハッ死ねッ」


「(シイナ、サポートを)」

『分かりましたマスター彼はまだ何か隠していそうですので注意してください、あと後ろから魔術が飛んできますよ(えぇッ?』



「死ね『暗黒手腕(あんこくしゅわん』『(陽炎)』死なんよ、」


春が暗黒手腕に当たるとさっきまで人だったものが消え去り金沢の背後でまた姿を現した


「『焔離(えんり』(マスター反撃が来ます(分かった逸らすか?(えぇ隙ができます)」


「ッカハック、ソ、ガァッ!!喰らぇッ、」


金沢は反撃に自身の魔力を使い春を喰らおうとしたが

完璧に逸らされ隙を晒す事となった



「終わりだッ」

「なん、だとッ!!ブラックホールッ」

「ッ、!! 「爆発だッ」


ドゴォォォォンン


 スタッ


「クソッ距離が空いてしまった『マスター上空から強力な魔力反応が』(分かってる!!)」


「スーッ、ダークジャッチメントッ」


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ


巨大な地響きと共に空から一筋の闇の魔槍がダンジョン内へと降り落ちた



「『カグツチ、焔火ッ』不味いッ『炎鬼ッ』転生者を守れ、ハッ来るッ」


ドゴゴゴゴォオオォォォオォォォォオオオォォォォォン



天高くから降り落とされた闇の魔槍の一撃はダンジョンの下層にまで届き春に消して小さくない傷を与えた


ハァッハァッハァッハァ


「(肋が三本に足の脛一本、腕は両方、肩は脱臼、肋骨が粉砕骨折鎖骨、

鎖骨は一部破損か」

(今回復魔術をかけているので五分位で完治します)「それくらいなら大丈夫」だ、だがこの反応は)」


「魔槍ディアスッ」


「まさかの武装召喚系統だったか、なら『武甕槌神(たけみかづちのかみ』

(体を無理矢理動かす事になる、頼んだぞ」


『もう、駄目だなんて言いませんよ』」


その瞬間春は稲妻に包まれその存在を一時的に昇華させたその姿はまるでそう神そのものであった


「一体どれだけの力を隠してやがるハァルゥッ「お前こそそれはなんだ」


ビリビリッビリ ビリリ ビリ ジジジ



「『雷月ッ』


春がそう言い放つと背後に小さな様々な稲妻、雷で出来た月にそれを囲う様にして更に小さな十二の刀を模した円となりて一つの円盤を映し出した




「雷鳴、穿て」


「ッ危なッガハッ数が、多すぎるッ心臓は、無事だ今ので防げなかったのは三カ所、

致命傷にはなっていないがこれを喰らい続けたら即死だ、クソッ」


『(気絶しかけている状態で半ば強引に発動したせいか

体が本能に従って動いていますね、

少し神に近づき過ぎましたか、

まぁ良いですが取り敢えずもう手遅れ、

になって戻って来られなくなる前に治療を終わらせてこっちに戻さないとですねさぁ、全力を出しますかマスターの為ですし)』




「クソッガァッ」


「お前、そんな危ない腕なんていらんだろ?取ってやるよ」



春が腕を振り抜くと金沢に向かって高速で稲妻が走り

腕を切り落とした


「ぬぁアァァァッ」


「神命はこう、『白き雷鳴が身を穿つ』だ」


 ドゴォォォォォォォォォォンンンン



「ァ、ッガ、ハッ『魔人ッ化』」


ぅガッァ、アぁッ、、ハァッグァァァァッゴァ、グゥッブハァッァハッガハッハッ




『ハァッハァッハァッハァッ、これ、

はキツすぎて切り札としてもまともに使えないが、仕方がない、

ハァァァァッ、行くぞッ』


「、、、哀れな」


『死ねえぇッ』


「稲光いなびかり壱ノ太刀、「雷繊(らいせんッ!!」


春から繰り出された繊状の数十にもわたる斬撃は的確に金沢に切り裂いた



「ガァアァァァッ………





それからは当然春の一方的な蹂躙が始まった一時的にだが完全に魔人化しているので

その丈夫さや現実での実戦が初めてである事も有り金沢は結構な粘りを見せていた



『(やはりと言うべきですか強いですね、

マスターは、ですが、あれはあまり好きじゃありませんいつもの、

マスターに戻ってもらいましょうか)』


『(流石に、もう持たねぇか時間切れ、だな、クソッ)』


『マスター、マスターッ起きて下さいいつまで寝るつもりですか?

もういい加減起きてくれないと困ります、じゃないと怒りますよ、』


「(ン、ンン?シイナ?か)」


『えぇそうですよ貴方の精神体に入るのにどれだけ苦労したことか』


「(それは、悪かっ)」『そうゆうのは全部終わってから言ってください』


「(、、、そう、だな)」


『えぇじゃあ行ってきてください、負けなんかしたら許しませんよ、』


『あと私もう活動限界なんで(ぇッ?ハッハハッ)』


そう春は苦笑するのだった






「?これ、は………ふぅ、きた、か、よう金沢、そんッな、

ボロボロでどうしたんだ、正直言って、ダサいぞ?その格好」


「ハッハハハッいいぞッ春お前はさっきまでとは様子が違う、

そして精神?が変わった影響で周囲に魔力とは違うものを散りばめていった、

これでなら、出来るぞ一回限りの昇華がな、戦いはまだ始まったばかりだったなぁッ」


「取らせはしな、成る程もうやったあとか」


「その通り、じゃぁ始めようか第二ラウンドッてやつをよォ」


「弐ノ太刀『雷光一閃らいこういっせん』ッ


「ハッ見えるぞッ春ッ」


「ッ淕ノ太刀『雷廻輪乂乱(らいめいりんからん』」


背後に顕現した十二の雷刀により斬撃がそれぞれ乱れるようにしてにして金沢に斬りかかった


「なっその刀はッ自由に動かせるのかッチッ『昆魔召喚』ッ喰らえッ」



「ッ気持ち悪いッ『俊雷ッ』


ワームやミミズムカデやモグラ様々な地中に住んでいるもはや昆虫じゃないだろと言う魔物までが召喚され

春に襲い掛かったが全て避けられた


「本命はッこっちだょ馬鹿がッ死ねぇッ」


「ッ『月光』ッ」


「守る用の技かだがッ砕け散れッディアスッ!!」


「防ぎきれないッ」


金沢の掛け声に相互するかの様にディアスは大爆発を起こし砕け散った


「ガハッ」


「掛かったな、死ね『昆魔よ砕け散れ』一個一個の威力はさっきとは全然違うが地理も積もればなんとやら耐えられるか」


「(ルシス、来てくれ強い奴がいた)」

『ン、分かったよ今行くね』


「死ねックソヤロォッ!!俺は死んでないぞッあれは俺の身代わりだッ」


「ッ不味ッ………ガキィン」


「んしょ、ふぅ〜危ない危ない、

金沢、君、死にそうだったねぇねぇ、ありがとうは、ありがとッ」


「チッ誰、ハッまさか、カ


「ん、そうそうルシスだよ、危ッないなッ本当に」


「何人殺した、転生者は、お前は何者だ、何が目的なんだ?」


「へぇ〜いいねぇ金沢なんかよりよっぽど優秀だ、そ、れ、にぃ〜あの力まであるなんて

好きになっちゃった、「「ハッ?」」

まぁいいや、どうせ答えはノーだろうしいつでも会える、

ていうか近々また会うしでも、

今回は流石に分が悪いねいやこれ以上のチャンスはないけど、

あれに変わるともう、私じゃ手が出せないからね、じゃっ」


「あれって、なんだ」


「あっあと勇者は金沢の分も含めて合計二十人殺したよ

あの団長が輪廻の制約をしてくれちゃったせいで時間がかかってさぁ虐殺だあッて張り切って遊ぼうとしたら呼ばれちゃったからね」


「ッ、、、」


「あんまり睨まないでよ怖いなぁ〜でもまぁッいいやそんなのいい人に出会えたからね、

次会う時は見逃してくれたお礼になんか言う事を聞いてあげるよ、

じゃぁねぇ〜また次会う時までバイバーイ」




そうしてルシスは嵐の様に過ぎ去っていった


「チッ、何が、見逃してくれたお礼、だよクソが」


————————————————————


どうも徒堕月 世廻です、今回は、この作品の、アフターストーリー?二次創作?、

もしも世界?の話がある程度できたので、

ここに宣伝しようかなと、


ですので、ぜひ、URLを貼りますので、では

さいならッ!!


『異世界行ったけど帰って来た異世界人のクラス旅行』

https://kakuyomu.jp/works/16816927859311771656

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