3章 命を懸けて………それでも足りない

進化(神化


ハッハッハッハルゥッテメェ可哀想だなぁ〜守ってやろーとしてんのによぉ〜

敵扱いされて守れだとかお前のせいだよかよぉしかも今から俺に殺されんだからな」


「残念だけど確かにその通りだがお前に殺される気はッない!!ッ」


まだ一分とちょっと程しか経っていないがが数十回程の剣撃や魔術の撃ち合いをしていた


「なぁハルッ確かにテメェは殺したいが何も絶対ってわけじゃねぇんだ逃げたりするんなら別だがこっちに来いよ、」


「えっ、、、ヤダっ普通にめんどい」


「いやお前じゃ勝てねーぞ」


「、、、火竜ッ「ぐっテメッ「刻雷「ぁっグゥッ」」」」


三十メートル程飛ばされたところで動き出そうとしたが流石に首を狙われて平気でいられるはずもなく

火竜にさらに七十メートル程飛ばされた


「(今のでだいたい五くらいはレベルも上がったかな)」

「ッテェなぁ流石によぉ〜

よしッ今決めたハルッお前を最初に殺してからにしてやるよあのままだと

お前は全力を出せなさそうだったからな」



「此方にはありがたいが少し舐めすぎじゃないかそれにお前、後から

ギーギー言ってもいらないからな?」


「はっよゆーだなぁッ」


「じゃッまずは鬼ごっこだ俺が逃げのじゃあな安心しろッちゃんと殺してやるから」


「面白れ〜なぁおい手加減できなくなっちまうじゃねぇか、よぉッ!!」


『予想外でしたが良い方向にいきましたね』


「あぁそれより魔獣が多いところは

何処だ今回は時間との勝負だからなぁサポート宜しくなシイナ」


『、、、分かりました』



「タイガーウルフか炎翔ッ爆斬斬ッ炎翔ッ」


『マスター来てますッ注意してくださいッ』


「わっかったあとどれくらいだ?」


『あと十秒もすれば着きます』



「ハルゥゥッテメェ面白れ〜かとしてんじゃねぇかッよ!!」


「ッ炎鬼ッいけッ!!」


『グロァァァァァァァァァァッ!!!!!』



「確かに強そうだがッ取り敢えず千切れろッこのくそヤロォガァァァッ!!」


金沢がそう言い手をかざすと炎鬼はまるで崩れ落ちるかのように

切り刻まれて消えていった



「(なッシイナわかったか?)」


『何も、ただなんらかの代償を使っているのだとは思います』


「あぁさっき俺が使ったやつのことかまぁ安心しろよお前には使えないからな

あとなぁ魔術生物ッてのはよぉ〜こお〜ゆ〜のをいうんだよッ黒龍ッあとついでに

悪魔召喚もいいな来いッ」


「ッついでで出していいやつじゃねぇよ!!らァッ」


『ガアァァァァァァァァァァァァ』


「ッ五月蝿せぇなぁおいッマルチバレットッフレイムスマッシュッ(シイナ魔力残量気にしないで撃ってくれッ

『分かりました』

スキル整理も頼むッ!!)」


「個人的にあれに従うのは些か不快ですがまぁいいでしょう、まさかこんな所で

鬼神種に会えるとはしかもかなりの上者ですし、フフフ」


「(こいつッ鬼人種は数千年前にいなくなったんだぞッまさかこいつ階級付きの悪魔かッ?

シイナッ何か知ってるか

『いえ階級付きの上位悪魔にはこんな者は居ませんでした

それに上位悪魔以外は寿命が有りますので

正直ありえないです』


「自分より強い敵相手によそ見とは、あまり肝心しませんよ、」


「がハッ」


    ドゴォォォォォォォンンンンンン


謎の悪魔は春のことを頭から掴むと地面に向かって

投げ飛ばし地面を貫通させ

一気に十回層から十四回層まで持っていった


「ハルゥゥ俺も忘れんなよッ」


急降下して長剣を腹に突き刺した

切らなかったのは動きが分かりやすく避けらる可能性が有るためである



「うぐッガハッ」


「うぅ〜ん謎ですね何故貴方は神力があるのに使わないのですか?」


「どう、い、ッうこと」


『逃げますよ耐えて下さいッエクスプロージョンを撃ちますッ』


「わかっ、た方向は、」『下に行きますよ』



ドドドドォォォォンドドーンドゴォォォォォォォンドドドンバゴゴゴォォォンンンンンンボゴォォォォォン



そこまで言ったところでシイナがエクスプロージョンを乱打し撤退した







ハッ、ハァッハッハァッ、ハァッ



『大丈夫、では無さそうですね』


「あっあぁまぁな、ところで神力ッてどうやって使うんだ?」


『そっそれはですね、、、』


「あの悪魔も言ってたが、

今の俺の種族は一応鬼神になっているんだし使えると思うんだが

ん、?なんだあれ神殿にあるような神像だったような気がしたんだが」


『そうですね心なしか傷の治りが早いですね、』


「逃げてきた場所はセーフティーゾーンじゃなくて隠し部屋だったのか、、、

祈りでもしてみるか?やったことないけど」


そして春はまるで引き寄せられているのかと思うほど

神像に吸い寄せられて行った

そしてその神像に祈りを捧げた瞬間目眩がしその場に倒れた


『マスターッマスターッどうしたんですか大丈夫ですか、ッやはり此処に溢れているのは神力ですか』








(んッぁあ、何処だ、、、此、処前に一度来た神界に少しだけ似て、る?か)


『ン、?なんだッてこんな所に、来客なんて久しぶりだな、誰だ?此処は偶然で来れる場所じゃなかった筈なんだがどういう事だ?』


(えっどういう、なんでこんな所に)


『お前だよお前わかんないのか?それとも気付いてないか?』


あっあっ俺か


『あぁそうだよてかいい加減喋れめんどくさい、ハァ』


「あっあぁ此処は何処だ」


『ハァッなんで開口一番それなんだよまぁいい此処はそうだな、魂の神域だな多分』


「神域?神界と何が違うんだ?」


『複数の神が暮らす、入れる又は複数の神で作る、のが神界だな』


「?なんでこんな所で一人でいるんだ」


『あぁそのことか、なら俺は一人じゃないぞ俺は一人のうちの一部だからなまぁ正確には0割0分3畳くらいだがまぁいいだろそんな事』


「そういえば名前、なんていうんだ?名前がないと言いにくいんだが、」


『あぁその事な俺の名前はタフィラスだ』


「なッおまッなんでこんな所にいんだよッ」


『?なんかダメだったか』


「いやなんで邪神がこんなとこにいんだって言ってんだよ!!」


『あぁそのことか確かに俺は邪神らしいな』


「らしいってなんで他人事なんだよ!!」


『いや俺二つに分かれたって言ったよなさっき、ん?』


「あってことタフィラスのもう片方が邪神なのか?だったらなんでッどうして

イリスはこのことを言わなかったんだ知らなかったッのか?」


『お前ッ今イリスって言ったか!!』


「おっおう」


『て事はお前転生者かまさかあいつがまだ生きてるとはな、』


「どういう、」


『それはな、まぁ簡単な話なんだが神が神を殺すと天使のように堕天するそれを意図的にさせられるのがイリスだ

あいつは自分に対して悪意を持っていなく自分より階級の低い、

そして神力が自分より少ない神を操ることができる』


「それでも最高神なら」


『まぁ聞け、それを各個の神の集団の一番偉い奴らにかけ続けた、

そうする事で間接的にほぼ全ての神を操れるようになった』


「それは、、、まさかッ!!」


『まぁ大方その通りだ全員に俺が神々に対して戦争を仕掛けようと、

なんともまぁ馬鹿馬鹿しい理由でこのままでは全ての神での戦争

酷ければ次元の崩壊、神の存在意義に反するとして俺を襲わせてきた

、結局説得とか洗脳されてる奴らには意味なんてないからな』


「それで、でもどうして、、、」


『いや流石に多勢に無勢数千年は逃げてたしイリス殺せばとか思ったが今まで会ってきた奴らの合計より

多かったしなでもそれはどうでもいいんだけどなぁ〜』 


「何が起きたんだ」


『本来人間が使う筈の自爆魔術を神全員に使われてな、おまけに全神力を注ぎ込まれた

決死の特攻なんて発動した時の次元の被害を考えてな殺すしかなかった

それが神の本能だからな、だから即座に

全員殺したが暴発寸前だったエネルギーの

暴走を止めるために力のほとんどを使ったよ、ハァ痛かった』


「ばっ化け物だな」


『まぁな、んで、瀕死だッた俺は不覚にも他の神に体を乗っ取られそうになってな、

そん時に二つに分裂、そして力の殆どを込めたもう片方にイリスだけは、

殺そうと術を組んだんだがそん時の戦いが

イリスが言ってたらしい戦争だ、

まぁ結局状況は変わらず依然として神は

イリスの言いなりで俺も封印、

この体に至っては神の中でも最弱レベルで

弱くなっちまったッて事だ、』


『んで本題だなんでお前は此処にきたんだ』


「あっあぁそれはなぁ..............

.........って事だ」


『ギャァッハッハッハッアハハハハッおっおまッ、お前

仮にも神で神力あんなにアハハ

そんな雑魚に負けるなんてなぁアハハハハハッバカじゃん』


「ッいや神力の使い方なんて」


『それはお前が知ろうとしないだけだ神格化でもされりゃいやでも覚えるしな』


「ならッ!!教え『無理だぞッ俺、最初から何も考えずにできたから

使おうと思って使ったことなんてないしな』

くっこの天才肌がッ!!」


『まっ自信を持て、

この力は俺のだと、そしてそれがどんな力なのか考えたらできんじゃないか?』


「ッそれなら!!炎と雷だからアマテラスの写◯眼、とかか?

ツクヨミのとかは、、、、」


『おっいいんじゃねぇか

早いうちから決めると限界が早く来るからな応用が効くのはいい事だ』


「そうなの、か?まぁいいやこれででき、た、わッ!!」


『おッ!!なら早速やるか』


「えっ?なんで」


『いや実戦で初めてはふざけてるだろ?

此処は精神世界だけど

廃人にはなれるから手ェ抜くと帰れなくなるぞッ廃人化して』


『あっそういえば時間の流れは六千分の一になってるから長居出来るぞ、やったな』





それから神力の使い方の訓練をタフィアスとして約一週間の時が経った



「ハァッ、ハッハァァッ、ハッ、ハァッ『大丈夫かぁ?ハル?テメェ才能は有る、

あとは慣れだ帰ってすぐ雑魚なんかにやられんなよ、死んだら俺が殺してやる、

あとなぁこれは冥土の土産だ持ってけなんかの役には立つ筈だじゃあな』


「あぁ有難う、てか死んだら殺せないだろ、あと、今度は、

もっと強くなって会いにきてやるッもう片方のお前のことも任せとけ」


『感謝する、今の俺には何にもできねぇからなッそうだちょっと来い』


そういうとタフィラスは自分の神力を春に流した


「?なんだ」


『ほらよっ』


「ッて急に神力流しやがって何する気だよ」



『これで終わったぜ帰ったらスキルのレベルが全体的に五位上がってる筈だ

ついでに初期スキルレベルも五位上がった状態になったぞ』


「あんがとな今度こそじゃあな」


『おうッまぁせいぜい異世界楽しんでこい!!』



今度こそ本当に帰ったが最後まで笑顔でタフィラスは春のことを送ってくれた

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