2章 転生者達の近況
魔術戦闘訓練
「よしッ今日は勇者殿たちには一対一の戦闘訓練を始める、、、」
「春ッやろうぜ「おうよ」」
「始めッ「遠慮はしない「あぁ瑠衣ッ本気でこいっ」
バンッ
瑠衣が地面を蹴って突っ込んできた
「おいおいッそれはちょ〜となめ、すッぎ、だッ!!」
「なっ今度はこっちからだ(身体能力強化)「「早っ」」
「くっ制御できねぇなら使うなよ!!」
「あッぶね〜なあ!!」
「なんで近づいてくんだよッ」
「俺の本領はッ魔術ありの戦いだ!!」
「うっしまっ「ウウィンドブラスト!!!「あ゛ガァッ」
バン
「ふー「なっ、だけどこれで決めるッ足にファイアブラスト、追い風ッ」
バンッ
「甘いッ」
というと春は小石の入った砂を掴み瑠衣に投げた
「なっ」高速で切りかかってきた瑠衣を体を捻ることにより、よけ、
地面に衝突した瑠衣に春は剣の切先を突きつけた
「うっ」「瑠衣ッお前の負けだ」
「あぁそうだな俺の負けだッだが次は負けないぜ「あぁそうだな」」
その後も勝負をしたが最後の戦績は春が四勝瑠衣が五勝で終わった。
——魔導師側 —————————————
「今日こそは勝ってみせるから「うん私も負けないからね瑠璃ちゃん!!」
「それでは、ルールはどちらかが私が戦闘不能と判断するか降参発言で決める事とする、初めッ。」
「聖光ノ衣装ッこれは発動に魔力を3000一分につき500さらに追加で魔力密度消費すればするほど能力が上がっていくの、、、その能力が二倍になるんだ」
「なら私はッ
氷結創造操作領域魔力消費7000で氷結で創造した領域を作ることができる、
でッしかも氷結、雪魔術の魔力消費量が四分の一にしてこの領域内を制限化の中で自由に操れるのッじゃあ準備は出来たねッ行くよ」
雪のその一言でこの戦いは幕を上げた
「ホーリーランス」五連発
「アイシクルランス」十連発
そういい魔法を使うとそれぞれの魔術がぶつかり合た
バンッバンッバンッババンッバン
「うッ瑠璃の魔術には二倍の量で当てないとダメか〜うんアイシクルバレット」
「ライトブラストジャベリン」三連発
「核を壊すッ」
「なっアイシクルウォール」
ゴゴゴゴゴゴゴゴ ドンドンッドバン ピキピキッピキパリン
「くっまさか一回でやられるとは」
「ホーリーライトソード、これは魔力を結構込めたんだッ」
「アイシクルドラゴンブレスッ」
ドゥゴーーーーン
「アイシクルメイクドール」三連発
「光明柱」三連発 バン バーン ドゥーン
「なっあれを耐えたの」
「私の人形は込めた魔力量によって性能が大きく変わるの!!」
「でも私の最大火力を耐えれるかなっ光明之装衣、魔力強化の強化ッからの
「海氷ッ氷龍ッ氷塊ダイアモンドダストッアイシクルスノードーム」
光龍ッ光線群ッ光泉ッホーリーライトブラストソードッ魔力全乗せでいけ!!」
敵には崩壊を仲間には癒しを与える光泉によりスノードームは崩壊し自分の魔術は威力が上がりわずかに残った効果時間に少し雪の魔術の威力を消した
「んッう」「そんなッ」
瑠璃と雪はあまりの轟音と激しい近距離での魔術の衝突に目を瞑った
ドドバンバンババンバーンドゥーンババンボーン
暫く鎮静の時間が続くが突然終わりを迎える
「んッんうたってる?てことはでも、暗くてよくみえなっい」
パキッパキパキバキキッバキピキッピキピキッピキバキキパリーンバキバリリーン
真っ暗だった肌寒い氷結のなかに温かい太陽の光がさしてやっと状況を、
そう、自分が雪に勝っているということにそしてところどころ崩れて光が刺してくる風景はとても幻想的で
まるで瑠璃が勝ったことを祝福しているかのように思えた
「まっ眩ッし、いッ」
「勇者雪戦闘不能ッ勇者瑠璃の勝利ッ」
「えっえ、なっ何?勝利ッあっそうだ雪ちゃんッ!!」
「んっんんあれ、、、瑠璃、そっか、負けちゃったか〜」
「えっどういうこと?」
「瑠璃様の勝利なんです、勝ったんですよあの雪様に、、、」
「えっぇ、やっだぁよ〜ヅイニッついに雪ぢゃんにがでたよ〜」
「おめでとう瑠璃ちゃんッ今回は負けちゃったけど次は負けないんだからね!!
こうして今日の魔術師組の戦闘訓練は幕を閉じたのだった
そして瑠璃と雪の仲はさらに縮んだのである
それから暫くして
「コンコンッ春様、お食事の準備が整いましたのでお呼びに参りました」
「ありがとう今から行くから」
「承知致しました」
「勇者殿たちよ、まず今日の鍛錬、ご苦労であった、私からはこんな形でしか手伝えないことがとても悔しく思うが、
それでもメイドたちには最高級の料理を用意させたもらった」
「いえいえとんでもない、むしろこんないいところに止めてもらう上に
贅沢な食事まで、感謝を言いたいのはこちら側ですよ国王陛下ッ」
「いやッだがサタンの討伐は、
あまりにも危険だ、それでもたいかとしては全然なのだよ」
「そうですか、ですが一度承諾したのだから絶対に成し遂げますよ」
「ハッハッハなんともこれは頼もしい勇者殿だなッ!!」
「まぁ今は存分に食事を楽しんで行っておくれそれでは」
「ハハハッやっとだやっとそうやっとできるやつに思い知らねてやるハハハッハハハッハッハッハハ
絶対にあいつなんて殺してたまに、、、」
「あのー大丈夫ですか?金沢様さっきころすとなんとか」
「あぁきかれてしまいましたか、、、
いやこの国をこんな有様にいや君の顔をこんなんにさせてしまう自分の弱さとサタンにどうしようもなく憎く感じるんです」
「そうですか金沢様が優しい心の持ち主なんですね」
「そうなことないですよ」
「ふふそうですかね
「ええつ貴方の方が何倍も綺麗だ」
「ありがとうござます世辞が得意なんですね、、、」
「いえサタンを倒した褒美にリーゼロッテ様、貴方が欲しいッ!!
だからサタンを倒すいや貴方のことを思うと力が湧いてくるんです」
「フフッ嬉しいことを言って下さいますねでは少しお時間を頂戴しても?
金沢様ッ部屋は用意しております前から
貴方のことが好きでした私は貴方にしてもらいたいです」
「リーゼロッテ様ッじゃあ行きましょうか」
「金沢様ッ二人で愛し合いましょッ」
「俺もッリーゼロッテ様が大好きですッ」
………………約二時間後
「いえいえ本心ですよリーゼロッテ様ッ」
「嬉しいですね」
「サタンは絶対に倒して見せますよ」
「ありがとうございます、それでは楽しんで行ってくださいね、」
「やはり勇者も子供、簡単ですねこれであの、フフ」
「リーゼロッテッ何をしていたッ」
「お父様ッ私は金沢様のニホンという故郷の文化や思い出話を聞いていました。」
「そっちではない、いやッまさか失敗したなんてあるまいな」
「はい、、勇者には意識誘導と魅了、そうした上で、私を抱かせましたので」
「そうか、よくやった」
「リーゼロッテ、お前も、もう戻れ怪しまれるやもしれん」
「はい、主人様、、、」
「あと、終わったらわしの部屋に来い命令だわかったなリーゼロッテッ」
「はっはいッわかりまし、た」
「あぁ〜ぅっぜぇなッんだあのクソビッチがあんのやろう意識誘導と魅了までかけてきやがってッこのクソがッ
よし決めたあいつも俺のにする、誰が主人か教えてやるよブスがッ」
彼女達は知らない彼はなんの状態異常にかかっていないことをそして凶悪な敵を作ってしまったことを
そして鎖に繋がれていない獣は例え誰であろうともその牙を向けるということ、を
「ふッははこれならこれでならあいつをあんッの忌々しいやつを消せる、、、
楽しみで仕方ないあ〜ッあの方の力も俺の憎悪を感じて強く共鳴しているのを感じるッ」
「待っていろよ春絶対にッお前の大切なものを全て、目の前で壊し尽くしてやる
フハハハッフアッハハハッハッハハハハッ」
金沢の不敵な笑い声は暗い暗い暗闇の中に消えていった
「ハハハハハッ新しい信徒ッいや下僕もできた私の復活の時は近い、
神よ、我をあの場で殺さなかったこと、深く後悔し
絶望と滅亡のうちに果てるがいい
だが奴は知らないこの新たな下僕により新たなる神殺し、いや神すらも超越せし者が敵には容赦のかけらも無い最凶の鬼が現れるとは
「ついに明日はダンジョンだ、
このステータスなら多分大丈夫だがあと魔力密度は前に比べて
八倍ほどになったから魔術も前に比べてだいぶ良くなったはずだし
『いえマスター転生してから一週間の生き物の成長率ではありません
だいぶとか言わないでください他のちゃんとやってる人に対して失礼ですよ
貴方のそれは神にも届く下手したら神をも超えますのでそこの所、勘違いしないでくださいねマスター?』
「わっわかったよありがとッシイナ」
『はい、早く寝てくださいマスター』
「そうだな、」
こうして春の長い一日は終わりを迎えるのだった
『おやすみなさいマスター、いい夢を』
そして運命の歯車は動き出す
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