何かの集約 其の六
そしてあの後の教習生の皆は国王の乗り物で館周辺の土地を出た後に夜の景色が突然太陽光のある景色に変わり、急に差し込んできた太陽光に驚いた。久しぶりの太陽光と青い空なので皆、急に目を瞑った。
「何だこれ!」
「え?あ!本当だ!」
庄司「行成景色が太陽光を浴びた景色に」
麗乃「眩しいわねー。でも懐かしいわ。」
庄司「久しぶりの太陽光は眩しいねー」
麗乃「目が慣れないねえ。にしても、スバルさんにはもう、会えないのかなあ」
智和「そうでもないみたいだぞ。このロング乗り物に運ばれたって防衛服の人言ってたし。」
麗乃「マジでっ?!」
庄司「こんな時でもスバルさんを忘れないなんて麗乃さんは本当に能天気だよなあ〜」
麗乃「いやいや、私は単なる気になった事に一途になりやすいだけよ。」
そんなもんかね、という庄司の言葉を流して「スバルさんはどこ?」という麗乃の攻めに応えた人々はスバルが横になってている席を指差した
麗乃「あっ!スバルさんっ」
スバルは寝ていた
手を寝息を立てるスバルの額の上に置いた。そしてその端麗な顔立ちに見惚れた。
麗乃「スバルさんっ、綺麗」
麗乃「スバルさん、大丈夫かなあ」
すると横から手を優しく掴まれ、声を挟まれた
大斗「彼なら大丈夫だぞ。そして、貴方はスバルに対して恋焦がれているやうに見えるが、それを叶える為には並ならぬ自分を高める努力が必要だと考えよ。何せこの子はまだ15歳だ。大人ではない。」
麗乃「は、はぁーい。というか、貴方は確か、すれ違ったことがあるわね。私があの館の部屋に案内されていた時に。貴方はなぜ姿が人のままなの」
大斗「ふむ。覚えてくれて光栄であるぞ。拙者が異形にならなかったのは、そうされる直前辺りで救い出されたからだ。それだけであるぞ。」
麗乃「ウソーっ まだ異形にされていない人がいたなんて、驚きだわ。」
大斗「褒めているのかよく分からぬが。」
麗乃「褒めているわよっ」
大斗「頑張れ、麗乃嬢。沢山己を高め、彼が惹かれるやうな存在になるのだ。」
麗乃「ええっ。」
周りのみんなも目に光を灯す麗乃へ励みの声をかけた。
庄司「スバルさんはかなりの真面目さんで厳しそうだから気をつけてね、麗乃さん。」
真斗「その子は結構いろいろスペックが高いけど人に課せる事がキツイんだよ。終いには何を思ったのか、俺の才能まで勝手にコピーされたし。著作権違反しているよな、俺の精神を抜き取って変な生物に与えてよぉ。」
その手でスバルの頬を鍵盤を叩くように突いた
すると彼は「うっ」と声を低音量で上げた
真斗「うわっ」
血の気が引く。やばい。
スバル「............」
スバルは起きたようだ
智和「わあ、やっぱし綺麗な顔だな」
麗乃「スバル様!お目覚めですわねっ」
スバル「......あぁ。みんな、おはよう。久しぶりの朝日だな。」
真斗「っ!?」
智和「スバル、何か変わってないか」
「彼は心を入れ替えたよ。」
真斗「っ!国王様っ?!嘘だろ」
麗乃「えっ?!あの国王仟夛朗様なの?!うん、知ってはいるけど、その魅惑の容姿の破壊力も知っているけど、実在しているとは思っていなくて、その、本当にいらしたのね!な、なんて破壊力の容姿なの........」
皆も驚き、国王の容姿に見張れている
「あぁそうだよ。彼は少し前に私が説得をして、心を入れ替えたんだ。だから、普通に接していいものだよ。」
真斗「ほえーーー スバルくん、ちーっす」
麗乃「そんなラフでいいわけは無いじゃない。」
スバル「あぁ。こんにちは。」
真斗「ほ、本当だ。」
麗乃「..............スバルさん、ごめんなさいね。今までの私はしつこく付き纏っていたようでした。」
スバル「そんなことはないぞ。こちらこそ、構ってあげられなくて、申し訳なかったな。」
スバルは麗乃の頭を優しく撫でた
庄司「おおおおこれは麗乃さんの望んでいたシチュエーションっっ」
大斗「おおおこれは麗乃嬢の望んでいた....!」
周りも麗乃へ暖かい笑みを浮かべている
麗乃「....ふふ。ありがとうね、スバルさん。」
麗乃は穏やかに笑みを浮かべている
真斗「あれっ?麗乃さん、予想と違ってクールな反応の仕方。喜ぶかと思っていたのになー。全く、どうしてみんなはどうもこうも上手くいきそうな時になると遠慮をするもんなんだよ。」
大斗は気付いていた。先程国王がお見えになられた時に麗乃の心の目の光が国王様に変わり寄りつつあるのを。
大斗はそれを言わないで置いた
皆はそうやって雑談をしながら国王の城へ進んだ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「皆の者よ!これから皆の姿を元の人間の姿へ戻す。」
皆は歓喜の声を上げた
すると部屋の中に淡い光の球状が降り降りてきた
皆はそれを受けた
すると皆の身体に元の人間の肌の色が見え始めた
徐々に元の人間の肌の質に変化をしていき、遂には完全に元の人間の姿へ戻った
皆は歓声を上げた
「今日は宴にしよう。ご馳走も用意してあるよ。楽しみながらで良いから聞いてくれ。皆があの施設の土地に居た時は、いつまで経っても空の色が真っ暗で関東の割には星々が満天に輝いていたと記憶をしていると思う。あれはな、スバルの霊力による膜だ。あれからは皆のその姿をあのままでいさせるように霊力が注がれていた。ずっと夜のように真っ暗だったのも、皆の姿を闇に溺れる者として持続をさせたかったからだ。その為、姿を元に戻す為にも先ずはあの土地から出る必要が有ったんだ。」
それに皆が話し合う
そうしている中で智和は庄司に話しかけた
智和「なあ庄司さん。」
庄司「何だい、智和さん。」
智和「あのさ、俺たちこうして人間の姿に戻った訳だけどさ、俺としてはもう少し前の姿のままで良かったんじゃないかって思うんだけど、どうよ」
庄司「ええ?私は元の人間の姿のままで良いねえ。確かにあの姿は強かったりしたんだけどさ。」
スバル「そう言ってくれて有難うな。」
智和「うわっ!スバル」
スバル「偶々この近くにいたんだよ。そう言ってくれて有難うな。生田智和。」
智和「あれは本当に良かったよー。俺としてはまだもう少しあの姿でいたかったなって思うわー。ま、俺の才能を無許可でコピーされたのはどうかと思うけどな。」
スバル「あぁ。嬉しい言葉だね。俺は自分のしたことを反省して前向きに生きるわ。後、今の俺はアイツからのストーキングが無くなって気が楽になったわー。」
スバルは笑顔だ
智和「アイツ?」
庄司「それってもしかして、麗乃さんのことかなー」
スバル「そうさ。アイツは事あるごとに俺に突っかかってきて気色悪かったんだ。あの部屋の中であれに塗れて死んでしまえば良かったと思うのに、何故かパスワードを解かれて生きていた。」
庄司「それって「閻魔」だよね?液体の。あの部屋のパスワードって「スバル様/ヨイガ スバル様、助けて下さい」みたいな事を言うんだよね?」
スバル「そこまで知っているとは、お前の探索力は目を見張るものがあるなあ。やっぱりお前の才能抽出するわ。なんてな。冗談だ。」
庄司「だよねーー。また悪足搔きでもするのかと思って焦ったよー。」
スバル「それは無いからな。それで、智和へはこれを見せてやる」
スバルの腹から黒い靄が出てきて、それが人外の生物に変化をした
黒「ヘヘ」
智和「そうだよコイツだよ!コイツが俺の才能をやっていたんだっ」
スバル「こいつも、大人しくなってるよ。今では単にペットの様な生物だ。」
智和「お前のペット、ねえ。」
庄司はこれからの仕事のやり方について考えている
真斗は城のふかふかの椅子に座って体を休めている
麗乃はずっと国王様の方を見ている
大斗は祝いに出された酒を飲んでいる
城の中は安堵をした皆でいっぱいだ
この後、皆は宴を心ゆくまで楽しんだ後、それぞれの住まいへ帰って行った。
小倉と明智やトレーナー達はあの後、住まいである九州に早急に戻り、スバルの容体を懸念しながらいつもの生活に戻っていった。スバルは根は良い子であるのを彼らは知っているのだ。
皆の皆がいつも通りの日常を取り戻した
様に見えた
何かがおかしいと感じたその人物は
その真偽を確かめようと、後日に先ず、再び例の施設の土地へ向かったが、そこは既にあの施設は無く、限りなく形状が施設に近い感じの市民会館になっていた。館もホテルになっていた
それは良い。想定内ではある。
ここは良い所でしか無くなっていたのだ。それが確認できた。
問題なのはもう一つの方だ。
とある人物へ会いに九州のとある場所へ向かった
そこで明智が出迎えてくれた
「明智さん。お話が有ります。如何でしょうか。」
明智「良いですよ。お入り下さいませ。」
明智さんに通してもらって明智の自室へ行けた。入れた。飲み物やお菓子などを出してくれた。
明智「関東から私の家にまでわざわざお越しになられた上での話とは、何でしょうか?---------------------瀬川大斗さん。」
大斗「はい。明智さん。実は俺は最初から最後まで、今も気になっているのです。何故、そもそもスバルさんは施設など建てようと思ったのでしょうか。普通の子供にあの様なことは思いつきもしませんし、できません。それはもしや、明智さんの支援でしょうか?」
明智「その通りですね。私の心支えです。あの子は真面目で物事を取り組む芯の通った子ですよ。」
大斗「そして、何故彼は俺を唯一、異形の姿にしなかったのでしょう?」
明智「それは、スバルくんは貴方と沢山お話をされたみたいなのね、唯一貴方に対して情が湧いたからでしょうね。そして、あの子が施設を建てたのは私の言葉が起こさせたのかもしれませんね。」
大斗「スバルさんに「自分の世界が経営出来るから施設を持ってはみないか」という様な言葉を言いましたか?」
明智「はい。言いましたね。確かにそうな言葉を彼に言いましたね。」
大斗「それが、明智さんの企みだったのではないのですか?」
明智「企みをした意図はありませんが、そう思われるという事は貴方は私に対して不信感を持っているという事で正しかったでしょうか?」
大斗「そういうことですね。俺は最初から気になっていました。何でそもそもあんな施設が建てられたものだったのか。貴方がスバルさんに対して気を引く言葉を使って行動を促す様に発言をしたのならそれで納得の行く考えができます。」
大斗「----------貴方が、この出来事の黒幕ではありませんか?」
明智「いいえ。確かに私はスバルさんに施設を建てるように促しましたが、それはスバルさんの既にある社会的適応能力を鍛えさせる為であり、黒い思惑などありませんよ。」
大斗「やはりそうでしたか。社会への適応、ならば他に様々な方法があった筈です。彼はまだ子供なのですから。よりにもよって行成施設の長とは、何という飛び抜けた発想でしょう。」
明智「彼は子供の中でも我々大人並みに秀でた思考の仕方の持ち主ですよ。施設の長をさせる事によってスバル様の能力が磨かれましょう。」
大斗「確かにあの子は大人っぽいですね。そして良い子です。私も思います。しかし、どうにも納得ができないものなのです。スバルさんは、貴方に踊らされていたのではないのですか?」
明智「いいえ。私は彼のことを信頼している。尊敬できる方だと。なので決してその様な黒い思惑などありませんよ。そもそも、仮に私がそうしたところで私にも何の意味もありませんからなあ。」
大斗「いいえ。貴方は人の才能の遺伝子などをコピーできるそうですね。」
明智「はい。それが何か。」
大斗「世の人々の才能をコピーする為にスバルさんに施設を作らせたのではないのですか?その為の口論なら幾らでもある。「才能の育成をさせる」「才能を見定める」「才能を世に発揮する為に」。それが私達世の人間の元へ目への資料となって現れたのです。」
明智「ほうほう。その様な事があったのですね。それはなかなかに興味が惹かれますな。」
大斗「.......まだ、シラを切るおつもりですか。貴方は、あの施策が上手く行き次第、小倉さんもスバルさんも」
大斗「--------殺すつもりだったのでしょう?」
明智「いいえ。その様な疾しい考えはありませんでしたよ。仮にしても何の意味もありません。とは言っても、私が出来る事をお知りになられている上では、そう思われても致し方のない事なのもしれませんね。」
大斗「....どこまで、その意思を押し通せるかな」
明智「押し通すも何も、ありませんけどね。」
大斗「小倉さんとスバルさんを殺せばいずれ自我の無くなる筈だった化け物達が残る。それは貴方にとっては忠実な下部のみが残ることを意味している。スバルさんはそもそも善良である。その心を踏み躙りましたね?これは許される事ではありませんよ。」
明智「ええ。彼は善良な少年ですね。その様な良き心を、踏み躙る訳など無いですよ。大斗さんもとても真面目さんでいい方なのだろうなとは思いますがね。そもそも、私は確かにスバルくんに施設の事を促しましたが実際にその様な事ができる訳ないとたかを括っていた時に我々の事情を知った上で補うよと資金を出したのは国王様です。」
大斗「国王様に罪を擦りつけましたね。あの方怖い方ですよ。」
明智「いいえ。国王様もスバルさんが施設の長をされることに対して許可を出したのです。」
大斗「今のを国王様がお聞きになられていたらどう思われていたのでしょうかね。」
明智「さあ...。今この場にいらっしゃらないので分かりかねますが、恐らく喜ばれていたかもしれませんぞ。大切な下部の子の出立だとね。」
大斗「残念だがな、その様に上手くはいかない。」
明智「なにっ」
大斗「俺はその辺の事も調べました。国王様が資金を出していたのは貴方の様子を探る為だ。」
明智「何故、そうだと思われるのです」
大斗「国王様にも聞き出したのだ。お金を資金していたと言っていたことが有った。その時に理由を聞きました。貴方にどうしても支援して欲しいとあったからだと。それを不審に感じた国王様は、貴方のことを調べたのだ。するとどうだ、貴方は一室で何かをやっているようではないか。それは遺伝子をコピーすると。それはどう考えてもおかしな気がしたので貴方のことを監視をしていたのだ。」
明智「なるほど。確かに私は怪しく見えることをしているのでしょうねえ。しかし私は単に才能をコピーして分け与えようとしていましただけですぞ。何も悪いことする意図などありませんでした。」
っ......。その筈がない。コイツは絶対スバルの心を狂わせた許せない人間。コイツのせいで、スバルはおかしくなってしまったんだ。自分の為なら方法を厭わない性質になってしまっていた。これは許される事ではない。制裁を加えるべき人間なのだ。逃がさないさ。
大斗「貴方は何故、スバルに施設を促したんだ。自分で建てれば良いでしょう。資金もかかるしあの子にはまだ早い。自分で建てて、そこにスバルを入れさせてばいいでしょう。」
明智「簡単なことですよ。誰にも良い世界を創造するためですよ。」
大斗「.....言い訳がそれだけしか無くなったか。負けを認めろ、貴方の負けだ。じゃ、貴方はこれから自分の罪を償おうな。」
明智「何を仰っておられるのですかなあ。そもそも、国王様が私が主犯だと知っていたら私を助けなかったのでは」
大斗「言い訳もここで辞めるんだ。貴方はかなり大掛かりな事をし過ぎた。だから皆で貴方を拘束よりも酷な制裁を与えることにしたた。近日だ。覚えておくと良い。」
明智「なるほど。今回の大斗さんのお話は貴方が心からの意思を感じました。喋り方も、元々はその様に普通だったのでしょう?何らかの理由であの様になっていただけで。」
大斗「うむ。そういうことだ。今やこちらの喋り方もすっかり馴染んでおるがの。この様な喋り方になったのは、貴方が子供の頃の俺に「礼儀を気を付けなければ大人になった時に殺されるよ」だなんて言うからだ。」
明智「君が子供の頃に私が一時教えとなっていた時期の事を覚えているのか」
大斗「覚えていますよ。その影響で俺は喋り方に気をつける様になった。その結果、あの様な江戸の喋り方になりましたが。スバルくんにそれを言われた時は「やはりか」と思って安心感がありましたね。」
明智「良かったじゃないか。まあ、そろそろ話す事もないでしょう?私はそろそろお暇になろうかな。」
大斗「ええどうぞ。お気をつけ下さいね。では、私も帰ります。」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
明智「あの子はやっぱりあの瀬川大斗くんだったのか。大きくなったものだな。にしても、私に課せられる制裁というのは一体何なのであろうか。何も無いように思うけど。」
明智はリビングで横になっていた。
太陽光が無くなった。今はまだ昼時だ。
どういうことだ?急に外が真っ暗に。
すると窓に妖艶な漆黒の髪の毛をした美少年が映った
スバルくん?!
スバル「明智。俺達はお前が企んでいる事を知っているんだからな。利用されていたってな。だからさ、お前にはこうしてやる。」
何だ?家の中の景色が全て、白色に。家具も何も、無い。あるのは、目の前にあるスバルくんだけ。
スバル「お前は暫くそうやって何も無い空間にいろ。優しい方だぜ、痛みも何も無いからな。腹も空かないから死にもしない。自殺をしても死ねないぞ。」
そんな。これは、あまりにも地獄が過ぎる。世界に何一つも無いところにずっといなければならないなど、酷が過ぎる
スバル「はっ。暫くそこにいて己を見つめ、反省しているんだな。」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
国王「明智照星への制裁は完了したね。」
スバル「ははっ。完了致しました。」
国王「これで彼も自分の非を見つめる事ができる筈だ。」
スバル「はい。更生した姿が楽しみですね。」
国王「楽しみだね。大斗さんもスッキリした様な顔をしていたし、万時解決か。」
スバル「俺としては、彼が些か変わっている様に見えていました。何となく、心にトラウマを抱えていそうに見え、案の定そうだった様で。同情心も湧き、彼を少し異形にさせないでいたのです。」
国王「なるほどね。分かる面があったんだね。良いと思うよ。異形にさせなかった。良い子だね、スバル。」
スバル「やはり、俺はあの時にどこかで間違えているのは分かってはいたのですが、それが確信に至らなかった」
国王「それはそうさ。分からないものだよ。君は今それに気が付けている、それで良いんだ。」
スバル「ははっ。」
大斗は明智と話をし、心の蟠りも解け、家に帰り全て解決したが
さっき新しく出来た一つの考え事をしていた。
おかしい
何故国王様は
明智に資金をしたのだろう
資金などしなくて良かったのではないか?
そういえば国王様は
どうやってスバルの首を落とそうとしたトレーナーの居場所を知ったのだろう
..................
フッ
こればかりは流石に分からないな。
ただ一つ確実に言えるのは国王様は良い方であり
真面目で優しくて皆からも尊敬される最高の国王様だ。
あの施設の長であるスバルさえも相手にすらならない程の強い容姿の良さの破壊力を持つ。
これからも、尊敬をしていきます、国王様。
その時
城の誰もいない王座のある部屋で
王座に座っている目元に影を落としている国王は
フッと不敵な笑みを浮かべた
END.....
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます