第3話 抜け出す

伝説のパーティーって何?


真「あっ、僕はソロで」


姫「は?何言ってるんですか?断れないでしょこれ。伝説、伝説ですよ。

 普通は断れないでしょう」


姫、ぶち切る。


うるせーな、普通なんだそりゃ知らんなでしょう。

だって、邪魔じゃん。よりによってこの陽キャたちだもんいやだね。


真「いや、普通とか分からないんで。仲間なんていらないじゃないですか。役に立たないひとたちはいらないんで。はい」


姫「えっ、何でですか?この世界はそういう決まりじゃないですか」


真「えっ、決まり?なんだそりゃ、決まり?そんなの知らない知らない。

だって、ここにいる召喚された人たちってこの世界こと知らないじゃん?

この世界のこと知っている人じゃないと嫌だね」


ま、仲間はいらないんだけどな。


真「そこにあるその革袋の中身くれるんだろ。くれないんだったら

用意する意味ないじゃん?旅の資金がないと魔王倒す旅、できないよ」


嫌なキャラ作りをしている主人公。


真「ま、いいさ。もらうぞ」


革袋の中身

・白金貨x5

・金貨x10

・銀貨x70

・銅貨x90



真「あの?もう今から、魔王倒してきていいですかね?」


姫「えっ、もう倒すんですか?実力ないじゃないですか」


真「え、何でそう決めつけるのかな?」


姫「このわたしに口答えするなよ!強制的に従わせてやる」




真「『鑑定』」


===

エルリア・アルシーブ・アリウム


【LV】23

【HP】673/673

【MP】650/650


スキル

祈り・回復魔法Lv.2・光魔法Lv.3


===

「俺はな、こいつらと違って俺専用のスキルを持ってんだよ。

俺専用のスキル『コピー』これはなんでも複製できるんだ」


「『コピー』」


ー回復魔法とと勇者と聖女と賢者と全魔法と合成ー


===

回復魔法と勇者と聖女と賢者と全魔法と合成をコピーしました。

===

大森真おおもりしん


【LV】1

【HP】55/55

【MP】85/85


スキル

コピー・言語理解・アイテムボックス・鑑定・合成・回復魔法Lv.2

光魔法Lv.3・聖魔剣士・勇者・聖女・賢者・全魔法LV.2

===

[勇者・聖女・賢者・聖魔剣士など]のコピー完了


「それでは、早速行くか!じゃあな、戦友たちよ」

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