第3話 抜け出す
伝説のパーティーって何?
真「あっ、僕はソロで」
姫「は?何言ってるんですか?断れないでしょこれ。伝説、伝説ですよ。
普通は断れないでしょう」
姫、ぶち切る。
うるせーな、普通なんだそりゃ知らんなでしょう。
だって、邪魔じゃん。よりによってこの陽キャたちだもんいやだね。
真「いや、普通とか分からないんで。仲間なんていらないじゃないですか。役に立たないひとたちはいらないんで。はい」
姫「えっ、何でですか?この世界はそういう決まりじゃないですか」
真「えっ、決まり?なんだそりゃ、決まり?そんなの知らない知らない。
だって、ここにいる召喚された人たちってこの世界こと知らないじゃん?
この世界のこと知っている人じゃないと嫌だね」
ま、仲間はいらないんだけどな。
真「そこにあるその革袋の中身くれるんだろ。くれないんだったら
用意する意味ないじゃん?旅の資金がないと魔王倒す旅、できないよ」
嫌なキャラ作りをしている主人公。
真「ま、いいさ。もらうぞ」
◆
革袋の中身
・白金貨x5
・金貨x10
・銀貨x70
・銅貨x90
◆
真「あの?もう今から、魔王倒してきていいですかね?」
姫「えっ、もう倒すんですか?実力ないじゃないですか」
真「え、何でそう決めつけるのかな?」
姫「このわたしに口答えするなよ!強制的に従わせてやる」
真「『鑑定』」
===
エルリア・アルシーブ・アリウム
【LV】23
【HP】673/673
【MP】650/650
スキル
祈り・回復魔法Lv.2・光魔法Lv.3
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「俺はな、こいつらと違って俺専用のスキルを持ってんだよ。
俺専用のスキル『コピー』これはなんでも複製できるんだ」
「『コピー』」
ー回復魔法とと勇者と聖女と賢者と全魔法と合成ー
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回復魔法と勇者と聖女と賢者と全魔法と合成をコピーしました。
===
【LV】1
【HP】55/55
【MP】85/85
スキル
コピー・言語理解・アイテムボックス・鑑定・合成・回復魔法Lv.2
光魔法Lv.3・聖魔剣士・勇者・聖女・賢者・全魔法LV.2
===
[勇者・聖女・賢者・聖魔剣士など]のコピー完了
「それでは、早速行くか!じゃあな、戦友たちよ」
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