第3話 『投票結果』


 投票結果を正の字にした黒板は、集まった連中からは、見えないようになっております。




 ねこママ


 『では、投票結果は出ましたか。』



 ごき軍医


 『出ました。ぶあっと。』



 ねこママ


 『修飾語は不必要にゃんです。では、こちらに。にゃほん。』



  メモが、ねこママに渡されました。



 ねこママ


 『ふにゃ。では、結果を報告します。』



  全員が、息を飲みました。



 ねこママ


 『投票総数、155。うち、有効153。無効2。』



  ざわざわとしました。



 どぶねずみα


 『しちもーん。むこう、て、なんでしちゅう。』



 ねこママ


 『投票用紙に、決められた書式以外で、しかも、意味不明の記載がありました。よって、無効。』



 いえネズミの逗留のらちゅうβ


 『内容を公開さして、くらちゅ。』



 ごき軍団組合総長


 『同様に。公開すべきと、ごき。』



 どぶねずみ大将


 『われらも、そう、要求ちゅ。』




 ねこママ


 『協議。役員集まって。ふにゃ。ふにゃ。にゃほん。。にゃんも。にゃんこな。』



  協議が終わりました。



 ねこママ


 『本来、公開すべきでないのですが、役員にも、公開すべきとの意見が多数につき、開票結果公表後に、希望者にのみ公表しまにゃん。では、続けまにゃん。有効投票153票。うち、救出に賛成のもの、77。救出に反対のもの、76。よって、救出することと、決まりました。』



 一同


 『どあー。一票差かあにゃんこきちゅぽ。』



 青大将


 『やはり、無効票が、問題へび。即。公開、ちゅらちゅら。』



 ごき軍団組合総長


 『まっことに、いますぐ、こうかいすべきごき。』



 ねこママ


 『役員集まって、にゃんも。にゃほん。にゃんこ。なにゃ。にゃんにゃんこなあ。』



 ねこママ


 『収まりが着かないとみたにゃほん。公開しますが、書いた方、文句あるなら、どうぞ。また、退場も可。』



  誰にも、動きは見られない。



 ねこママ


 『では、まず。ひとつめ。読みます。にゃほん。[ しね、やましん。しね、やましん。しね、やましん。しね! しね!やましん。しね、やましん。しね、やましん、しね、やましん。しね。やましん。しね! やましん。 ] です。』



 ごき軍団組合総長


 『そりゃ、助ける必要なしという、いみであろうごき。だから、反対に入れるべきごき。』



 はとさぶろ


 『いや、もし、救出反対ならば、反対に、丸つけるだけな、ぽ。それを、わざわざ、そのように書くのは、あきらかに、選挙にたいする、また、全員に対する、いやがらせでありのであるっぽ。無効が、正しい。』



 ごき大将


 『同意ごき。無効。』



 一同


 『うぎゃ。ごき大将に言われると、重い。』



 ねこママ


 『2枚目、いきまにゃんこ。[ ひとの生き死を、死神が決したなら、誰に逆らえるものでない。静かに、見送るのみ。なまごみだあ。]

でありにゃんこ。』



 ごき大将


 『内容の良し悪しは別として、二者択一の、投票という行為には、相応しからずごき。票に加える必要なし、無効ごき。なまごみだあ。』



 はとさぶろ


 『同意、ぽ。』



 カージンゴ(ひとりごと)


 『そりゃ、あの、書きかたは、もう、ごき大将しか、いないかあ〰️〰️。』



 ねこママ


 『というものでありにゃんこ。委員による協議は、どちらも、無効票とするこで、正しいにゃん。軍医どの?いかがにゃん?』



 ごき軍医


 『異論なし、無効、ごきら。』



 ねこママ


 『よって、救出することと、しまにゃんこ。』



 不思議が池の幸子さん


 『ああ、良かったわあ。幸子のミスだもんなあ。女王さま、怒るだろなあ。』



 選挙の結果は出ましたが、あとは、かなり、乱闘とか、食いあいが、あったらしいです。


 それは、省略。



 

     ・・・・・・・・・ 


             つづく



 









 

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