第8話TheEND
警察は新興宗教団体「誘宵の里」を制圧した。信者約70名、幹部40名、教祖を殺人及び死体遺棄の容疑で逮捕。その他の信者は、公務執行妨害で逮捕になった。
逮捕した、幹部の中に春日井さんを殺害した者がいた。
警察は、春日井さんを殺害した動機等を深く追求する。
「宮内」
これで、よかったのかもな。
「文哉」
そうかもしれないですね。
これから、逮捕した者達が自白する事を願うばかりですね。
「彩乃」
これでよかった。本当によかった。
春日井さんの無念が晴れたらいい。
その後の警察の取調べによると、春日井さん殺害は計画的犯行であった事がわかった。
犯行動機は、あまりにも身勝手で許せない事だった。春日井さんは以前、幹部の1人と恋仲だった。そして、誘宵の里に入信する事を勧めたが、断られた事により殺害する事を考えた。その他にも春日井さんは別の男性と会っていた事にも腹を立てたそうだ。
この事を、教祖に言ったところ生贄にしろと言って、殺害した。その後あの古井戸に遺棄したとの事だった。
事の発端は、些細な事が原因で殺害する事になった。
誘宵の里は、新興宗教団体であったが
今回の件が明るみになり解体する事になった。教祖をはじめ幹部、信者が殺害に手を染めては、信仰など当然ありえない。
マスコミもこの1件を取り上げて、全国に知れ渡ったのだ。
新聞各紙も同様だ。1連の事件を報じたのだった。
暁探偵事務所は今日もまた、事件を追いかけあちこち飛び回っている。
あなたの街にも現れることだろう。
新米探偵と僕 黒羽 @Kuroha1122
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます