私の感覚と物語が同期しているような気持ちよさでした

ミルクティが冷めるのが嫌だから…の下りで、一気に引き込まれました。自分の感覚と物語が同期しているみたいな。
私が学校でミルクティばかり飲んでいるからかもしれませんが、冬の寒い時期にあったかい午後ティーとかを買って、しばらくすると冷えててしょんぼりする経験はたくさんの人がしているのではないでしょうか。

日常のなかにあるちょっとした違和感や不快感、心地よさをたくさん織り交ぜながら、いきなりやってくる凄く悲しい出来事。でもそれを何かしらが慰めてくれるから、何とか明日もやっていける…
こういう話を読むと、綺麗だな、優しいなと思うと同時に、自分の日常を肯定されているような幸せな気分になります。

あとやっぱり猫は無愛想なのがいいですね。それでいて包容力や温かみがある。

解釈違いの部分があったらごめんなさい。この物語のおかげで、明日最終日の春期講習数学もなんとか乗り切れる気がします。この物語が、私にとっての「猫」かもしれません。

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