堪えきれないオモチャがあります。

 新しいお題を見ればコツコツと書いてはポチリする生活に慣れてきた。


 同じ失敗はしないさ、大人だもの。

 同じ失敗をしたかも知れない、人間だもの。


 「G’sこえけん」の話をしたい。『駅まで二十分、寄り道は一時間半、家には帰らない。』というタイトルでポチッと出した。


 『あなたが想う理想のヒロインの物語』は理解してる、大丈夫。また女の子主人公にしなきゃいかん募集か、書けないかもなって思ったの。

 わざわざ女の子らしい男の子をヒロインって言い張るのも頭オカシイよね、死んだ方がいい。

 『あなたの心を離さない“●●な”あの子』ってテーマも理解した。どうせエロいんでしょ? また乳の話してる? ダイレクトに●●●●か? まったくドイツもコイツも元気だな。まあいい、これも理解した。


 ここよ、ここから一緒に見て欲しい。


『下記の、2つの部門を用意しました。

①「君にささやくヒロイン」部門

「主人公に向かって女の子が語り掛けてくるシチュエーション」として、独創的なアイデアを持つ作品を募集します。

②「会話で生まれるドラマ」部門

例えばシャーロック・ホームズとワトソンのように、登場人物2人の会話から紡ぎ出されるドラマを募集します。』


 はい、ここ。①はビックリするぐらい苦手な部門。女の子がってだけで難しい。はい終了、と思いきや②よ。

 ②を見てバチンッてなって書き始めたのよ。大枠が『あなたが想う理想のヒロインの物語』で、テーマが『あなたの心を離さない“●●な”あの子』で、部門が『会話で生まれるドラマ』でしょ?

 ここまで合ってるかしら?

 大枠にヒロインって時点で女の子絶対かと思ってたら②の例えがホームズとワトソン、男の子じゃん。登場人物二人の会話劇ならばと書いた。


 あれ以来、何回も募集要項を見直して②には女の子と明言してないよね? とか不安がりながらもウヘウヘ言いながら楽しく書いた。


 会話のみでも何とか話は成り立ってる、成り立たせたんだよ、すげえ楽しかったですわ。

 でもちょっと時間かかった。ポチッと公開してから初めてタイトル変えた。

 駅まで二十分の狂詩曲→駅まで二十分、寄り道は一時間半→駅まで二十分、寄り道は一時間半、家には帰らない。

 なんでか段々と文字数が伸びてった。

 こんなに迷ったの初めて、地味に気に入ってる二人だから結末まである。だから切り取る場所を散々迷って、なかなか落ち着かなかった。

 といっても真面目な皆様とは違う、私にはプロットや下書きなんて存在しない。

 全部本番一発勝負。だから忘れないうちに、いつか最初から最後まで書きたい。でも内容的にpixiv行きかな。どうなるかな。


 なんつって語るくせに、さっき異常に不安になった。

 ねえ、これまた私が間違えてない?

 5分で解決探偵と同じ失敗してない?

 募集要項の最後の最後に『魅力的なヒロインとの物語をお待ちしています♪』って一文あったんよ。

 ②も『ヒロイン』って大枠に入ってるのは理解してる、でもでも、わざわざホームズとワトソン出してるから大丈夫だと思った、でもでもでも最後に『ヒロイン』ってもう一回ゴリゴリに押してきてんじゃん。


 え、ダメじゃね?

 はい終了。またのんびり第二回でも待ちますわ。

 てかこの募集は脚本の書き方で出した方がいいの? ちょっと勉強したから何とか書けると思う、次はそうした方がいいのかな? でもそれだったら要項に書くよね、脚本形式でドンと来いって。普通に書く方がいいのかしら?

 求められてる事が分からないよ。理解力、読解力、足りない。やだ私カッコ悪い。

 そうか、死んだ方がいいのは私だ。


 そういや最近は色々と慣れてきた。

 設定をいじってタブを閉じまくった。私のワークスペースが更に快適になった。

 なんかもう何も見えない仕様になった。どうやって戻すのか分からない。でも、こんな書きやすいのって自分でサイト作ってた頃に近いんじゃないかしら?

 あの頃も良かったけど、今はカクヨムで書けば誰かの暇潰しになるらしいし、私より変人も居そうだから絡まれてもきっと中の人が助けてくれるんでしょ。

 誰かの比護下にいるのは居心地いいのよね。大人になると有り難みがよく分かるわ。


 謎のお嬢様口調が来てるけど気にしない。

 『RPG』は修正を止めてた、アチコチ浮気してんの忙しい。

 分かる人には分かるはず、さなコンと800文字トイレ書いてきた。Twitterのプロフィールに繋げてみたからお暇ならどうぞ。

 自分でも分かるぐらい癖が強いけど期日ギリギリまで頑張ったわ。


 そしてまだ迷ってるあの主婦層向けの、夫と彼氏に言えないヤツ。妊婦さんがお腹抱えて旦那の背中見てるイラストが衝撃的なヤツ。

 どういう状況よ、あのイラストから話作ってとかいうお題だったら飛び付いたのにな。

 書いてみたけど読み物として面白そうに出来てんのか分からない。これも締め切りまで悩もうかしら。まだタイトルにも出会えてなくってよ!


 お嬢様は何が言いたいのか分からなくなってきたわ。

 そうだ後夜祭だ、次は『日記』を出す。いい加減、もう下書きだらけ過ぎて片付けなきゃ私が埋もれるわ。

 今の所は『焼き鳥が登場する物語』が好き。フリガナ付けたかっただけでしょって言われて図星過ぎて好き。

 でも、もう少し削れそう、もう少し書き込みたい。そんな感じ。


 後はアレだ、体の芯がエロいテーマの、アレは終わったのよね。

 選ばれはしてないけど、なんか読んでくれたっぽいから嬉しいわ。運営する人って凄いわね。一通り読んでるんでしょうね。

 もう字数も何もないなら少し手を加えるわ。咥えるわ。いや咥えないわ。健全に加えるわ。


 後は二つ出してみたい所があるから動いてないようで動いているわ。

 全力で書いてますのよ、楽しくて仕方ないですわ、常に字数制限に踊らされてますわ、もう削った部分だけで別の話が書けそうですわよ。

 オーッホッホッホ! って笑うシラトリレイコさんって居た気がしますわね。


 こんな感じで暮らしてます。

 募集要項はよく読んで下さい。

 業務連絡は以上です。

 そこのアナタ、いつもありがとうございます。

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