第446話 いざ出発をしたのはいいのですが(1)
〈ブォ~ン!〉
〈ブォーン!〉
〈ブォン! ブォン!〉
〈ブォ~ン!〉
〈パァー!〉と。
僕と沙也加がランデブーするホンダCB350Four、黄色いタンクのバケヨンを先頭に各自各々が駆るバイクの集合管とチャンバーから重たい音や甲高い音の排気や金属音を出し、奏でながら広島市内の太田川の河川敷に沿って商工センター経緯で西広島バイパスへと向かいたいなと思う僕なのだが。
流石にこれだけの数のバイクがいると……だけではないよね。
僕の先輩やタメ、後輩達……。
そして翔子が運転をしているハイソカー達……。
昭和の終わりから平成始め迄流行っていた世界のトヨタや日産、ホンダにマツダと高級セダン車の車高下げロウダゥン……。
そう、あの当時世に謳われた【シャコタン】仕様の車やエアロパーツで外見をカスタムした車ばかり。
まあ、僕達の広島では他県の方で流行っていた自動車のマフラーを竹槍仕様の超ド派手なお祭り仕様の車こそはいなかったのだが。
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