第104話 男の威厳って奴?(4)
そしてまた『パタ、パタ』、『パチン、パチン』と、エルに『ロ○コンパンチ』を繰り出し、食らわしてやるのだ。
まあ、それでも、自身の妻に馬乗り。騎乗をされて駄馬の僕は、いくら抗い、抵抗を加えても、エルのブラジャー、肌着を着衣していない豊満、傲慢に垂れ下がっている乳房、オッパイに対して力無い僕の平手打ちが当たるのみで。大変に悔しい。悔しい思いを相変わらずしているだけの僕。僕なのだよ。でも、僕は、このまま諦める訳にはいかない。いかないのだ。
特に今流行りのマンガ。少年ジャ〇プで連載をしているス〇ムダ○クの安〇監督の名言ではないが。
『ここで諦めたら、そこで試合終了だよ』、ではないが。
僕自身もここで自分自身の心が折れて諦めたら。僕の大事な妻が自害、他界……。
僕自身は未だ新婚ホヤホヤ……。ホヤホヤなのに、未だ新婚の甘い。甘~い、蜜の味わい。
そう、僕自身の頬が蕩けて落ちそうな甘い蜜の味わい。生活すら堪能していないのと。僕達二人、夫婦は、新婚初夜も終えていない……って。ああ、良く考えたら? エル自身は終わらせているのか……。
う~ん、でもさ? 僕自身は、全くその時の記憶がないのだよ。他界、死んでいる最中だったから。からね……。
まあ、それや、その他のことを含めて、僕自身は色々と諦めたくはない。僕の妻、エルのことでね。だって僕達夫婦の結婚生活は今始まったばかり。ばかり、なのだから。
それに? 僕の天女さま! エルフさま! 宇宙人さま! 勇者さまを。僕は着飾り、飾らして。
『どうよ~? これ? 儂の妻?』、
『すげぇえええっ! 美人だろう?』と。
地元のツレや後輩達に見せびらかしてもいないのだ。
と、いうことだから?
僕はまた抗い始めるのだ!
今度は僕自身の両足、腰、身体を使い。使用をして抗い始めるのだ!
「わりゃ、あああっ!」、
「うりゃ、あああっ!」とね。
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