第36話 驚愕! 驚嘆!(10)
まあ、そう言った内容……。
他の星からきた知的生命体にUFOで連れ去られ、性行為をしたと言った内容のテレビの特番や雑誌の記事等も多々あったのだ。
まあ、それが本当なのか? 嘘なのか?
僕自身もわからない話だけれど。
と、言いたいところだけれど。
僕はまんざら、その下ネタ話が嘘偽りではなかったのではないかと思えるよ?
だって僕の眼下の女性──。
そう、僕達人間とは少しばかり違う容姿をした
相変わらず「ハァ、ハァ」と、悲痛な表情で息荒く、苦しそうな顔をしている宇宙人さんの麗しい容姿が、僕の瞳に映るからね。
他の星からきた異性と性交をする人もいるだろうな? 多分? と。
僕は思えば、その後はね?
宇宙──。
他の星からきたこの
そう、こんなにも衰弱をしている宇宙からの訪問者に対して僕は、彼女をこのまま放置してもいいのだろうか? と思い始め。
う~ん、どうしょう? と思えば。
「…………」
僕は少しばかり思案。
「このまま、この宇宙人さんを車から降ろして、放置する訳にはいかないよな」と。
僕は独り言を呟く。
だってさ、彼女をこのまま、この場に放置──捨ておけば。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます