第34話 驚愕! 驚嘆!(8)

 彼女は大変に物々しい容姿を宇宙人さんは着衣しているにも関わらず。


 僕はこんな安易な物考えを。


 あの時の僕はしてしまう失態を犯してしまう。


 今後僕に大変なことが待ち受け、起こるとも知らずに。


 僕は物々しい西洋鎧を身に纏う宇宙人さん……。


 そう、あの、ジャンヌ・ダルクを思い出すような物々しい、いで立ちの彼女……。


 他の星から、この地球に住む人類へと害を成すかも知れない、恐ろしい人物、将軍さまのことを。


 僕は人道的支援の名のもとに。


 彼女を安易に助けてしまう失態を犯した。


 特にあの頃?


 昭和の終わりの時代の頃は?


 夜のゴールデンタイムのひと時によく放映、賑わいを魅せていたテレビの番組でも。


 まあ、特番のスペシャル等の番組なのだが。


 よくUFOや宇宙人の特集を組んで放送をしている局も多かった。


 特に僕は、いまだに、そうなのだが。


 オカルト等の怪奇現象!


 UFO!


 宇宙人!


 世界各国に伝わる精霊等の話しが大好きでね。


 テレビ特集の放送がおこなわれれば。


 僕はテレビの画面に釘付け!


 放送が終わるまでは、僕はテレビの前から動かいないくらい好きな男だから。


 僕は尚更、自身の眼下で睡眠をとりつつ呻る。


【宇宙人さん】に対して、興味津々だったのだと思う?




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