第9話 こんな山の中の道路で事故?(2)
だから僕はホッとして胸を撫でおろした。
(う~ん、あれ? 可笑しいな?)
僕はまた箱詰めの作業にとりかかっていた。
でも僕はふとある事を思い出し、自身の顔色を変えてしまうから作業をする行為を中断……。僕は手休めをして、ある方向……。
先程大型トラックが急ブレーキを踏んだ場所へと視線を送り、見詰め観察をおこなうのだが。
「やはりいない……」と呟いてしまう。
だって先程大型トラックに轢かれそうになり、運転手に怒声を吐かれた筈の女性の姿が無い。
僕の瞳に映らない。
あれから大して時間の方も経っていないにも関わらず、トラックの運転手が『クソ女が~~~!』と怒声を吐いた筈の女性が道路の脇を歩いていない。
だから僕は自身の顔色を変えてしまう。
◇◇◇
(ここまで)
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