空と話す

どうにもこうにもならないような

袋小路に入って途方に暮れた時は


一度、ガチガチに固まった

思考を手放してみるのもいい


思い切ってその場で

大の字になって寝ころべば空がみえる


前しか向いていなかった時には

見えなかった空は

どんな表情かおをしてる?


晴れ晴れと笑ってるのか

今にも泣きそうに曇っているのか

涙雨が降り出したところかもしれない


空に話しかけて

空と話してみる


答えがなくてもいい

答えが欲しいわけじゃないから


聞いて欲しかったことを、想いを

ただ、ただ、思いつくままに


胸に溜まったよどみを

吐き出し尽くしたら

大きく深呼吸しよう


何も変わることはなくても

強ばっていたものがほどけて


今日を歩いていく力が

ほんの少しでももどってきたら


起き上がってみようか


また、新しい道をさがすために

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る