生きて、生きて、生きて

キレイゴトばかりで済まないような

そういうことは、たくさんある

人生の苦さを噛み締めて

爪がくい込むほど握りしめた拳

吐き出したくても

うつむいて飲みこんで


放り出したくて

投げつけたくて

時には虚しいと知りつつ

喚き散らして

振り向けば、みっともないことも

山のようにやってきた


だけど


自分への教訓にしたあとは

心の深い穴の底に埋めることにした

それは決して無くなりはしないけれど


生きて、生きて、生きていく


それが今の自分にできる

唯一のことだと思うから

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