第125話 可愛い王様の嫉妬と怒り!(17)
シルフィー自身も己の主、夫である二国の少年王健太へと、一言も二言もいらぬこと。嫌味を漏らし告げるのだ。
こんな感じで意味深……。嫌味たらしく言葉と台詞を漏らすのだ。
「(あなたが~。本当の妻、妃である私(わたくし)に対して優しくない。優しくしてくれない。接してくれない……。いつも、いつも、私(わたくし)のことを蔑ろに、ばかりするから。あなたの持つ、慕う。女性(メス)達に対して私(わたくし)は嫉妬……。八つ当たりをするのでしょうに……。ましてや、今は戦の最中。最中なのに……。あなたは、どうしようもないこと~。家臣~。部下達に対して、王として示しがつかないことを……。そう~? まるで何処かの誰かさん~。馬鹿なウォン(おひと)が只今、あの娘(こ)にやっている~。している事と変わりがないではないですか~? あなた~? と、いうか~? あのひとが、この世界のあなた~。あなただから~。やはり同一人物~。同じ行為を他人の目があろうとも節操のない事を。あなたの転生者であるウォンも平然とするのかしら~?)」と。
二国の太后殿下さまは、己の主、旦那様へと。思いっきり嫌味。嫌味を嘲笑いしながら平然と告げる。告げるのだ、ではないよね?
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