第2話後悔

彼女の結婚式から一年位の時が経ったある日


家のポストに同窓会の案内が届いていた。


彼女の結婚式以降高校の友達と会うのを避けていたので


連絡先も知らなかった。


高校の友達に久しぶりに会いたくなって


俺は同窓会に参加する事にした。


その年の同窓会で聞いた話で俺は後悔で一杯だった


しかし人生はやり直す事は出来ない


後悔を抱きながらも明日も生きていく……







♢♢♢







彼女と次に会ったのは初めて会った日から一週間経った日、学校が休日で休みだった昼頃。昼まで寝ていた時電話が鳴って、その音で起きた


「もしもし暇だろ、俺の家来てくれ」


それだけ言うと切られた。まだ何も言ってないのだが、特に何も予定が無かった俺は準備をして向かう事にした


「よう」


「彼女が居るなら俺呼ぶ必要無いだろ」


親友の家に行くと親友と彼女が居た


「彼女がお前に会いたいって言うから」


「何か用でもありました?」


「此間会った時に何か傷つける事を言ってしまったのかと思い、謝りたくて……」


「いやあの時の事は忘れて下さい」


恥ずかしいから忘れて欲しかった


「逆なんで嬉しかっただけなんで」


「それなら良かった」


「じゃあ、用も済んだし帰るわ」


「折角来たんだし遊んでけよ」


「邪魔にならないなら折角だし遊んでくわ」


俺ら3人はゲームをして遊んだ。帰りは駅まで親友の彼女と同じ方向で一緒に帰る事になった


「ごめんね二人の邪魔しちゃって」


「良いよ、むしろ私が呼んだんだし」


今日で仲良くなれてお互い敬語では無くなっていた


「じゃあここで」


「うん、また学校で」


それからは学校で合っても挨拶する位の仲にはなった。







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