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🉑ヴァルト 番の別話2つ

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- [x] ロク) 甘露 ?3/21 土〜続き書いちゃう。

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- [ ] ナナ)珍しい。アレができるとは。湖

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- [ ] 新たなヴァルト キュウ

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- [ ] スイーツ脳の男 ロード編、分離ジャンル418番

セリム 従者 キースは幼名

フォレストオウルは

- [ ] ストーリーのつなぎ合わせ、矛盾解消

- [ ] ………[新章]ジュウ 王都に着いた!


- [x] 観察ビビる様子もない

- [x]  なし町の準備、2000字目標

- [x] いち)旅に一緒か おもしろい魔力だな


ワレの元の名は、ゴッドヴァルト


闇の王の名なのだ!


かつて森を治めた王たるワレだ。

正体を隠すため、ヴァルトと名乗ってふくろうの真似事をしているが

ミミズクだ。耳があるんだぞ!



そんな王に戦いを挑む者が、小物ばかり仕掛けてくるのにうんざりした。

そのため姿を変え、旅に出た先であった場所で羽を休めた。


ワレの契約していたのは、

鉱夫をしている小さなジジイだった。


此奴のところにいたのは、酒が旨い。木の実も良い。


鉱山洞窟は闇とも相性が良く、

のんびりした良い時間だった。


小僧が来たが物静かで、闇に好かれておったな。


ちょっとの間に、


“キングツリー”のように育ちおって。


(成長がはやく立派な木。魔力を多く含む高級木材として

求められるが、知らん。居心地が良い。周りは魔境と呼ばれる)


まあまあ。止まり心地は良い。


苦しゅうない。フム。

コイツと契約してやってもいいか。


久々に世を見てみるにも良い。と背の高い小僧と旅に出た。


群れに入った小僧の他には、

竜の小僧はワレの力に気づいておったし、

狼はしばらく警戒を解かんかった。


ーー餌係と置き物小僧


さらに巨木小僧(グスタフ)の周り騒がしくなった。


その後にやってきた

白いひよっこは、よくワレを見ていたが少々鬱陶しいだけですんだな。


もう1人の餌係は、供え物の質が良くなった。

出してくるタイミングも良い。


見ていたのは最初のうちだけだった。

あよは置物のように動かん。

巨木小僧と同じタイプか。


餌係は辛くも熱くもないが、甘いものを供える。

まあまあだな!また作れ。


ダンジョンに入ることが多くなり

従魔としてこっそり力を振るった。


フォレストオウルの力より遥かに強い能力だが、

こいつらはスルーすることにしたようだ。

ヒト族の建物、冒険者ギルドなるものでもそれで通した。


宿になど泊まるのは、ヒマだ。

弱小のものが突っかかってくるのも、鬱陶しい。


森で過ごした。


街で従魔も泊まれるという宿に泊まる楽しみは、酒!

こっそり呑みにも乙だった。

出された酒を呑むのと違ったうまさだ。


人数分酒量も増え、ワレにも捧げられる酒と肴。

土地のものやヒトの料理など森では得られんものは楽しみだ。

ふむうまい!


ゆったり森に行ったり

小うるさい魔物を睨んだりとしていたが、

ヒト族の大きな街に長期滞在するようになった。


上手く、甘いものも出て、森にも骨のある奴がおる。

なかなか楽しい場所じゃ。


ここでもやはり、

ゴテゴテの装飾をしたヒト族がワレに手を出そうとしてきたり、

煩わしいが、目立ちすぎると余計に面倒だ。


事故に遭ってもらえばいい。


闇属性というのは、そういうものに長けている。

そうこうしてたのに、巨木小僧が気づいた。


何か文句でもあるか?と思ったが

貴族の屋敷で探索する機会が多くなった。


ヒマつぶし程度には良いな。

いつのまにか、羽虫も消えた。


よりワレへの肴が良くなったのは、大儀であるな!


まあ、飽きればまた旅の空であろう。

その日が来るのをのんびりと優雅に待つワレだった。




ーー



森で羽を伸ばす

奥に行けば、ホネのあるヤツを見つけられた。


ここの森は強さで何層かの縄張りに分かれているな。

ちらりと門も作りを見たが、田舎だな。


前いたところより人が減って、ワレを見る目もただの興味になる。

まあ、仮の姿とは言えこの強さと美しさは隠し切れるものではない。


子どもにちょっかいをかけられるくらい

軽く相手をしてやろう。


バサッと動けば嬉しそうにキャーキャー言っておる。

無害だと振る舞うのもワレの楽しみのためだな。

夜は酒を出せよ!


ダメなら狼小僧からせしめるか。


森では骨のあるヤツを求めて、奥へ行った。

良い運動になったし、腹にもたまった。


調理された肉が食いたくなる。酒代わりに酒の実を啄み、

木の実を食った。ここのは上手いな。


魔法に保存して蓄えを増やしておいた。

まあまあな狩りの成果だな。


まだ気になる方角はあったものの

合流する。


巨木小僧を止まり木にする。

近くには、子供が嬉しそうな瞳でこちらをみている。


また子供か?ワレを撫でたそうに見ておるな。

冒険者らしい格好をした小僧…いや、小娘。


たっぷりと竜の小僧のニオイと魔力が染み付いている。

竜の小僧の番か。


子どもは、うるさいと敵わんと思ったが静かなものだ。

コレは、狩人のそれだ。


まだまだ子どもでもな。

子どもらしさもある。


ワレを撫でたいと?


ふふふ

撫でるがいい!


触られるとよく分かる。此奴の魔力は稀なものだな。

水の魔力の涼やかさは心地よい。



ワレの羽毛を撫でる栄誉を授けてやろう。

ウム。もっと右も撫でよ!


ここから、新しく子どもが旅に加わった。


ーーー


ホォー。

珍しいものを見た。


湖の上の水球


やれるものがおるのか。


魔力も面白い。



竜の小僧が睨むが

さいりょう 狭量

だぞ


フムフム




預けられる

獣臭いな。


狭い。


木の実を献上して行ったが




風呂



全員というのが不満だが


断られては意味がない。



仲間内でも見せたくはないのだが


堂々としているセリに

さりげなく引き寄せる。













足を伸ばしてのんびり寛いでいる女を眺める。


艶やかですべすべの足。


その足の爪には、色が添えられる。

ぺてぃきゅあ

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