2022年5月
5/1(日)
絶不調。生理痛とかほとんどないたちだったのに、今回はダメ。ジュリアンとのデートも断って1日ゴロゴロしてる。アーダが作ってくれたスープで幸せになる。お腹があったかくなって楽になった。
5/2(月)
そろそろ最終成績評価に向けて頑張らねば。ここで変な成績がついたら、イギリスで何やってたんだ的なことになってしまう。体調もまあまあになったので、図書館で勉強する。
5/3(火)
大学の終わった後、ジュリアンといつもの川べりでおしゃべり。なんだかんだでキスが始まって、彼の手が私の胸に伸びてきて、気がついたら服の中に手を入れられていておっぱいを揉まれているといういつものような展開に。彼の手が下に伸びそうになったので、まだ生理が完全に終わってないので無理、と。じゃあ、部屋に戻って裸で抱き合うだけでいいから、と。でも、そうなれば今までの経験上、そこで止まるってことはないだろうし、生理が終わっていない時に入れられるのは私的には絶対に嫌。でも、こんななってしまった彼の勢いを収めてもらうには、あれをするしかない。ということで彼のジーンズの前を開けて、「口だけで我慢して」と、彼のを取り出してくわえた。こんなに戸外で口でしてあげるのが立て続くと、これが当たり前だと思われてしまうとよくない。でも喜ぶ顔を見るとついしてあげたくなる。というか、いつか誰かに覗かれないか、そっちがこわい。
今日は結構短い時間で発射してくれた。私のFの技術、間違いなくアップしてしまったようだ。ただ、最悪なことに一回じゃ満足してくれなくて、結局、口の中に2回出された。しかも二回とも飲み込んだ。飲んであげるのも常態化してきた。ちょっと甘やかせすぎか。
家に戻るまえに、大学のスタジオに寄ってみたら頼んでいた画材がロンドンから届いていた。よし、来週から作るぞ。まずはエスキスの点検から。
5/4(水)
コースメイトと市中のギャラリーに。キュレーション専攻の院の先輩の展示。結構心打たれた。帰り際、先輩まじえて友人たちとカフェでお話し。
5/5(木)
実は、こっちに留学に来る直前に別れてきたはずのKから、定期的にメッセージが送られ続けてきてる。今日も送られてきた。私は別れたつもりなのだが、あっちはただ距離をとっているだけと思ってやしないだろうか。メッセージは一切開けずに削除しているので何を言ってきているのかわからないのだが、もう8ヶ月も経つのに、さすがにうざい。それに日本に帰った時に、彼氏面されてもこまる。どうしよう。
5/6(金)
半日制作、半日図書館。ほんとよく勉強した。
5/7(土)
実はこの日のことが、ずっと書けなかった。これを書いているのはこの日から三ヶ月近く経った時点だ。書くことで、傷を飼い慣らし先に進もうと思ったので、文字化する気になった。そもそもこの日々のテクストはそういう趣旨で始めたのだったし。
この日、朝のジョギングを終えて家に戻ると、あのベトナムからの留学生Gが立っている。どうしたの?というと、自転車が壊れて・・・ここ君のうちだったんだね、知らなかった、偶然だね、手を洗わしてもらえるかな、チェーンを触って手が真っ黒で。と彼の手を見ると本当に真っ黒だ。彼を家に入れて洗面所を案内して手を洗ってもらう。私はランニングウェアのままで、汗びっしょりだったのですぐシャワー浴びたかったけど、これで帰ってもらうのもなんなので、紅茶でもどう?と聞いてみた。彼は最初は断ったけど、じゃあ、いただきます、と。リビングで紅茶を飲みながら話をしていると、急にGが豹変した。
君のことが忘れられないんだ。どうしても。一緒にいたいんだ、いつも。とソファの隣に座り直して迫ってきた。え?と、何の反応するまもなく急に私に覆い被さってきてキスで口を塞がれた。これはやばい展開だ。でもアーダはこの週末は泊まりで留守なので、私一人だ。Gを家に入れたのは迂闊だった。
ねえ、ちょっと!と押しのけようとしても、無理だった。キスをされたまま押さえつけられ、あっという間にランニングウェアをむしり取られてしまった。やめて、と大きな声を出したかったけど声が出ない。Gは、君のことが好きなんだ、と繰り返しながら自分もズボンを脱ぎ始めた。身がすくんで逃げ出せない。すでに全裸にされてるし外にも逃げられない。
何で逃げなかったんだ、拒否しなかったんだ、と後に詰問されるのは不当だという話をよく聞くが、逃げられないというのは本当だ。うつ伏せで幾ばくか逃げようとした私を、彼は後ろから私の腰を持ち上げて抑えたうえで、挿入してきた。濡れてないので痛いのはもちろんだ。だけど、しばらくすると濡れてきて痛みはなくなった。ジュリアンのものと比べると随分小さいのか、濡れた後は入っている感覚さえなくなった。
濡れたからと言って感じたわけではない。でもGは私が感じていると勝手に思ったようで、ますます興奮している様子が腰の動きから伝わってきた。
お願いだから早く終わって。中に出さないで。と願ったけどやっぱり中に出された。泣きそうになるのを堪えてじっとしていたら今度は私の口にねじ込んできた。そして私の顔を抑えて腰を振ってきた。これも不幸中の幸い、ジュリアンの半分に感じられるサイズで、圧迫感は低かったけど、でもとにかく口の奥まで押し込んでくるので喉が苦しくて殺されるかと思った。
口の中に出した後、私を仰向けにした上で今度は向かい合わせの体位で挿入してきた。さっき中に出されたGの精子と思われるものが私の中から逆流してくる。そしてふたたび中に出したようだ。終わった・・・と思ったら、私の足をさらに高く持ち上げると、今度はお尻の穴に入れようとしているではないか。いや!と首を振ることくらいしかできず入れられてしまう。力を入れて抵抗すると痛いので奥まで挿入しやすいようにおしりを緩めてしまう自分がいやだった。しばらく前から一人で慰める時のメニューの一つとして、ディルドを時々おしりにも入れたりしていて自己開発してはいたというものの、本物の男のひとのものを入れられたことはないのでやっぱり痛かった。そしてたぶんGは、私のおしりの中にも出したみたいだった。
こうしてレイプしておきながら、Gは「ごめん。乱暴にしてしまった。でも君が好きなんだ。でも今日で諦めるから、許してほしい」とわけのわかないことを言う。私のすべての穴を犯しておいて許してほしいとかまじで意味わからない。床にうつ伏せのまま泣いていたら、体を洗ってあげるよ、と私を抱えおこしてバスルームで一緒にシャワーを浴びることになった。その間も彼のその部分が上を向いたままのことに気づいていたので、警戒していたのだけれど、やはり後ろからまた挿入された。シャワーで潤いが流れてしまっているので痛い。シャワーを浴びて体を拭き終わると、今度はベッドで再び犯された。無理やり上に乗せられて、私が彼にまたがる形で。要するに騎乗位で。
しかもその様子を写真で撮られた。スマホを掲げる手つきからビデオも撮っていたかもしれない。後で思えば私が騎乗位になっている写真を撮っておけば、これで私を脅すことができるだけでなく、裁判になった時に「同意があった証拠」になると考えていたのかもしれない。結局また中に出されてしまった。彼の上で腰を振っていたはずはないのだけど、もしかしたら無意識に自分から腰を動かしていたかもしれない。そうだとしたら最悪だ。私自身が望んでしたと言うことになってしまう。
私から抜き取ったそれを私の口にねじ込んできて舐めとらせたあと、さっさと自分だけ服を着て帰っていった。私は放心状態で、すぐには泣くこともできなかった。
もう立ち直れないと思った。元彼との別れ際もレイプまがいのセックスされてビデオも撮られたけれど、今回は本物のレイプだ。でも誰に言っても信じてもらえないだろう。誰にも相談できない。どうずればよいの。忘れるしかないのだろうけど、不意に変な形でフラッシュバックさせないために、文字で一回吐き出しておこう。そう思って、ずっと書けなかったこの日のことを、書いてみた。かなりグロいけど細部まで思い出して描いてみた。いやこれが全てじゃないんだろうけど。
5/8(日)
昨日あのあとすぐにクリニックにいって、レイプされたことを告げて、妊娠しないようにする薬を処方してもらった。自分がこんな薬を飲まなければならない時が来るなんて。ドクターに、レイプなら警察に届けるように、といわれる。でも、あなたの顔を見たらわかる。薬を出すので、落ち着いたら、行動を起こすように。埋もれさせちゃダメよ、と勇気づけられた。先生の前で思わず泣いてしまった。
副作用なのか、やっぱ具合が悪くなる。
5/9(月)
アーダが旅行から帰ってきた。私の様子がおかしいので心配してくれたけど、何もいえなかった。
今日の予定は全部キャンセルした。ジュリアンがかなりしつこくどうしたのか気にかけてくれたけど、ごめん、今日はその優しさがかえって重荷。そっとしておいて、と言いたかったがいえなかった。
5/10(火)
もう一つ心配だったのが、写真を撮られてしまっことだ。もしかしたら動画も撮られたかもしれない。あれで脅されてもう一度やらせろ的に迫ってきたらどうすべきか。その対応も考えておかねばならない。ネットに流されたりしたらどうすればいいだろう。
股間の違和感がまだ取れない。おしりの方は切れて怪我してしまったかと思ったけど、無傷だった。よかった。突然くるフラッシュバックが辛い。身体感覚を伴ってたりするので打撃が大きい。
5/11(水)
こんなことに振り回されてたまるものか。留学生として勉強できるのも後少しだ。全力で取り組む。
ジュリアンと会った。どうしたの?だいじょうぶ?と気にかけてくれる彼を見ると、爆発的に涙が出てしまった。辛いことがあったの、だけ言ってみた。きっと何だかわからないけど、親戚か友人が死んだと思ったようだった。私の英語力が低いので、変にニュアンスが伝わらず良かったのかもしれない。あるいはジュリアンが、ちょうどいい具合に鈍感でいてくれたのが良かったのかもしれない。でも今日はまだ彼とセックスできない、もし誘われたらどうしようとおもっていたけど、今日は私の様子を察してくれたのか、食事だけをして別れた。
家に帰ったらフラッシュバックに苦しめられる。ひとりになるとダメだ。アーダに一緒にいて欲しい、理由は聞かないでとお願いして寝る間際まで一緒にいてもらう。泣きそうになったら彼女が抱きしめてくれた。黙って頭を撫でてくれた。もしかしたら、察してくれてるかも。
5/12(木)
友人から、あのGがベトナムに今日帰ったと聞いた。まだタームが残っているはずなのに。私とのあのことが何か関係しているのだろうか。私とのあのこと、彼は誰か他の人に話していないだろうか。不安でたまらない。今日のフラッシュバックは辛かった。日中にも何度も襲われた。
5/13(金)
あれがランニング後のことだったから、ずっと走りに行けなかったけどニコルに誘われたので思い切って走りにいった。ニコルの陽気な話を聞きながら走ってたら、この一週間で初めて人間の戻れたような気がした。気分がずいぶん明るくなた。でも、ランニング後、一人で家に入ると思うと身がすくむ。ニコルに家の中に一緒に入ってもらう。新しいバック買ったから、見て、と。アーダも在宅中だった。よかった。安心した、シャワー浴びながら泣いた。
5/14(土)
あれから一週間だ。ジュリアンとロンドンへ行った。テートに行ったり川っペリでランチしてたりしたら、もうフラッシュバックも怖くなくなった。こんな後遺症に負けるのは悔しい。でも、この日は全くフラッシュバックがこなかった。本当は夕方にそのまま帰る予定だったんだけど、今夜は彼と一緒にいたかった。どうしても泊まって行きたいと懇願した。サウスケンジントン近くのホテルが予約できたので、夜、久々に一緒にライブハウス行って、中華食べてゆっくりできた。
あれがあってから一度もセックスしていない。今日は絶対にセックスしようと思ったので泊まっていきたかった。今夜はとにかく私がジュリアンを攻めた。「される」感じだと、あの日のことがフラッシュバックしそうで怖かったから。とくにあく私が「する」方になりたかった。彼を犯す感じで夢中でせめた。ベッドに押し倒して口で。足を広げさせて、その部分だけじゃなくてたまやおしりを口で攻めた。69になって、とにかく夢中で彼のものを口に入れて頭を上下した。このまま一度いかせたかった。くわえたまま彼のおしりにほんの少しだけ指を入れて中を攻めてみた。まえに友達とのエロトークで聞いた技いだ。私がいかされる前に彼をいかせたい。私の股間の下でジュリアンが喘ぎ声を出したかと思ったら、程なくして私の口の中に大量に発射した。今日は飲み込まずそれを彼のお腹に吐き出して、今度は69の体勢から向きを変えて、彼の顔の上にまたがって腰を振った。彼の顔でいきたかった。目を閉じて上を向いて彼の顔の上で腰を振り続けた。ちょっと時間がかかったけどいった。ジュリアンをレイプしてるみたいで興奮した。
顔から降りて、抱き合ってキスした。手を伸ばして彼がまだ完全に勃起しているのを確かめた。彼が反転して私を下にしようとするのを押し留めて、彼にまたがってコンドームをはめてそれを自分で入れた。今度は騎乗位でいかせたい。今までにないくらいジュリアンが興奮しているのがわかあった。めちゃSなはずの彼がこんなになっちゃうのも見て、興奮した。私は激しく腰を振った。あんまりデタラメに動くと男の子が痛がると聞いたことあるけど、もう構わない。とにかく、あのことを忘れたくて必死だったし、私もかなり興奮していた。腰の振りに合わせて自分の胸がゆさゆさ揺れるのを感じて興奮した。いくとき彼は女の子みたいに喘いだ。ジュリアンは、三回までは普通に射精するので、もう一回攻めたくなった。
彼のコンドームを外し、また新たにはめようとしたところ、ベッドの下に落としてしまった。もういいや。少しだけならナマでいいだろう。今度は彼に背を向ける騎乗位でまだ硬い彼のを中に入れて腰を振った。実はこの体位で自分で動く時が一番中イキしやすい。腰を動かす方向によっては彼が痛いかもと思ったけど、もう今日はディルドで腰を振ってる時みたいに自分が気持ち良くなることだけを考えて腰を動かした。彼が中で出してしまうかもしれないことを忘れてとにかく腰を振った。そしていった。
私がいった時に彼も放出したようだった。背中を向けていたから分からなかった。私の中から彼が出したものが溢れた。妊娠とかするならすればいい。この時の私はやけっぱちだった。あのことを体から引き剥がすためには、どうしてもジュリアンの精子を体の中に出してもらうことが必要だったんだと思う。中に出してしまったジュリアンは、ごめんね、だいじょうぶ?と心配してくれたけど、私は何にも気にしない。今日は対策してるから大丈夫だよ、と嘘をついた。彼も私も、多分今までで一番興奮したセックスだった。
三回射精したかれはまだ体力があるようで、そのあと、正常位とバックをそれぞれ一回ずつした。二回とも私の中に射精した。合計三回彼の精子を中で受け止めたことになる。これで私の身が清められたはずだ。怖かったフラッシュバックはなかった。もう普通に生活した。あのことは忘れたい。
5/15(日)
朝、目覚めて、隣で寝ているジュリアンに抱きついたら、彼のそれが固くなっていることに気づいた。男の子特有の朝立ちというやつか。前の夜、6回も出したはずなのに。ムラムラとした私はまた入れたくなった。彼のパンツをずらして寝ている彼にまたがってむりやり挿入した。私もすぐ濡れはじめてたようでスッと差し込めた。入れた時に彼が目を覚まして、え?という感じだったけど、その驚きが可愛かった。わたし主導で朝セックスしたのは初めて。
昼直前にチェックアウトして、ランチした後、帰途についた。
5/16(月)
この週末は、多分、今まで一番エッチなセックス だったと思う。あんなに繰りかえし自分から求めたのも多分初めてだ。新たな自分の面を見たような気がして、今朝は朝から思い出してしまって濡れてしまう。いい感じだ。もうあのことを体から追い出せたかもしれない。定着する前にすぐに追い出すのがフラッシュバックを封じ込める良い方法の一つだというカウンセラーにアドヴァイス通りかもしれない。
ただ、今朝、一つ盲点があったことに気づいた。おしりだ。朝方、急にお尻のほうのそこに感じたことのない不安感を覚えたのだ。ジュリアンとおしりでしたことはない。そんなことしたいと私から言えるはずがない。おしりは自分で慰める時にしかしたことがない。だからただ一箇所レイプされた部分がそのまま残ってしまったのだ。このことに気づくと、お尻にフラッシュバック感が猛烈にやってきて辛くなった。オナニー用のディルドを床に立てて入れてみた。もちろんいつものように気持ちよくなんかならない
どうしよう。ジュリアンとはお尻ではしたことがないし、してとは私からは言えない。でもしてみたいと前から思っていて、気がついてもらえるよう、Fをしてあげている時とかに彼のお尻に指を少し入れてちょっとだけ開発してあげたら最近ではかなり感じてくれるようになった。同じように私の方にも指を第二関節くらいまで入れてくれるようになって、控えめだけどその部分を刺激し合うということはやるにはやっている。けど、そういうソフトなのと、ほんとうに彼のそれを入れるとは訳が違う。でも彼に入れてもらわないとレイプのトラウマが消えないとしたら、やっぱり入れて欲しい。しかもあのときされたように中に出して欲しい。どうやって頼もうか。ローション塗って、勝手に私が入れてしまおうか。でもジュリアンのものはお尻に入れるにはかなり巨大なので怖いと言えば怖い。でもそうしないと本当にフラッシュバックがそのうちPTSDになってしまうかもしれない。どうしよう。
5/17(火)
留学最後の段階に差し掛かっているのに、1日の半分はこうやってセックスとか、そういうことばかり考えなければならないのは情けない。けどターム終了に向けた勉強は今まで以上に集中できているような気もする。こんなことで成績を落としたくない。本当にくやしい。女じゃなかったら、こんなレイプなんかに悩まされなくて済んだのに。女の自分が嫌になる。
5/18(水)
ふとアーダの紹介で前に行ったロンドンのマッサージのことを思い出した。そう言えばあのとき以来行っていない。こういうカラダのもやもや、マッサージに行ったら楽になるかも。微妙なリクエストもあるので電話で予約。最も包括的なプランで、とお願いした。前回、年末のお姉さんと直接話をしたのですぐに通じた。私のことよく覚えていてくれて、楽しみにしてると言われた。今回はアーダにも内緒で行くことにした。
5/19(木)
レビューのエッセイが完成!あとはプルーフリーディングに回して、戻ってきたものを提出すれば、これについては完了。かなり満足いくクオリティのはず。という時に限って、評価低かったりするんだけど。
5/20(金)
ジュリアンと会う予定の日だったけど、ロンドンの日本人の友達が急に帰国することになったから、ごめん、ちょっと会ってくると嘘をついた。
まずはオイルのマッサージ。マッサージされながら、あのレイプのことをお姉さんに話してしまった。滝のように涙を流しながら話す私の話を優しく聞いてくれた。やっぱあれを思い出しながら話すと股間のあたりがギュッと嫌な感じで収縮してしまう感じがする。私の身がこわばってしまったのを察知したのか、お姉さんは優しく会話しながら、優しく私の体をほぐしてくれる。ほんとうに救われるような気持ちだった。お姉さん、ソーシャルカウンセラーの資格も持っているとのこと。文字通り心身同時にほぐされた。
嫌な記憶は体からも消そうね、と。でも彼とのセックス でずいぶん消えたと思うわよ。さらに私のマッサージでもっと消えるといいね。今日はできることは全部してあげる。だから話しちゃいたいことは全部話しちゃって、と。泣くほど嬉しかった。っていうか、もう最初から泣いてたけど。
というわけでマッサージが進んできて、前と同じように何度も連続でオーガズムに達してしまって、声出しっぱなし状態に。さらにお姉さんも全裸になって、お互い全裸の絡み合いで、こないだもそうだったけどほとんど恋人同士のセックス 。セックスとの違いは私が完全に受け身になっているということだけ。もう記憶が飛ぶほど快感の波が次々にやってくる。1,2分で私の本来の同性愛の性的身体感覚が完全に戻ってきた。前にも後ろにも指も入れてくれて何度いったかわからない。両方同時に入れられたのは初めてで、失神するかと思うくらい快感だった。そういえば、こないだ来た時にお尻開発されたかもと思ったんだっけ。
今回も動物のように喘ぎっぱなしの3時間だった。そう、気がついたら3時間もマッサージされてたんだ。一番高いプランで相談してあったんだけど、今回基本のプランでいいわよ、といってくれた。それよ、あなたからあのことを消してあげるお手伝いができれば、それが私の一番嬉しいこと、といってくれた時、思わずギュッとハグしてしまった。
ついでに彼を後ろの方のそこに誘うさりげない方法を教えてもらったので、今度実践する。要するにやっぱり、自分でスルッと入れてしまうこと、そして彼に動かさせず自分が動くことが肝心とのこと。
家に戻ってアーダと夕食をしていたら、めちゃ女っぽいね、今日。むらむらしちゃうよ、と言われた。きっと、マッサージ効果だろう。なにしろ10回くらいオーガズムに達したし。
で、黙っていられず、ロンドンのあそこへ行ったことを白状し、その流れで、アーダにもレイプのことを話した。黙った、ずっと数分間抱きしめてくれた。また涙が出た。今日はいろんな体液が体から出過ぎてる感じだったけど、またアーダの肩をびっしょりにしてしまうくらい泣いた。もう大丈夫になりかかってる、ありがとう、アーダにも言えなくて苦しかったけど言えたからもっと楽になった、と言いながらアーダの顔を見ると、彼女も泣いていた。その後もずっと黙って抱き合っていた。
その流れで、この日の夜はアーダとしてしまった。ひとしきり終わったあと、ベッドで抱き合いながら、アーダが「お願いがあるの」といってきた。前から頼みたいと思っていたんだけど、期末の制作作品の素材にアンのヌード写真を使いたいの、と。え?はずかしいよ、やだよ、というと、顔は切り離すしデフォルメもするからアンの体だとは誰もわからないよ。わかるとしたらジュリアンと私くらいかな、と。やだ、やらしいこと言わないで、と返すと、今日、アンと抱き合ってやっぱりあなたの体の写真で作りたいと確信したの、お願い。といわれ、結局承諾。うん、それならいいよ、というと、ありがとう!とめちゃ可愛い笑顔のアーダ。そのあともう一度セックスして、そのまま朝まで一緒に眠った。彼女と全裸で抱き合って朝まで一緒にいるなんて、幸せ。
5/21(土)
昨日はマッサージに行ったし、夜から今朝までアーダと裸でベッドでくっついてたので、性的に同性愛に完全に戻ってしまっている。今日はジュリアンと会う予定なので、切り替えねば。気持ちは切り替えるも何もないんだけど、私の場合、性的には女の子同士から男女モードに切り替えるのはそんなに簡単じゃない。荒療治だが、男女間のポルノ動画見てちゃんと興奮できる回路の取り戻しをはかった。
で、今日は、彼のものをお尻の中に入れる、という大仕事がある。昼間会っていてもベッドでのことを考えてばかりで上の空だったかもしれない。でもジュリアンにも、今日、すごくセクシーだよ、と言われた。肌がセクシー、と。この辺英語の微妙な感じよくわかんないけど、肌がセクシーっていう表現初めて聞いた。で、早くアンとセックス したい、と発情モードを告白されたので早めに部屋に戻ることに。今日、天気良かったので、公園で始められちゃったりするとお尻作戦ができなくなってしまうので。とにかくセックスする前から彼が興奮している様子を見て、私も無事に性的にも異性愛モードに戻ることができた。
で、お尻の方はうまくいった。最初から私が攻めモードで彼を脱がしてベッドに押し倒して、私は自分で脱いで彼にまたがった。彼を押さえつけて騎乗位でいきなり挿入した。まずは前のほうに。コンドームなしでいきなり入れたので、かなりジュリアンは興奮している様子。しばらく動いたあと、引き抜いて、お尻の穴にあてがってゆっくりと座った。うまく入るようにこっそり事前にまわりにローションも塗っておいたし、私の中に入っていた彼のそれはローションがなくても十分に濡れていた。おかげで最初の部分は引っかかりなくはいってくれた。オナニーの時ディルドを入れる要領で力を入れたり緩めたりしながら少しずつ。最初を通過すると、後はわりと簡単に奥まで入った。お尻の圧迫感は半端じゃなかったけど、あのレイプの時みたいな痛みはなかった。
奥まで入れてから彼の顔を見るとめちゃ興奮している。目を合わせてニコッと笑い返してゆっくり動いた。絶対にお尻の中で射精させなければ。ということで彼の乳首摘んだり手を下に伸ばして袋を揉んだり、などなどマッサージのお姉さんに習ったことを実践してみる。あとできるだけやらしい喘ぎ声を出すこと。
するとジュリアンもめちゃ本気で喘ぎ出して、それみて私も本気で興奮。え?もういくの?というくらい短時間で射精した。お尻に出しちゃったよ、こんなの初めてだよ、ものすごくよかったよ、と。そうかジュリアンのアナル童貞を私がいただいたということになるのか。・・・そんなことを考えられるくらいだったので、これでもうあのことは、本当に忘れられるかも、と思った。
ジュリアンがこれに味をしめてで次回からこっちの方にも毎回入れたいと言い出したらどうしよう。そりゃ私も自分で慰める時ディルドをそっちの方に入れたりはするけれど、毎回するわけじゃないし、彼のモノよりもディルドの方が小さいし。時々ならジュリアンとお尻の方でするもはやりたいけど、毎回と言われるとそれは嫌だな。お尻、ダメになっちゃいそうだし。毎回したいと言われたらどうしよう。
5/22(日)
コースメイト6人と湖で泳いだ。男の子たちが水着持ってなくて、全裸で泳ぐので目のやり場に困った。そのあと、定番のサウナ。私サウナ苦手なんだけど、このメンバーの時は付き合いなので、ついていく。
この北欧メンバーは、サウナでは女の子たちも全裸なのでさらに目のやり場に困る、というかそれにももう慣れた。
5/23(月)
もうすぐテストの講義科目、内容全復習して自分の考えを本格的に組み立てる。こっちにくる前は想像もしてない分量の英語の本を読んでるかも。理解度はさておき、たくさん読んでちょっと自信がついたかも。
5/24(火)
アーダのためのにヌード撮影日。自然光がいいっていうので、通りから見えない方の庭に出て撮影。自然光の下で裸になるエロさは格別。でも服を着たアーダの前で私だけ裸になるのは恥ずかしすぎる。私ヌードモデルじゃないんで。で、アーダに、私の裸撮るのいいけどさ、あなたも脱いでよ、恥ずかしいから。というと、ちょっと躊躇していたけど、うん、わかったよ、と、彼女も全裸になってくれた。裸にカメラってめちゃエロい。
そんなこんなで30分くらいいろんなポーズで撮影された。不覚にも、濡れてしまっていることに気づいた。ポーズを変える時、股間に目を落としたら光っていて垂れてきてしまっている。やば。アーダに気づかれたら恥ずかしい。と思っていたけど、結局バレていたようだった。
裸を撮られてるっていうのでも興奮してたかもしれないけど、アーダの全裸を見ていて興奮してしまったというのが大きい。カメラとおっぱいの取り合わせ、めちゃ興奮した。
撮影が終わって、そのままベッドに行くことに。私たち、最近こうなってばっかりだけどいいのかな、と。
5/25(水)
新しいジョギングシューズでランニング。シャッキリしていい感じ。途中の区間でニコルと合流して一緒に走る。私はイギリスきて結構本気で筋トレしていたからか、最近急に体重増えたという話したら、アンの肩、セクシーでかっこいい。触らせて、といって肩の筋肉揉まれた。ニコルの肩揉みに、ちょっとむらっときてしまった。
5/26(木)
コースメイトの友人の一人が誕生日なので、みんなでパーティー。草原の真ん中に長テーブル出して食事。楽しかった。このメンバーが集まると、いつも3カ国語がちゃんぽんの会話になる。出鱈目に話せるので、楽しい。
5/27(金)
エッセイ書き終わって図書館で本を読んでいたら、ジュリアンが席のところにやってきて、「ねえ、したくなっちゃった」と。夕方まで我慢できないの?というとできない、と泣きそうな顔。仕方ないのでいつもの死角の場所に行って、彼の前を開けてひざまづいて口でする。さらに入れたいと言われたけど、部屋に帰ってからと我慢させた。
夜は初めて開拓した戸外のレストラン。よかった。
部屋に戻ってから明け方までなんどもした。
5/28(土)
この週末は大学のコースプロジェクトで週末ラボにこもらねばならないとかでデートはなし。久々に一人でロンドンに行きたくなって一泊で出かけることにした。チェルシーの小さなホテルを予約した。リッツでお茶して、いくつかギャラリーを回ってから、ロイヤルアルバートまで。全部徒歩。東洋のセクション見てたら気持ちが妙に落ち着いた。夜は知り合いのギリシャ料理屋さんに行った。たまたまきていた彼女の友達を紹介してもらって、楽しく話をしながらの食事のひとときだった。
部屋に帰ってから日記を書いていたら、途中で妙におなかの下あたりがうずいてきてしまった。全裸になって立ったまま指で慰めてしまった。自分が男になったことを想像して、可愛い女の子を立ちバックでしているというシチュエーション。寝る前にネットのポルノ見ながら、もう一度。めちゃ指入れてしまった。一晩に二回も一人でしてしまうのは初めて。
5/29(日)
なんだかキューガーデンに久しぶりに行ってみたくなり延々districtに乗って、Kewまで。散歩しているのはほとんどお年寄りばかりだったけど、ほんとにいい気分だった。ベンチに座ってるとき、散歩中のおばあさんとひとしきり世間話したのも楽しかった。
センターに戻って、ボンドStをぶらぶらしてからコーチで帰宅。アーダにはお土産の紅茶をあげた。ぎゅっと、深いキス。
5/30(月)
授業と試験勉強の1日。夜、ジュリアンとビデオ通話。おっぱい見せてといわれる。やだといったけれど泣きそうな顔になったので、仕方ないのでシャツのボタンを開けた。やっぱPCとかスマホのカメラに向かって裸を見せるのは、何度やっても抵抗を感じる。
5/31(火)
エッセイ一本完成。もうそれだけでめでたい。
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