第41話
「キャドラの半獣人でしたか、それは迂闊でした……キャドラは気配を察知したり自身の気配を消す他に対象に強力な催淫を施す力があるんです」
また、熱を出して倒れ寝ている俺の横で2人が何やら話をしていた。
申し訳ない気持ちと催淫のせいかムラムラが止まらない。
「普通は魔物にしか効果はありませんが、半獣人となれば私達にも影響はあるでしょう。ショウ様の不調もそのせいでしたか……気付けず申し訳ありません」
「催淫を解除する方法は知ってるの!?このままじゃショウ君がキャーラを襲っちゃうよ!」
「2つあるにはあります……ですが1つはその対象と性交することですからそれは駄目でしょう。そして2つ目は……これも似たようなものなのですが……」
「いいから教えて!」
「……疑似的な性交を行うことです、簡単に言えば催淫を行ったキャーラさんの愛液を潤滑油にしてショウ様に吐精してもらう、ということですね」
「そっ、そんなこと頼めないよ!それにキャーラのその……愛……なんてどうしたって手に入らないし!」
そうか。
だからあの時キャーラは俺に下着を渡したのか。
「ノーフィ、シア、これ……」
朦朧とする意識で下着を渡す。
「これってまさかキャーラの!?でも、こ、こんなの変態だよ……」
「ですがショウ様の為、私はやります」
シアが黒レースパンツを手に巻き俺の愚息を握る。
直接見てやるのは恥ずかしいのかシーツで隠しながらシアは愚息を刺激し始める。
「これは……私は父様のものしか見たことはありませんが、それと比べても一回り、いう2倍はあるのではないでしょうか……ノーフィさん手伝ってはくれないでしょうか?」
「そっ、そんなに!?それはそうだね……仕方ないよね」
シアとノーフィが辿々しく俺の愚息を刺激する。
パンツからの愛液が刺激を強くも弱くもない丁度良い刺激に変え愚息が更に怒張する。
「こうっ、うん……ですかね……」
「うん、ショウ君が気持ち良さそうにしてるから合ってると思う……」
足をピンと伸ばしたくなる刺激にもう限界が近づいていた。
「ますたー、何か出てる、とめないと」
「ラピス!?う、ぐあっ!?」
突然シーツの中に現れたラピスが先っぽをぐりぐりと押さえつけた瞬間、限界を超え、あまりの勢いにシーツを突破して噴水の様に辺りに液体が撒き散る。
「ひゃん!?」
「きゃっ!?」
「はぁ……はぁ……だ、大丈夫か?」
2人にはかかっていない様でとりあえず一安心だ。
「……ショウ様、申し訳ありませんが少し休ませてください」
「あ、ああ……わかった、ありがとうなシア」
「……ショウ君、私も休ませてもらうね。このシーツは私が綺麗にしておくから……じ、じゃあ……」
2人共初めてのことで疲れたのだろう。
2人が去ってから改めて確認してみると愚息も元の通りでかなり身体が楽になった。
キャーラの催淫は解除されたようだ。
「……流石に掃除しないとダメだな、まずは服をと……あれ?」
俺のパンツが無い。
もしかしてノーフィがシーツと一緒に持って行ったか?
まぁいい、それなら後で返してくれるはずだしな。
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