第38話
「……逃げ切れたか?」
料理バトルが始まる寸前、逃げたのはいいが、マリがかなりしつこく俺を追って来た。
茂みに隠れてはいるがいつ見つかるか……お、やっぱりマリが来た。
ノーフィならバレていたが、逃げる間際ラピスコーラルに足止めするよう頼んでいたから多分来ないだろう。
「くっ、絶対に逃がさないぞ……自然にあいつを殺せる機会、そうそう逃してなるものか!!」
何が悪いことをしたか?そんな記憶は無いんだけどな……
「ん?そこが怪しいな……」
マジかよ、何も言ってないのにバレた!?
やばいな……どうする……?
「何してんの?誰か探してる?」
「ん?君は……」
「同じ神銀級の生徒だよ、最近上がったばかりだから知らないと思うけどさ。で、探してるのはゴールドクラスからトップで上がった男子生徒のこと、だよね?」
茂みから女子生徒に目が合う。
褐色肌に黒髪、制服を改造したのかハイレグの様なかなり露出の高い姿で胸もノーフィ並み。
可愛いのは当然として、そしてなんと言っても特徴的な猫の様な耳と尻尾。
「ああ、もしそいつの居場所を教えてくれるならこれをやろう!」
出してきたのは
俺を探す為にシアからもらったな?
そんなもの出されてしまえば居場所なんて簡単に……
「それならゴールドエリアに行ったのを見たよ、居場所まではわからないかな、ごめん」
「ゴールドエリアまで逃げるとは卑怯な……助かった、ありがとう!」
そう言って遠ざかって行くが……目、合ったよな?
「大丈夫だから出てきてもういいよ」
「……助かった、ありがとう」
「これくらいいいよ、それよりも大変だねぇモテる男って」
「助けてくれて悪いが、今の様子を見てそう思うなら節穴としか言いようが無いぞ?」
「そうかもねー」
……何だ?妙に機嫌がいいと言うか、馴れ馴れしいな。
どこかで会ったか?
「じゃあ、お礼をもらおうかな、っと!!」
「何だうわっ!?」
猫耳娘が俺に覆いかぶさり、俺の手を無理矢理取ると温かく濡れた何かに押し当てられる。
「あうっ……うん……ごめんね、月のモノが溜まっててさ、ちょっと手伝って欲しいんだよね」
月のモノ……確か獣人には発情期があるって話だったがそれか?
「大丈夫、男の人の指って丁度いいから使わせて貰うだけだからさ。いつもそうしてたし」
いつもって、こいつ格好通りのビッチってことか。
「ちゃんと最後にお礼もするからさ、ね?」
指が触れたのは俺の息子にも似た感覚の小さいしこりのようなもの。
そこにグイと軽く指の腹をおしつけると女子生徒は俺を押し倒したまま耳元で喘ぐ。
「んぎっ……ちょっと、強すぎたかな……もうちょっとゆっくり……」
今後は指でなでる様に動かすと甘い声と甘く酸っぱい香りが広がると俺の息子も反応して元気になり始める。
「本当はこっちが1番いいんだけど、お楽しみは後に残さ……んっ……ないっ、と……あ、いく……かもっ」
喘ぎ声が激しくなると同時に指の動きも激しくなりそして……
「あひっ、いっ、ぎぃぅぅぅぅぅぅぅ!!」
圧倒されてしまい、ただなされるがままだった。
俺の肩に噛みつき声を押し殺して何とか果てたようだ。
俺の手だけでなく制服もびしょ濡れだ。
「……はぁ、よかったぁ……ありがとうね、ショウ……」
「……それは何より」
「それじゃあ、最後のお礼ね」
すると突然俺のパンツを脱がして息子を曝け出すと、いきなり頬張ってきた。
ビッチはやることが過激すぎると思いつつ、してくれるのなら……
「あへっ!?」
ザラザラのベロが舌をなぞった瞬間、手の圧力とは違う刺激で反射で腰を引いてしまう。
「
「はんっ!?」
あなっ!?出口にしかならない場所に指がぬるりと侵入してきた!?
前では口で愚息、後ろは指で固定され強烈な刺激から逃げることが出来ない!
「でるっ!!うおっ!うおっ!?」
あまりの刺激に秒で限界が来ると、愚息が果てるタイミングと同時に指がぐいっ、ぐいっ、と中を刺激する。
それがポンプの様に愚息からの発射量をびゅくっ、びゅくっ、と倍増させ途方もない刺激になる。
「……んぶぁ、はぁ……思ったより溜まってし凄いサイズ……ご馳走様。同族のトゲトゲのもいいけど、ショウのぶりぶりのそれも美味しかったよ?ありがと」
俺は何も答えられず、半獣性女は去ってゆく。
「ショウ様!?一体どうしたのですか!?」
しばらくして見つけられた俺は放心状態。
そして俺はまた、丸1日寝込むことになった。
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