第15話
「……ふぅ」
今日は色々あった。
異世界の学園、新たな武器、俺のスキルの正体、そして……
「勃っても抜かないとタマが痛くなるんだよな……ふぅ……」
太腿に残る温かで柔らかな感覚、そして匂い。
それだけで3回戦は余裕だった。
「童貞には刺激がつよすぎるんだよ……」
定期的に賢者状態にしておかないとマジで破裂する。
それにしてもトイレが日本の様に完全個室で助かった。
ナニをしていてもバレないからな。
「さて、戻るか……」
「ますたー、その白いの何?」
「うぎゃぁぁぁぁっ!?」
念の為持って来た
「は、いや、何処から?へ?」
「マスター、それ出すの気持ちいい?」
「ますたー、手伝う?」
いやいや手伝ってもらったらまだいけるかもしれないけどそれはヤバいよね!?
「ショウ様!大丈夫ですか!?今もの凄い悲鳴が聞こえたのですが!?」
「い、いや大丈夫だ!気にするな!」
この状況を説明出来る余裕は全く無い。
「……君達、何処から来たのかな?」
しかし幼女達はきょとんとして理解していない様だ。
「らぴす」
「コーラル」
「……うん、それは俺の武器の名前だね」
「らぴす」
「コーラル」
「いやだからね、それは俺の武器の名前……ん?」
まさか、そう言うこと?
「君、まさかあの魔罪武器の
「そう、ますたー」
「それで君が
「そう、マスター」
……マジですか。
「あのさ、今見たことは絶対内緒にして欲しいんだ」
とりあえず色々言いたいことはあるがまずはこれだろう。
「了解
よし、とりあえずこれでバレることはない。
「元の姿に戻れるか?」
ラピスとコーラルは頷くと身体が変化して元の双剣に戻る。
説明は明日でもいいだろう。
「本当に大丈夫ですか?」
「大丈夫だ、心配してくれてありがとう」
「そうですか……ではおやすみなさい」
「ああ、おやすみ」
……行ったかな。
「ますたー、もういい?」
「ちょ!勝手に出て来るなって!」
「……だめ?」
寮の部屋は単純でワンルームとトイレ、洗面所風呂場は別で、ワンルームには2段ベッドが2つある。
シアとノーフィは同じベッドを使っていたが2つのベッドの間に4人用テーブルを挟む程度の距離。
一応見えないようにカーテンもあるし大丈夫か……?
「わかった、2人が起きるまでなら。静かにしていろよ?」
可愛い女の子にそう言われると断れないのが童貞の性、いや男の性か。
剣状態のラピスとコーラルをベッドに持って行くと再びベッドの中で幼女姿になるとそのまましがみついて寝息を立て始めた。
……今更だが、このまま朝まで動けないのか?
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