集落での休暇

「アレが件の遺跡か。……ふん。成る程、な。確かにそれなりの規模のクレーターの中で、アレだけが奇妙な程に原型を保っている」

「遺跡そのものは本当に無傷っぽいね。この地は破壊された範囲自体は狭いけど、ボクたちの国にまで届いた衝撃からして部分的には特級魔術に迫る衝撃があったと思うんだけど。その割にはクレーター中心にある隕石そのものはそこまで大きくないし、なんか色々と歪だなあ」

「私は余り詳しくはないが、特級魔術であればこの程度の深さでは済まないのではないかね?」

「そこも不思議なんだよねえこのクレーター。ジル少年はどう思う?」

「くくっ、お前も薄々分かっているだろうステラ。常識的に考えてあり得ぬ状況を形成するということは、その状況を形成した法則そのものが我々の理とは異なるものであるとな」

「んー、やっぱ禁術に近いものなのかなあ」

「……ふむ。計測器を回しても構わないかな? ジル殿」

「許す。この土地を管理している集落の長からは、我々のやり方で調査をして良いと言質をとった故」


 むむむといった様子で唸りながら悩むステラと、眼鏡を光らせて計測器を設置し始めるセオドア。俺はそれらを無感動な双眸そうぼうで見つめつつ──しかし内心では、表情を硬くせざるを得なかった。


(……隕石が現世とは異なる法則の下で着弾したとして、その下手人は誰だ)


 クロエのような例外がいたのか? その例外がいたとして、たまたまこの地域に隕石を降らせたとでも言うのか? そしてたまたま──あのような遺跡が発見されたとでも?


(ここから見える範囲だけでも、稀代の建築家や芸術家を集結させ、造ったとしか思えん外観と内装をしている。そして、それに用いられている技術も現代のそれとはかなり異なるようだ……)


 技術に関しては時代が違うんだからそれはそうだろうと思うかもしれないが、しかし俺はそこに引っかかりを覚えていた。


(俺の肌感とグレイシーの様子からして、まだ世界は神代回帰ないしは神代変容に至っていない。確かに少しずつ変化はしているが、それでもまだまだ時間はかかるだろうという見込みだ。グレイシーが外の環境で生きていけない以上、神の降臨はあり得ない。故に、神の仕業である線も同様にあり得ない。……だが、あり得ないと、切り捨てていいのか? あの遺跡からは──どことなく、教会勢力に近い神聖さを感じる)


 神自身は不可能でも、戦乙女ワルキューレのような神の眷属であれば、もしかすると現世に降臨できる可能性はあるのかもしれない……程度には警戒心を強めておいても損はないのではないか、と俺の第六感が訴えかけている。


(それに、ルチアと名乗ったあの少女)


 少しだけ、クロエに近い気配がある。神秘的な空気や儚げな雰囲気という意味だけではなく、なんというか、根本的な部分に普通の人間ではない気配が混じっているとでもいうべきか。


(そんな独特の気配を有していて、なおかつ上から三番目の実力を有する彼女が"理由を持った上で"ここに派遣されたということは、冒険者組合は何かしらの情報を掴んでいる可能性があるな)


 ある意味では大国にさえ匹敵する影響力を有するのが、冒険者組合という組織だ。冒険者組合と契約を交わすことで、国としての体裁を保てている小国も少なくない。彼らの情報網は、部分的には大国をも凌駕しているだろう。かつては未知の探求者であった点からも考えて、独自の情報からある程度正確な未来予測を立てられる可能性も存在している。


 そして、俺は俺で原作知識という独自の情報を有している存在だ。小国を相手に商売しているくせに、小国を巡って『世界の終末』を避けようとしていた原作の第一期序盤でさえほとんど登場することがなかった組織が、こうして動いているというう事実。その事実を、俺は決して軽んじたりはしない。


(冒険者組合と聖女。真逆の目的を有しているのか、ある程度共通点があるのか。聖女にしろ冒険者組合にしろ、邪神が顕現した状況でさえ特に動きを見せなかった。聖女は聖女自身に特に戦闘力がなかった可能性があるのかもしれないが……何故、冒険者組合は動かなかった? 今回の遺跡調査には、上位戦力の一角を派遣しているというのに)

 

 邪神では動かなかったが、神々に関係しそうな今回の遺跡調査では動いているという事実。この事実は、神に関して何かしらの情報を有している可能性を浮上させている。神に関して全くの無知であれば、邪神騒動で我関せずを貫いていたことが逆におかしいからだ。普通、自衛くらいはするだろう。


 当然ながら原作外で何かしらのアクションを起こしていた可能性もあるにはあるが……しかし、そもそも原作でローランドに対してなんのアプローチもかけていなかったというのも、冷静に考えると違和感がある。小国に被害が──それこそ幾つかの国は滅んでいるほど──あった以上、小国を相手に商売している冒険者組合が不干渉だったのはおかしい。


(ジルや『レーグル』に対しても、原作では特に動いていなかったな。今回の件で奴等が動く条件を浮き彫りにさせれば……。いやあるいは、奴等の情報に偏りがあると考えるべきか? いずれにせよ今回注視すべき点は遺跡とその周辺だけではない。冒険者組合……こいつらは少々、きな臭い部分があるようだ)


 チラリ、と俺は視線だけを後方に向けた。視線の先では、シリルとルチアが何かしらの言葉を交わしている。俺は視線を戻すと同時に耳を澄ませ、二人の会話から情報を探ることにした。


「まさか貴方がここに来るとは思っていませんでしたよ、『龍帝』」

「僕にも事情がありますからね。正直どちらか一方だけならば、僕自身が現段階でこの地に降り立つつもりはありませんでした」

「……意外ですね。まさか貴方が、己の思考回路を明かすとは」

「おや、そちらの反応を見ていることすら分かりませんか?」

「……」

「冒険者組合。ある意味では国よりも厄介な勢力ですよ、本当に。便利屋としての業務に移行してまで、その形態を維持する理由や真意は果たして……なんなのでしょうね?」

「…………」

「それに、貴女自身にも僕は興味がありますよ」

「口説き文句でしょうか」

「違いますよ。貴女からは、上に立つ者が持つ特有の気配があるので」

「……」

「それに貴女は……いえ、これは藪蛇やぶへびですね。では、此度の共同調査はよろしくお願いします。是非、その価値を示してください」

「……こちらこそ、蜥蜴竜使族の長」

「ははは。僕をそう呼びますか。ますます、面白いですね」


 そうして、二人は互いに視線を切ると同時に、真逆の方向へと歩いて行った。ルチアが竜使族の名前を呼ぶ際にどこか含みを持たせていたような気がするが、直接的に有益な情報を得られることはできなかったな。彼らが会話の中で暗に示している情報から、多少は考察の余地があるだろうが──


「ジル王」

「貴様は……リラといったか、小娘」

「は、はいっ。その、もうすぐ夕刻ということもあり、本日は集落の近くにベースキャンプを張って明日に備えようと思うのですが……如何でしょうか」

「構わん。私達も、現状可能な調査が終わり次第向かうとしよう」

「了解です! お待ちしておりますね!」


 ……さて。


「どうだ、セオドア」

「軽く計測器を回した結果、魔力とは異なる力の波動が渦巻いていることが判明した。ジル殿が集めている例の力に酷似している波長もある」

「……ほう」


 俺の肌感はそこまで的外れではなかったらしい。ふむ、探知魔術でも使うか。


(探知をした瞬間になんらかの迎撃魔術が発動されても嫌だから、その辺の結界を展開しつつやるとしよう。『天の術式』の使用は……いや、まずは様子見だな)


 駆けていくリラを横目に、俺は体内で魔力を練るのであった。


 ◆◆◆


(ジルの同行者はセオドアさんとステラさんですか……とんでもない人選ですね)


 シリルは思考を巡らせながら、ベースキャンプの設置現場を眺めていた。配下のものが水を用意してくれたので、彼は礼を告げてからそれを受け取る。


(魔術狂のステラさんは言わずもがなですが。セオドアさんと言えば、ジルの配下筆頭の狂信者ですからね。その彼が、まだジルが支配していない地に直接赴いていることの意味は計り知れません。彼の動向には、深い注意が必要でしょう)


 シリルの脳裏に、セオドアが真剣な面持ちで半裸の集団を睨んでいた光景がよぎる。「一瞬でも服を着れば殺す」とでも言いたげな視線の鋭さは、嫌でもシリルの目に焼きついていた。その真相は半裸の集団を前に気を失わないようにしていただけであり、セオドアがシリルの思考回路を知れば絶叫することは言うまでもない。


(この集落の人々や、冒険者までもが半裸の集団になることは避けなければ……ではなく! ジルと冒険者……正確には冒険者組合がどのような形で接点を持ち、交流を深めようとするのかは近くで監視しなければなりませんからね)


 今後の行動指針を立てるにあたって、シリルの仮想敵たる彼らの根幹に根ざす行動原理等は正確に把握する必要がある。何より、冒険者組合と偽神ジル。この二つはシリルにとって──


(しかし、本当に好都合です。以前から僕はジルの行動にはジルの意図していない結末が訪れている節があるように思えてなりませんでしたが、それも分かるかもしれない)


 ◆◆◆


「キャンプかー、なんだかんだで初めての体験だよ。ジル少年はどう? したことある?」

「当然、皆無だが?」

「うん。凄く威風堂々と宣言したけど、そんな大それた発言じゃないからね?」


 やれやれ、といった感じで肩を竦めたステラ。彼女はとりあえず火を起こせば良いんだっけ? と言うや否や、足元に落ちていた木の枝を俺に向けて差し出してきた。


「ジル少年。火属性の特級魔術の出番だよ。禁術でも悪くないと思う。景気良く着火していこうよ」

「周囲一帯を灰塵に化す気か貴様は」


 木の枝をひったくり、冗談でも笑えないことをぬかしたステラに言い返す。


「やだなあ冗談だよ。いくらボクといえど、流石にね?」

「貴様のこれまでの言動と行動。それら全てを総括した上で発言することを推奨する必要があるようだな、ステラ」

「ボクって過去は振り返らないようにしてるんだよね」

「貴様の『加護』が時を司る以上、過去に関しても──」

「それにしても、魔術や魔道具を一切使わないで生活するってこんな感じなんだね」

「私の話を遮るさえぎるなど……いや、まあ良い。些か古風ではあるが、魔術の使用を禁じれば概ねこのようなものだ」


 周囲をグルリと見渡す。あちこちで集落の人々や冒険者、そしてドラコ帝国の面々が火を起こしたり野菜を切ったり肉を焼いたり汲んできた水を配ったりと──各々が伸び伸びと、キャンプ活動に勤しんでいた。


「はへーって感じだよ。魔術を使わずに、木を擦って火を起こす。本では見たことあるし、それを再現したのが火属性の入門魔術の始まりってことも分かってるのに……なんだか不思議な感じ。あ、ドラコ帝国の人たちはドラゴンのブレスで火を起こしてる。ドラゴンって、あんな風に火力の微調整できるんだね」

「教科書を読んだだけでなく、実物を目にすれば所感が変わるのは自明の理だろう」

「ふーん。少しやってみようかな」


 スッ、と俺は木の枝を擦り合わせて火を起こし始めたステラを眺める。ぶっちゃけ、前世でもキャンプ経験がなかった俺としては、一度はそれで火を起こしてみたい。大学に入る前は、拾ったライターやマッチなんかで火を得ていたし。


(マッチ売りの少女はどこにいるんだ。いるなら俺の目の前に出てこい、なんて愚痴ってたな……)


 どこか感慨深く思いながら、俺はステラをジッと眺めていた。そして俺の視線が気になったのか、ステラがチラリとこちらを見て。


「ん? やりたいの、ジル少年?」


 そんなとんでもないことを、口にしてきやがった。いや確かにステラの言葉は俺の心理的に間違ってはいないが、ラスボス的存在が木を擦って火を起こしたいと思っているなど、バレたらキャラ崩壊にも程がある。


「私がそのような雑事を実践してみたいなどと、そういう能天気な頭をしている訳がないだろう」

「でもジル少年のそれが本音なら、普通に入門魔術で火を起こすよね? 時間の無駄だとか言って。だから多分、割と興味はあるでしょ?」

「…………」

「まあ国に戻ったらやろうよ。他国のお偉いさんとか冒険者がいるから、体裁を保つためにやれないって面もあるだろうしね」


 ステラの言葉に、俺は「もしや俺の中身がどことなく一般人的感性の持ち主だとバレてる?」と冷や汗をかきそうになる。しかしそれと同時に、俺はどこか──


(……莫迦なことを考えるな。この秘密は、墓まで持っていがなければならないものだ)


 情報は、どこから漏れるか分からない。俺の中身が一般人だとバレるということは、少なくとも教会勢力は敵に回すということだ。加えて、この肉体が持つ神秘性虚像に亀裂が走れば、ジルを信仰している連中とてどのような反応を起こすのか読み切れない。現実的な実力や実績どうこう以上に、人々の抱いている心象というファクターが絶大な影響力を有している以上、決してバレてはいけないのだ。虚像というものは裏切られた場合、最悪な方向に作用するのが、世の常なのだから。


「飽きるまですると良い。私は関与しない」

「そんなこと言わずにさ。ボクたちは──」

「──あの、すいません。よろしければこちらの食材をどうぞ」

「え、あ、うん。ありがとうございます」

「いえいえ、我々では踏み切れない調査をして頂き、誠に感謝を」

「そ、そんなに謙らなくても」


 ステラの言葉の途中。集落に住んでいる女性から、差し入れが届けられる。ステラはそれをおずおずといった様子で受け取り、そのまま両者はペコペコと頭を下げ合い始めた。


「あ、あの……これ、どうぞ!」

「……」


 俺がまるで日本社会の縮図を見ているかのような気分に陥っていると、幼い少年から水を差し出される。どことなく不安げに揺れる瞳をしているのは、ジルが放つ特有の威圧感だったりに気圧されているからだろう。エクエス王国や魔術大国といった狂人国家は別として、大人でもジルの威圧感には気圧されてしまうのが常だ。少年は、よく勇気を振り絞ったと言えるだろう。そこまで察して俺は──


「礼を言う。……殊勝な心掛けだ。私に臆さなかった点も見事。親から良い教育を受けていると見える。励め」


 ──俺は無表情のままそう言って、少年の頭を撫でるのであった。






 俺と少年のやりとりを皮切りに、キャンプという名の交流会は始まった。遺跡の実地調査は明朝からであり、今は英気を養う時間なのだが、それはそれとして雑談をしつつの聞き込みで、可能な範囲の調査は怠らない。


「いやしかしセオドアさんのおかげで、魔獣を簡単に狩れましたよ」

「そうなの? でも、これまでも自分たちで狩ってたんじゃ……?」

「そうなんですけど、隕石が降ってからというものの、魔獣が強力になってましてね……。そのせいで家畜が──」


 まあこういうのは、ステラの得意分野と言えるだろう。それにセオドアはセオドアで、なんだかんだコミュニケーションを取れてはいることが伺えた。


 そして勿論俺も、集落の人々と交流をとっている。


「これをこうすると、美味しくなるんですよ。御身の口に合うかはその、分かりませんが……」

「貴様が私に対してどのような認識を抱いているかは容易に察するが、郷土料理への造詣は貴様の方が深いだろう。加えて善意を無碍にする程、私は狭量ではない。自信を持つが良い──……ふむ。美味、だ」

「あ、ありがとうございます」

「特産物として我が国と貿易をしても良いかもしれんな。掘り出し物とはこのことよ。……話は変わるが、貴様たちは遺跡には一歩も踏み入れていないと聞いたが、誠か?」

「ええ、はい。なんというかその……入ろうとすると、背筋が凍るような感覚が我々を襲うんです。ここから一番近い町に駐屯している軍の方にも掛け合ってみたのですが……例外はなくて……」

「……」

「あ、でも、旅の方がいらしてて。その方は特に問題なく入っておりました。途中まででしたが」

「ほう。その者は何処にいる?」

「それが、よく分かっていなくて」


 郷土料理に舌鼓を打ちつつ、俺は情報を集めていく。ジルに慣れてきた子供と遊んでやったりもしたが、まあ時間はあるので問題ないだろう。


「オウサマ! さっきのピカッて光るやつ見たい!」

「私も私も!」

「肩車してー!」


 時には大人組が顔を青褪めさせるような要求もあったが、流石にキャラ崩壊に繋がるような要求はステラに投げている。軽く魔術を見せる程度ならやるが、ジル様が子供を肩車するのは解釈違いなので。


(まあしかし、なんだ。かなり和むな)


 自国だと子供たちも隙あらば服を脱ごうとしてくるので、その心配が無用なこの集落の子供たちは、とても和やかな気持ちで相手ができる。普通は隙あらば服を脱ごうとする子供の相手をする方が新鮮なのだろうが、俺の場合は逆なのだ。まあ一応エドガーとミアも服を脱ごうとしないのだが、彼らは部下でもあるので微妙に異なる心境になる。……とまあ話が脱線し始めたが、俺はどれだけ物欲しげな視線で「高い高いして」と訴えかけられようが、そんなものは無視して──


「高い高いは僕に任せて下さい。ジルにはできないでしょう」

「……面白い。貴様では私に、高い高いですら勝てぬとその身に教えてやろう」

「僕には相棒がいますから。貴方より高い高いができますよ」

「愚かな。人と竜の尺度で、私の高い高いを測るなど……その根底から貴様の認識が誤っていると、知れ」


 この後、めちゃくちゃ高い高いした。


 ◆◆◆


 そして──深夜。


 誰もが寝静まり、暗闇と静寂に包み込まれた世界の中。唐突に意識を覚醒させた俺は、ゆっくりと我が身を起こした。


「……」


 そしてそのままテントから出て、地面に降り立ち歩みを進める。肌寒く感じる夜風を裂くようにして、悠然と。やがて広場に辿り着くや否や蒼い瞳を細めると同時、俺は冷淡に言葉を紡いだ。


「姿を現すと良い、私の眠りを妨げる不届き者が。その罪は万死に値する故……私自ら、貴様を地の底へと叩き潰そう」

「────ッッッ!」


 現れたるは黒いもやに包まれし異形の怪物。さてこの地で何が起きようとしているのか──と冷めた頭で思考しながら、俺は空間からを取り出すと同時に地面を蹴った。


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書籍化します。よろしくお願いいたします。

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