リスタート【前】
──十四年前。
「お爺様。何故私は、剣を振らされているのでしょうか?」
「お前に剣の才能があるからじゃ」
「……」
「ほら、続けよ」
「……はあ」
ある所に、一人の幼い少女と老人がいた。その少女は只管に剣を振るわされ続け、老人は只管にその様子を見守り続けている。
「お爺様。既に五時間が経過しましたが」
「知っておる。あと三時間じゃ」
「……お爺様。何故私は、毎日毎日寸分違わずに八時間も全く同じ軌道で剣を振らなければならないのでしょうか?」
「バカモン。毎日微妙に異なる軌道じゃ。ならばそれは、全く別の剣に他ならぬ。お前とて、分かっておるじゃろう」
「そういうことを言いたいのではなく──」
「それが終われば夕食。そして走り込み。足運びについて学び、最後は模擬戦じゃな」
「………………」
老人の言葉にため息を吐いて、しかし少女は手を止めなかった。律儀に老人のいうことを聞き、彼女は剣を振っている。
「アナ」
「なんでしょう」
「お前は、エクエス王国がそんなに好きじゃないだろう」
「……ええ、まあ。なので何故、こんなにも騎士団長になるための修行を積まされているのだろうかと疑問を抱いています」
キッパリと、少女──アナスタシアは言った。好き好んで害そうとは思わないが、かといって命をかけてまで守ろうとも思わない。その程度の認識しか持ち合わせていない自分に、騎士団長の座は務まらないだろう。自分なんかより、きちんと国のことを考えられる人物がなるべきだと彼女は心の底から思っている。
「まあ、端的に言ってしまうとお前のためじゃ」
「……私のため?」
「なんだかんだで、お前の本質は善性じゃ。そこまで好きじゃない対象であろうと、悪事を見逃すことはできまい。それになアナ。お前もエク──」
続く老人の言葉に、アナスタシアは手を止める。次いで、貴方は何を言っているんだ、とでも言いたげな視線を老人に送った。
「……」
「今の言葉は忘れて構わん。覚えていようが覚えていまいが、そうなったときのお前の行動は変わらんじゃろうからな。ただ、強くなれアナスタシア。そうすれば、お前はお前らしく生きられるじゃろうから」
「……」
「そして故にこそお前には、最古の剣も授ける」
◆◆◆
お爺様の言葉を、全ては記憶できていない。特に、私に対してなんらかの説明をした部分に関してはゴッソリと記憶から抜け落ちている。けれど確かに──お爺様の言葉は、正しかったのだろう。
「流石は騎士団長だ。治安維持が迅速という他ない」
「困っている人は率先と助けていますしね」
「ほんと、素敵な方。同じ女性として、見習わないと」
私は恋バナに興味関心がない。それどころか、冷たい視線を送っていることさえあるだろう。けれど、それでも私の行動を見てか私を好意的に見てくれる人は多く、普通に上手くやれている。
(……別に、私は皆が思うほど善人ではないのだが)
それでも、私は騎士団長に就任した。
「騎士団長のお姉ちゃんありがとう!」
「礼を言えるのは良いことだ。だがそれよりも、今後は気をつけるんだぞ」
「はーい!」
ならば、騎士団長としての義務を果たすべきだろう。そんな気持ちで、私は今日も国を周る。
周るが、本当に、どうしようもない。
「第一王子。御身は王族の身なれば。法を遵守し、もう少し民のことを考えた振る舞いをすべきかと。今回のもの程度であれば罰金で済みますが、しかし良くない噂も──」
「黙れ。父上が気に入っているとはいえ、『騎士団長』風情がオレ様に陳言など何様のつもりか」
「……失礼ながら王子。『騎士団長』だからこそ、私は御身に対して意見を口にしています。我々は、王族に仕え──」
「くどい。これ以上オレ様に近づくなよ騎士団長。武力ならともかく、権力と財力はこちらが勝るのだからな。それに、オレ様こそがこの国の暗部を請け負っていることを忘れるな」
「……」
本当に、どうしようもない。
騎士団長という座には着いた。けれど、それがなんなのだろう。私が私らしく生きられるというならば、私が見過ごせない存在に対して、どうしてこんな。
(……実力行使? エクエス王国で私に勝てる存在はいない。それこそ私以外の全ての兵力を相手にしても勝てるのだし、それで──ははっ、莫迦な発想だ。ふざけた発想だ。考えることすらしてはいけないことだ、それは。そんなことをしてしまえば、秩序が乱れてしまうだけ。可能性でしかない段階で、騎士団長自ら秩序を崩壊させてどうする。理性を保て、私)
正攻法で、どうにかしよう。とはいえあまり深入りすれば、越権行為に当たってしまう。王子に直属として仕えさせている騎士団の者からも話を聞いて、そして、それから──
◆◆◆
初の邂逅は、完全に敵としてのものだった。
「気配を自然と同化させ、音を消し、体温を操作し、おそらく体重や背丈も変えているのだろう。目の前にいると認識できたにも関わらず、今にでも見失いそうだ。人の領域を超えたその御技は、そこまで鍛え上げた過程も含めて見事という他ないな」
不法侵入を果たした側と、それを発見し討つ側。互いに相容れない立場にある者同士の遭遇は、必然的に血に濡れた闘争を巻き起こす。
「だが、ここで捕らえる。私の目を欺けると思うな」
「……成る程、流石は大国と言ったところか。一筋縄ではいかないらしい」
私が剣を引き抜くと同時に、男は袖口から黒い短剣を覗かせた。目を細める私と、身じろぎすらしない男。
「応戦すると?」
「抵抗することなく、素直に投降する人間に見えるのか?」
「……納得はしよう。しかし、舐められたものだな」
「っ、」
そこから先は、一方的な展開だった。男に許された手は防戦のみ。逃げることだけを考えて行動をとる男に対して、私は淡々と処理をこなす。男には剣を受け止めることすら不可能な、圧倒的実力差がそこにはあった。
しかし。
(この状況でなお、気配等を私に掴ませないか。圧倒的な格上が相手に防戦一方の状況でも、暗殺をする為の技を併用できる技量の高さ。今この瞬間にも、男の存在が認識から消失しかけている。戦闘という目立つ行為をしながら、対面している私にさえ全てを伏せ続けるか。加えて──)
しかし実のところ、私は男の持つ強みに舌を巻いていた。分かっていても、目の前にいても、殺害宣言を目の前でしたとしても、暗殺を完遂できるほどの技量が、この男にはあると。標的に悟られずに暗殺を成すのは当然で、されど標的に悟られても暗殺を成せる領域に、男は立っていたのだ。
(カウンターを放つことのできない程度には実力差がある敵を相手しているとは思えんな)
反撃ができない敵との戦いは、非常に容易い。如何に防御能力が高くとも、反撃がないのであれば好きなだけ攻撃ができるからだ。そういう目的の訓練でないならば、サンドバッグを相手に反撃を想定した動きをする必要はない。私に男を殺すつもりがなく、加減をしているとはいえ、それでもこの戦いは一瞬で終わって然るべきものだった。
だからこの戦闘が終わっていないのは、男が直接戦闘能力以外の部分で私に対して牽制を放っているからである。
(気配の操作が上手いな。カウンターを放つことが絶対に不可能とは言い切れないタイミングで、カウンターを放つかのような気配を放っている。有と無の緩急が巧妙……。大陸最強格と呼ばれる私のようなものを相手にしても、────する可能性は秘めているということか)
戦闘が長引く。それは本来、男にとって劣勢となる状況の筈なのだが。
「騎士団長!」
「……」
背後から聞こえた声。大量の援軍の存在と、男の気配の変化。それを受けた私は、目の前の男の狙いを悟り。
「……逃したか」
そして、男は見事逃亡に成功した。
「狙いは不明だが、次は討つぞ暗殺者」
それからというもの、男との因縁は続く。男の狙いがエクエス王国にある以上、エクエス国を守護する女と対峙するのは必然といえば必然ではある。私が男を発見し、斬りかかる光景を想像する人間は多いだろう。
「っ、成る程。想像以上に短気らしい」
「城への不法侵入者を相手に剣を抜かない理由はない。……というか貴様、あのときの者だな」
「……子供の背丈と気配に扮すれば万が一発見されたとしても油断を誘える、と思ったのだがな」
「生憎だが国と民を守護する騎士団長の務めとして、エクエス王国に住まう子供たちは全て記憶するようにしている」
「成る程。(……今回のオレの任務達成の邪魔にはならんかもしれん。組む価値はあるか。)面白い女だな。オレと組め、騎士団長」
「面白い女、か。……ふん、戯言を。私に伴侶など不要だ」
「……? いや──」
「問答無用」
確かに、二度目までは私が男を発見して斬りかかっていた。
「今度こそ、付き合ってもらうぞ」
「……しつこいと言っている」
「オレにはお前しかいないのでな」
「くだらない。軟派男の常套句だな」
だがそれ以降は、男の方から私の方へと接触していたのだ。男は時間を空けては私に接触して言葉を投げ、私はそれを文字通り斬り捨てる。しかし、まさしく一刀両断という他ない状況とはいえ、私が少しずつ変化していったのも事実だった。
「お前にとっても悪い話ではないはずだ。お前の信念と、オレの成そうとする行動は矛盾しない。それにお前自身、正攻法で模索しているのだろう? ならば、オレと組め」
「正攻法……? 成る程、そういうことか。相変わらず戯言が好きらしいな。好きでもない犯罪者と付き合うなど、悪夢でしかないだろう」
「真に国や民を想うのであれば、好嫌や国のルールなど度外視してでもオレと組むべきだと思うがな」
「黙れ。国のルールを無視した政略結婚など、あってはならない」
「その価値観なら問題ないだろう」
「お前がそれを言うか、暗殺者」
「……オレだからこそ、言えることだ」
あまりにも情熱的なアプローチをきっかけに──ではない。そんなものは、飽きるくらいに受けてきた。貴族から交際を迫られた経験は勿論、平民や冒険者からも、何度だって告白をされてきた。
「今日こそはオレから逃れられると思うな」
「それはこちらのセリフだと言っている。今日こそは貴様の素性を……いや、待て。待ってくれ。本当に、何が目的なんだ? 姿も見せず、何故私にそのような言葉を吐く……? どれだけ自分への自信に溢れているんだ?」
「暗殺者のオレが真の意味でお前に姿を見せる訳がないだろう。馬鹿なのか?」
「は? いや、その、本当にバカなのか…?」
「……?」
「……?」
「……」
「やはりお前の言葉は……聞くに値しない」
顔が良かったから──でもない。そもそも顔を知らないし、正確な声も分からない。気配は毎回異なるし、体温感知をすり抜け、物音はなく、背丈も変わり、秘術とも言える『天眼』すら欺いている。そんな男に、容姿を基準に惚れる方が難しいだろう。……まあ、強いていうなら、稀に見せる男の真の雰囲気といった類のものは好ましく思っていた気もするが。
「本来であれば、このような状況で拘泥する意味はない。オレの目的は、先にある。まずはオレの話を聞け」
「……先だと?(まさか、結婚を前提とした交際を目的としているとでも言うつもりか? お互いのことをまだよく知らないのに、そのような夢物語を……気が早すぎる。真摯さは買うが、流石に恋愛脳が過ぎないか?)」
「お前も少しは分かっているだろう。何故、そのような振る舞いをする」
「……うるさい。エクエス王国の恋愛脳な国民性なんぞ私には関係ない」
「アレを恋愛脳で済ませると? 現実から目を逸らすな。国家権力など捩じ伏せるだけの実力が、お前にはあるだろう。反りが合わない自国の者たちを相手にしても、どうにでもできる実力がな」
「っ……黙れ、お前は秩序という概念を知らないのか」
「知っていれば、この場にオレはいない。オレの故郷は…………いや、これは余計か」
それからも半年ほど、私と男の奇妙な関係は続いていた。言葉こそ少なかったが、刃を交えた回数は数知れず。分かりやすい眼前の脅威たる男への対応のせいで、王子への調査が中々進まないという八つ当たりもしていた。しかもごく稀にだが、間接的なプロポーズをしてくるからタチが悪いという他ない。仕事をさせろ、訳の分からんちょっかいで無駄に高等技術を使うなと当時の私は嘆いていた気がする。
「この印鑑を受け取れ、騎士団長」
「い、印鑑!?」
「……? 何を取り乱して──」
「き、貴様は……!」
「お前の協力があれば手っ取り早かったが、婚約に必要な書類だ。良いか、これを使って王──」
「!!???」
「っ! いい加減、人の話──」
「……今宵の月は綺麗だな。刃を収めろ。血で争う必要性はなく、言葉を交わすに相応しい舞台。そうは思わんか、騎士団長」
「────」
本当にふざけていた。私を油断させるための罠に違いないと思うことでどうにか抵抗していたが、それでも流石に危なかった。油断をしていては、私は男に別の意味で取られると。
刃を交える最中、ドス黒い憎悪の感情と、そこに入り混じる綺麗な感情を受け取っていたことも、私の心が揺れた要因としてはそれなりに大きいのだろう。
けれど、一番決定的だったのは──
「王子が暗殺されたぞ!」
──一番決定的だったのは。私が正攻法でどうにかしようとして。けれどどうにもならなくてもどかしかった問題を、法を犯してでも解決してくれたその姿に、少なからず惹かれるものがあったからなのだろう。
その言葉を聞いた瞬間、私は男をなんとしてでも自分の手で捕まえようと思った。私以外では、──実力差を度外視すれば──男を殺してしまう可能性があるから。
男には正当な罰則を与え、キチンと罪を償わせた上で、それから……それからのことは、私がまた考える。そう思考をまとめた私は、爆発的な速度で男の下へと向かったのだ。
(王子が殺害された以上、噂でしかなかった部分や曖昧だった犯罪の証拠を詳しく調査でき──っ、莫迦なことを。順序が逆、逆なのに……これしか、なかったと、思ってしまう……)
けれど、それは間違いなくいけないこと──なのか? そうでもないのでは? だって、普通に王子が悪いし。勧善懲悪なんて言葉だってある。殺害は流石に度がすぎているので男を捕らえる必要はあるが、しかし叩き潰すこと自体は間違いじゃなかったのかもしれない。
(……っ、雑念だ。そんなことよりも、あの男を捕らえることだけを考えろ。そして、罪を償わせたあと……その、私の答えを……)
そして。
「見つけたぞ、暗殺者」
「……」
そして、私は男を発見した。しかし。
「何故逃げる」
しかし、男は逃亡寸前といった様子だった。男が本気で逃亡しようとしていれば、後から追うことは私でも不可能。姿を確認している状態からの逃亡でも困難なことなのだから、それは当然と言えた。
それでも私が男を簡単に見つけることができたのは『天眼』を用いたノアによる報告と、そのノアとの戦闘による男の消耗もあったのだろう。息を僅かに荒げている男は、コートの中から鋭い眼光だけをこちらによこす。
「お前は私にその…………をしてきただろう。そしてそれどころか、私のために──」
「……」
「……私は、貴方一人に罪を償わせる訳にはいかないと思っている」
「……」
「私も、償う……だから」
「……お前が何を言っているのか、まるで理解できん。オレには、次の仕事がある」
「……仕事を優先するのか?」
言いながら、私は思考を巡らせていた。確かに、暗殺稼業で二人きりの逃亡生活というのも……いやしかし、私はエクエス王国の騎士団長で。だが、最悪の場合は国に仇なしているかもしれなかった王子を、自らを犠牲にしてでも討ってくれた殿方を見捨てるのは私個人としても許せない。私が口添えして、減刑を求めれば。それに、王子の犯した罪が全て明かされれば──
「っ、だから待っ」
「……知らん」
「……私も無理矢理付いて行くぞ……!」
「……オレは本気で、お前のことが理解できん……!」
剣を抜き、男の元へ向かう。男ならどうにか抵抗できるギリギリのラインを狙いながら、私は男を消耗させるべく行動した。
「いつになく殺気が鋭いな、騎士団長……!」
それはそうだろう。私は、自分で自分を許せないのだから。私のためにここまでしてくれた男──旦那様に全ての罪を負わせる訳にはいかないし、その全てを受け入れる。私とは無関係を装うことで、更に私を守ろうとしているのだろうが……それでも、私は。
「……それが『騎士団長』の。大陸最強格としての、お前の行動か?」
「……っ」
「ふん。落ちたな『騎士団長』。お前は、エクエス王国が誇る誉れ高き騎士の頂点ではなかったのか?」
私は……。
◆◆◆
(……ああ、思い出した。新婚生活? バカ、私は。そうだ、ただ最初は──私を救ってくれた彼を、救いたかったんだ。それがいつの間にか結婚が目的になってしまって、錯覚していたが。本当は、こうだったなあ……)
いつもと異なる空気を纏う姿を見て、戸惑った様子を浮かべるソフィア。どこまでも素直に感情を表現してくれる少女を見て、騎士団長は更に笑った。
「教えてほしいんだ、ソフィア。貴女から見て、貴女の周囲はどう映っているのかを。私の存在の有無なんて関係なく──あの人は、あの選択をとっていたのかを、判断したいから」
「……それは、どういう」
「自分で言うのは恥ずかしいんだが……まあ、私が勘違い女であった可能性があるという話だな」
えっ、と目を丸くするソフィア。思わず、騎士団長は目を逸らす。
「キーラン殿は、その、アナを好意的に思っている発言をしていましたが」
「その言葉は嬉しいが、好意も千差万別だ。恋愛に限らず、友愛や親愛……尊重だって好意に該当するだろう。ソフィア。貴女が聞いたあの人の言葉は、恋愛的な意味での好意に限定されるものか?」
「そう言われると……どう、なのですかね。先入観の影響を完全に否定できるかというと」
「だろう? だから、私は知りたいんだ。そして、決めたい」
そう仰るならば、とソフィアは口を開いた。ソフィアの口から紡がれる言葉に、黙って耳を傾ける騎士団長。
そして。
「……ふっ。ある意味、ルシェには感謝をしないとな」
「アナ……」
「一方的な愛ほど醜いものはない。ならば私がどうすべきかは、決まったも同然だ」
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> 「(情報収集的な意味で)オレにはお前しかいないのでな」
>「お前も(王子の腐れ具合を)少しは分かっているだろう。何故、そのような振る舞いをする」
>「アレを恋愛脳で済ませると? (王子の毒牙にかかっている少女がいるかもしれん)現実から目を逸らすな。国家権力など捩じ伏せるだけの実力が、お前にはあるだろう。反りが合わない自国の者たちを相手にしても、どうにでもできる実力がな」
エクエス王国民じゃないから無自覚でエクエス王国的には口説き文句連発してたキーランも。エクエス王国民からうんざるするほど恋バナやら聞かされたせいでそっちの思考に向かいやすくなってしまった騎士団長も悪くない。タイミングとかが悪すぎたんだ。
Q.キーランと騎士団長がタッグを組んでいたら?
A.秒で解決する。互いに互いの存在が邪魔になって進捗が悪かった部分が大きいので、互いに不干渉でもそれなりに早く解決していた。けどまあ、立場上仕方ないね。
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