第27話 誘拐と脅迫

 4人もいる、ハーレムつくって、ただ遊んで毎日を過ごしていたわけじゃなくて、きちんと、村の発展も考えて、行動していた。村の防衛力を強化したので、魔物による襲撃の心配はなくなった。


 村の自警団の編成と、自分の私兵として、強い傭兵を雇うことにした。


 前にトラブルとなった召喚した者たちに、この村の存在が見つかってしまった。


 ちかくにいる魔物の脅威は、取り除いたが、人間が、邪魔してくるとは、思っていなかった。しかも、厄介なことに、村に挨拶にきた男が、美人で可愛らしいサラを気に入ってしまった。


 とても嫌な予感がした。サラから、目を離してはいけなかった。ほんのわずか、目を離した隙に、サラがいなくなってしまった。サラが攫われてしまったのだ。


 「サラは、隣の召喚者の村の男が、責任をもって、面倒をみるから、諦めろ。諦めないなら、村を攻撃するぞ。」


と言ってきた。


 サラを諦めるなんて、できないので、取り返しにいくことにした。遅くなると、サラが男に犯されてしまう。寝とった女だけど、奪われてたまるか。


 すぐに馬で全力で向かった。


 私兵として、雇ってる15名の傭兵、奴隷のうち、戦闘奴隷の10名も、いま持っている全戦力を注ぎ込むことにした。


 1人でも、問題無さそうだが、念のため。









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