第2話 少し冷静になった

 変なことばっか考えてたけど、少し冷静になった。異世界に転移した。うん、理解した。しかし、なんか、めっちゃみすぼらしい。とても、暗い雰囲気が漂っている。


 どういうことなんだ、読んでたラノベは、もっと明るい雰囲気の異世界が多かった気がするけど、この世界は、なぜかとても暗い雰囲気だ。大丈夫なのか。


 異世界のひとに、どうにか詳しい話しを聞いてみた。日本語が堪能なひとがいた。


 なるほどね、魔族に征服されたあとの世界じゃないか。これ、ひょっとして間に合わなかったのか。負けた後の世界か。そんなとこに、呼ぶんじゃねぇ。はやく帰らせろ。ふざけんな。ブッ飛ばすぞ。


 とりあえず、世話役の男の家に泊めてもらうことになった。ありがたい。でも、晩ご飯なかったよ。


 もう夜遅いし、寝ることにした。布団は意外とふかふかだった。すぐに意識をうしなった。いつもの日課は、ティッシュがない、オカズもないから、泣く泣くあきらめたよ。だいぶ、おつかれだったみたいだ。昨晩はお楽しみでしたねっとか、言われてみたいわ。



 こうしてよくわからないまま、転移初日が終わった。





 序盤でもうタイトル回収しちゃった。まだまだ終わらないよ。もっと理不尽なことのときに、タイトル回収したほうがよかったかな。






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