第52話 第三次空襲警報

 夢の話を書いておこう。


 ここのところ、明け方の夢の話を書くのを避けていた。


 日課にウォーキングを初めて、歩いている内はドーパミンが出始めて、それに酔っていたのだ。


 酒の飲めない下戸だから、脳内物質が出る事にかまけて、それに逃避していた。


 健康的でいいじゃないかと思う。


 年末に年賀はがきをを送ったら、寒中見舞いに自分が出しているミニコミ誌を返礼でもらった。


 二つ年上の彼は「もう、後、寿命が十年くらいだから、家族と別居した」と書いてあった。


 言われてみれば、自分もそんな年になったのかと愕然とした。


 歩いて、ドーパミンを出して、逃避していたのだ。


 今日も夢を見たのだと思う。


 何を見たのか、どんな夢なのか、忘れたが。


 起きる前に「第三次空襲警報」とささやかれた。


 呆然として、やる事がないので、ひさしぶりに、ここに来て、更新した。


 今、気が付いた。


 ここは、避難場所だったのだ。


 なんだ、そういうことのなのか。


 もう、いちど、寝よう。

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