第42話 テレビ

 長屋の借家で寝転がってテレビを見ている夢を見た。


 寝ころびながら、テレビを見ていたら、声が出ない。


 家主に気を使い音を出せないのか、画面を大きくしたり小さくしたり。


 洗濯機を使って洗濯物をしていたが終っていない様子だった。


 数字選択式の宝くじを買っていた。


 412。


 バカな量を買っていた。


 これが夢だと気が付くまで、今回、かなり時間がかかった。


 目が覚めると、ひとり、布団に包まって寝ていた。


 朝にはまだ早い。


 朝飯にも早い。


 口の中が渇いていたので、コップに入れていたお茶でも飲むか。


 室温で冷たくなっているけれど。

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