第6章 1.自宅や会社で音波攻撃に遭わないために

音波攻撃は、マイクロ波だけでなく低周波や中周波によっても被害が生じてしまう。

このため、「あ、何だか身体の調子が悪いかもしれない」と思った時には、自分が電波の被害にあっている可能性もある。

電波は目にみえないものなので、被害を実感した時には、かなり身体への影響が出ていることもある。


自宅や会社で音波攻撃やマイクロ波攻撃の被害を被った時の対策を講じておくのは賢明なことだ。

低周波であればまだしも、強力なマイクロ波が使われていると考えると恐怖を感じる。

自宅で音波攻撃の被害を被っている人は少なからず存在する。

そういった人がインターネット上で声を上げているのが探してみるとわかってくる。

電磁波を悪用した攻撃は、日本ではまだまだ知られていない。

そのため、悪用をする輩が後を絶たないという状況に陥っているようだ。


だが、昨今は基地局が多くなってきていることから電波に関する規制も強化されてきている。

身近で使用出来る電波の種類が増えていて、電波に関して興味を持ち研究する人も現れてきている。

国の機関としても、防衛省には情報本部があり、そこには電波部が設置されている。

「電子戦」に備えて、電波部をはじめ自衛隊も強化されているのだ。

すでに十分な研究が、国家レベルではなされていることもあり、大衆の間でも知られるのは当然だ。



海外でマイクロ波を使った様々な大きな事件が起きている。

「ハバナ症候群」がもっとも有名であるが、中国が音波兵器を使用したことも一部で報道された。

日本では、不思議なことに、報道機関がこの電磁波攻撃に関しては一般に知らせようとしない。


さて、この状況下で音波被害に遭わないためにはどうしたら良いのだろうか。

それは、自宅や会社で使用する電波をなるべく少なくすることに他ならない。

時代に逆行しているかもしれないが、自宅では使用していない電子機器は電源をオフしておくことが良いようだ。

一番良いのは、シールドルームを作ることだが、完全にマイクロ波まで遮断するものを想定すると家1軒分の価格になってしまう。

簡易的に出来ることは、雨戸を鉄素材のものに変更することだ。

これによりマイクロ波はある程度遮断可能になる。

球に雨戸を変更する事は出来無いので、アルミホイルを使用するの良さそうだ。


会社でも、ドアを鉄に変更することや、冷蔵庫や照明の基盤のシールドケースを作ることが考えられる。

パソコンをはじめ、精密機器を使用する会社が増えている。

そのこともあって、「電磁波対策グッズ」は大勢の人が利用するようになっている。

電波を使用する精密機器に長時間携わる人は、防御用衣類を身につけるのは攻撃を防ぐのに多少は役立つように思う。


マイクロ波兵器や音波兵による攻撃の被害に遭ってしまったら、出来るだけ早めに防御するようにしなければならない。

それと同時に、どれぐらいの強さの攻撃に遭ったかを様々な測定機器を用いて記載することを忘れてはいけない。



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