第12話
大会本番、カズヤは呼ばれた。
「おまえが”カズヤ”か、なかなか暴れているようじゃないか?くろみつからは言われている。今日も”禁じ手”を使うのか?」
「なんなんですあなたは!?僕はいまから忙しいので。」
、、、ボーーーカン!!!!
カズヤの目の前で大きい衝撃が起きた!
「わたしのはなしを聞かないなら君には”退場”してもらう。」
カズヤは震えていた、、、
「なんなんです???ぼくはただ”ゲーム”をしに来ただけです。」
「おまえはやってはいけないことを犯した。ここで処罰されるか”わたしら”の言うことかの2択しかないんだよ。黙って言うこと聞きな!」
「わ、わ、わかりました。じゃあなんなんです?」
「おまえの”禁じ手”どこで”拾った?」
「ぼくは禁じ手など持っていません!」
「過剰僭越、オーバーワーク、貫通チート、これらをお前が作れるわけがない。出はどこなんだ?」
「ぼくはそんなもの、、、」
ミタスはポケットから拳銃を取り出して、カズヤに向けた。
「3秒やる。答えろ。」
「ぼくはかんけ、!!!」
ミタスはカズヤの左足を銃弾で打ち抜いた。
「ぎゃああああああああ!!!!!!!!」
「こたえな。次は右足を狙う。」
「わかりました!これは闇市でパックで売っていたんです!!!ぼくは作ってません!!!」
「なるほど、港区から出たんだな。わかった。これをもっておけ。」
ミタスはポケットからスマホとイヤホン型通信機をカズヤに投げた。
「こ、こ、これは?」
「今日からお前は”デスサイズ”のしたで働いてもらう。文句を言った場合、おまえは処刑される。よく理解しておくことだな。それを付けな。」
カズヤは急いでそれらを拾い集め、イヤホン通信機を耳につけた。
「ようこそ!!!カズヤ君!!!きみは今日からデスサイズのメンバーだ!!!」
「だれなんだおまえ!?」
「わたしの名前はブラック、またの名を”黒蜜”!よろしくたのむよ!今日から君の”ゲームライフ”は保証された!安心したまえ!さあ!今日は君の”弟”コウキ君との試合じゃないか!せっかくだ、きみが集めた”禁じ手”ぜひ使いたまえ!!!」
「ブラックさん良いんですか?」
「もちろんじゃないかミタスちゃん!今回はこういう”仕様”だ。この先のストーリーから行くなら、”この2人”には”ひとばしら”になってもらおう!なぁ、カズヤくん!」
「ぼくは、ぼくは、、、」
「カズヤくんは錯乱状態のようだね、とりあえず、わたしが指導するとうりにしたまえ!きみは”呪眼”として選ばれた!ぜひ、がんばりたまえ!きみは今回の人生、”おとうと”たる”コウキ”を倒さないといけないよ!これからぼくがチューニングアップをしてあげよう!恐れる必要はない、福利厚生は整っているからね!では”ゲーム”」
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