第9話
ハルトとウルトは話していた。
黒蜜さんから、次のゲームの大会「アート」について。
ゲームの大会とはゲームの儀式である。
これが滞ると、世界のゲームが縮小する。だがそこでなにか大変なことが起こると、世界は呪われ、”ゲームの災い”がおきる。
「黒蜜さんは次の大会について何か言っていましたか?」
「今回の大会は”お前らに任す”。大会設定はわたしがやっておいた。あとはただ運営しておけばよい。だが”なにか”は起きる。とりあえずメンバー全員の成績表とプレイ動画をよく見ておけ。”精工たる呪眼”があらわれる。”コウキ”は育てておいた。(カズヤ)によく注意しておけ。”呪い”がくる...と言っていたよ。」
「とりあえず運営だけしておけば良いんだね。」
「まぁプレイヤーはチェックしといたほうが良い。あとはトーナメント表しだいだけど、かなり大変なことになるね。」
「黒蜜さんは来ないんですか?」
「黒蜜は”上の”大会の運営をするから今回は来れないらしい。」
ひとつのゲームの大会は儀式である
もし呪いが生まれてしまったら、世界は破滅のロードをたどる
なめてはいけない
あなたが勝負し、倒すべき相手をよく見定めよ
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