第8話
うるとよ。おまえはゲームを背負っていかないといけない
これからの世界はゲームがすべてのものの義務になる
われわれ...
今日は久々にストリートファイターの授業である。
”コウキ”は最近急激にゲームがうまくなっている。
ART「アリエーション・リバリラント・タイム」の大会も近い。
通称”アート”と言われる、この大会は今のところ”中流”と言われる大会である。
基本みんなひとつのカテゴリーに対して3つのマスターゲームを持っている。
格ゲーだけでも「竜法」、「DMO」、「OAR」など由緒ただしいものが300種類ある。
むかしは少なくて10個もなかったらしい。
”ゲームは攻略しないと増えない”
つぎのたいかいまでに”わざ”を10個あつめないといけない。
せんせいには”あなたのやりかたには問題がある”と言われたけど、おれは”このやり方がやりやすい”んだ。コウキにはぶちぎれられたけど。
ひとが”わざ”をみがくとき、それを万能のものだとおもっている
それさえあれば”勝てる”と
これさえあれば勝てるという”わざ”は存在しない
きみの努力からくる「自信」だけがおまえの勝負で勝てる”確信”になる
なにかに頼るな
真髄たる勝者となれ
本当のゲームはお前の中にある
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます