第2話

ある朝 目をさまし

おはよう とつぶやいた

朝陽がさしこむ 空間に

静寂だけが ひろがった


とびらの向こうに 消えていく

見覚えのある そのせなか

追いかけようと 走り出し

とどく瞬間 とびらは重く閉ざされた


うつらうつら 夢のなか

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帰る場所 二次元世界が大好き @poema

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