第57話 「きれい系エロ作家 兼 ジュブナイル作家だよ(笑) 文句あるか(笑)!」

カクコン7も、そろそろ終わりが見えてきました。

パンダも宣伝に努めねばならぬ(笑)

ということで、本日はパンダのホラー短編

「右目の奥は、いつも空っぽ」について。



最初の最後になりますが、一度だけ

まじめにお話してみようかなと思います。



このお話、1年前に考えたものです。

カクヨムで、「通学路」をテーマにしたコンテストがありましたね?

そこに書こうと思ったもの。

はじめは、主人公も相手役の少女も

ただの女子高生で。

あそこまで怖くなる予定ではありませんでした。


なので。

実は、カクヨム最強の下読みチーム様に読んでいただいたのは

正確には初稿ではありません。

初稿では、主人公が老婆になった原因はノイローゼ。自分で自分を制作に追い込みすぎたことが理由でした。

本当は何も起きておらず、すべて妄想。ライバルの少女が助けに来てくれて大団円、でした。


ところが。

これを、リアル高校生の仁志ガク(16歳)に読ませたところ


「こわくない」と一言(笑)。


パンダは思った。

ガクはかなりのラノベ読みだ。こいつがつまらん、というものは

下読みチームのみんなから

バッサリ・チョッキリ・どっかーんん!!とやられるレベルだ(笑)。


というわけで、主人公はリアルに闇落ちしていく、という話になりました。


そこから。

みなさまのアドバイスがすごかった。

とくに

「主役級ふたりの対比をやって」「あげて、落として、もう一息ほしいね」

「ここ、書き足りない。伝わらない。冒頭にも追加して」

「小人のサイズ感、わからんよ」

「死んでから時間のたっている猫の目は、ぶよぶよのゼリーですよん(個人的には、これが一番怖かった(笑))」

という具体的なアドバイスの数々が、ほんとうに助けになりました。



パンダ、思うんですけどね。

物語って、書いた後が大事。

推敲・修正・推敲・直し・推敲・大ナタを振るって修正(笑)。

この繰り返しです。

書き直すことは、自作を読みなおすことになります。

読めば読むほどに

「自分はここで、何が言いたいのか。誰に何を伝えたいのか」が先鋭化されてきます。

後は余計な部分をかっさばき、骨を入れ替えて肉をつけなおし、つまりは

そっくり書き直すくらいに直してから。


ようやく外に出せるんです。

「右目の奥は、空っぽ」では、パンダは下読みしてもらい、そのあと公開してからどんどん直しました。

……そう。

どんどん直したの。


でね。

ラスト、また変わってるよ(笑)。

いちどホラーに振り切った後、やっぱりアオハルに戻した(笑)。

それがパンダのスタイルだと思ったからです。


よかったと思う、直して。

最終的に、「右目の奥は、いつも空っぽ」は

ジュブナイル作家としてのパンダの代表作になると思います。

え? きれい系エロ作家の看板はおろしたのかって?


おろさねーよ(笑)。わるいけどね、カクヨム公式がドサバサ 7作品をエロすぎ公開停止にしよーが。

パンダは「女子用エロ作家」だ。

これだけは、胸を張って言えます。


世間がラノベラブコメに流れようが

ミステリー+キャラ文が盛り上がろうが。

パンダはきれい系エロ作家以外の、何ものでもないよ(笑)。

それがパンダの誇りであります。


ま。でも。1月末までは、ジュブナイル作家だからね(笑)。

中・高生の皆さん、安心してお読みくださいね!



どんな状況でも。前を向いて。

一ミリでも二ミリでも、這い上がっていくお話を描いていきます。。



ということで。

「右目の奥は、いつも空っぽ」仁志 水ぎわ

https://kakuyomu.jp/works/16816927859899224066


最終話だけでも、お楽しみください。

https://kakuyomu.jp/works/16816927859899224066/episodes/16816927859899381706



お話は読まなくても。

珠玉のレビューだけでもお読みくださいね。



パンダより。愛をこめて。

おやすみなさい。


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