第2話 念願の

 大型ショッピングモールについてまずは電気屋に向かった。


 すると驚いたことに商品が置いてあるのだ。


「人はいなくても、もともとあった実在するものはあるんだな」


「人がいないからなんでも貰い放題じゃないか!」


 うれしくもなりながらまずはスマホを充電しないと。


 充電器があるコーナーから充電器を持って来てスマホを充電した。


「どうせなら新しい機種に変えちゃおうかな!」


 そしてずっと欲しかった念願の最新の機種のスマホを持ってきた。


 妹と母さんの3人暮らしなのでお金がなく、昔のぼろいスマホで我慢していたのですごくうれしかった。


 だいぶ昔のスマホなのであたらスマホにデーターを移行するのに結構時間がかかるのでその間にショッピングモールを見て周ることにした。


 まずはお腹が空いたのでスーパーにいった。


 そこで唐揚げ弁当とジュースを取り、椅子で腹ごしらえをした。


 次に普段しないおしゃれがしてみたくなったので服屋へむかった。


 服を選び着て鏡を見てみる。


「うん!いいかんじ!」


 とセンスのない服を着ていることに気づかないまもる。


「そろそろデータの移行できたかな」


 そして電気屋にもどった。


「お!できてるできてる」


 戻ると、ちょうどデータの移行が完了していた。


 念願の最新機種でいろいろ感動しているとすごい勢いで溜めていた通知が一気に鳴りはじめた。


 だがその大体は誰かは見当がつく。


 妹の幸だ。


 通知の八割は幸だった。


「なにしてるの」や「どこにいるの」や不在着信などすごい量を送ってきている。


 これを見てもらったらわかるとおもうが、幸は大が付くほどのブラコンなのだ。


 幸は僕とは違ってすごい美人なのだ。


 あとの通知はたくやからだ。


 すると僕のスマホに電話がかかってきた。

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