第8話 ご令嬢の隣を歩くのは陰キャにはキツすぎる
第7話で委員長会議まで書こうと思ってんですけど、思った以上に家でのお話が長引いてしまって、書けなくすいません。
まーそんなこと誰も気にしていないと思いますが・・・・
今度こそ!何かしれの進展があるかも!
信じて読んでみてください。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
家を出て、いつも通りの通学路で学校に向かった。
教室に入ると…
「お、、きたぞ!おはよう」
「おはよう」
その二人はみんなが知ってる、源くんと蓮くんだった。
「おはよう…」
源くんが僕の頭の上あたりをジィ〜と見つめてくる。
「どうしたの?源くん」
「いや〜今日の髪型に少し違和感が…」
「確かに、なんていうのかな?整ってるっていうか…」
「あ〜今日、寝癖がひどくてさ、妹に直してもらったんだよ」
すると二人は目を丸くして、驚いた顔をする。
「えええええ!?祐樹、おまえ、妹がいたのか!」
「…うん」
そんなに驚くことか?
「騒ぐなよ、源」
「だってよう、蓮!妹だぜ!妹、羨ましいぜ」
「そうか?」
そんな話をしていると、チャイムがなり、クラスのみんなが席についた。
源は席に座る前に、僕の耳元で囁く。
「なぁ、あとで詳しく教えてくれ」
僕はとりあえず、頷くことにした。
先生が教卓の前に立って喋り出す。
「よし、みんないるな。今日の連絡事項は授業後、委員長会議があるから、二人とも絶対、出席しろよ。以上だ。じゃあ、みんな1時間目の授業の準備をしろ」
そのまま順調に授業が進んでいき、気づけば、お昼休みになっていた。
「おーい、二人とも一緒にお昼食べようぜ!」
「いいよ」
そのまま一緒の3人でお昼を食べている途中のこと…
「そういや、祐樹の妹のことなんだけど」
「お前…キモいぞ」
「おい、蓮!それはひどくないか!な〜お前もそう思うよな」
僕は源くんから目を逸らした。
「まじか…まー確かに周りから見たらキモいかもしれないかもだけどよ」
「そんなこと、もういいじゃないか、それよりも早く食べないと、授業に遅れるぞ」
そう言いながら、蓮くんは僕に目を合わせて、あるアイコンタクトをされた。
僕は察して、アイコンタクトを返した。
アイコンタクトっていってもウインク程度のものだ。
しかし、正直、助かった。
僕に妹のことなんてあんまり知らないし、話すことなんてほとんどない。
第一、僕は藍と話すようになったのはつい最近のことだ。
蓮くん!ありがとう!
そしてそのまま、午後の授業の終えて、僕にとって試練とも言える、『委員長会議』。
6時間目が終わり、先生が教室に入ってきた。
「よし、みんな帰る準備はできたな、では帰りの連絡をするんだが、特にないので、はい!解散!」
うちのクラスって結構、帰りって適当だよな小林先生。
そんなことはどうでもいい、ああ…始まる!委員長会議が!
俺の心はもうボロボロよ!
祐樹の心はすでにダメージを負っていた。
それが当たり前だ。
そもそも、陰キャの僕が委員長になることがおかしいんだ!
心の中で戦っているうちに時間がやってきた。
「祐樹くん…」
「は、はい!」
僕はついつい、大きな返事をしてしまった。
「いい返事ね。行こっか」
「あ…はい」
委員長会議は第一会議室でおこなうらしい。
僕と玲香さんは会議室に向かった。
僕は今、玲香さんの隣を歩いている。
少し、周りを見渡すと、みんなの目線が僕たちに向いていることがわかる。
正直、生きている感じが全然しない。
「緊張しているんですか?祐樹くん」
「いや、そんなことはないですよ、、玲香さん」
「むむむ…」
玲香さんが突然、僕のことを睨みつける。
「…なんですか」
「名前!」
「…え」
「名前!!」
「…あ」
「私の名前をもう一度、言ってみてください」
なるほど、屋上の時の…
けど流石にまで周りにはまだ、生徒がたくさんいるし、けど、
その笑顔は反則すぎる。
可愛い!可愛すぎる!
「れ…いか」
「もう一回!」
玲香の目はより一層輝きが増した。
「いや流石に…」
「わかりました。」
玲香は周りを見て察したのか、問い詰めるのをやめた。
僕は内心、ホッとしていた。
ほんとに恥ずかしかった。
しかし、この展開、ある意味、陰キャとして、楽しめているのでは?そう思っていると
「会議が終わった後、じっくり話しましょうね」
「え…今なんて?」
そう聞いた頃、僕たちは第一会議室の前に到着した。
「2022年3月20日/改編」
・・・・・・・・
また、会議編まで書けなかった。
なるべく文字数は2000文字以内で収めたいので、そうなるとやっぱりキリのいいところで切りたくなるんですよ。
小説書くのって難しいですよね。
読んだ感想など、コメントしてくださると嬉しいです。
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