2021.12/28
今日は弟の人工呼吸器離脱に向けた動きの説明があった。仕事に復帰していた父に変わって私が母と病院に同行した。私が病院を訪れたのはこれが二度目であった。面会には母のみの入室が許された。感染症対策は依然として弟と外の世界との繋がりを阻んでいた。
説明は麻酔科の先生から行われた。弟には現在、人工呼吸器の苦痛を和らげるための鎮静の薬が複数投与されているが、弟の体には既に耐性がついており、鎮静化でも意識がハッキリとしていること。その薬は抜けが悪く、それが呼吸器からの離脱を邪魔していること。その為、抜けのいい薬に少しずつ移行することで呼吸器の離脱を速やかに進めること。弟の精神的負担を考慮して精神科の先生もカンファレンスに加わって貰っていること。ちなみにそのカンファレンスには外科、循環器外科、精神科、小児科、麻酔科など病院の総力が結集されているようなものであった。主にはその説明がなされた。
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